パタゴニアの様々なダウンウェアの中でも冬の定番となっているハイロフトなダウンウェアがフィッツロイ・ダウン・フーディです。クライミングのビレイ用ダウンとして、また寒い時期のキャンプや外での休憩着として、しっかりと体を温めてくれるその特徴をレビューします。
おすすめポイント
- ベースレイヤーとして着用することでキャプリーン・エアの特徴を最大限に感じることができる
- ロフトのある部分でしっかりと空気を取り込み保温力が高い
- 非常に軽量で嵩張らないから持ち歩くウェアとして活躍する
商品概要
ブランド | パタゴニア |
商品名 | フィッツロイ・ダウン・フーディ |
商品説明 | コンパクトに収納できる中厚のビレイ用フーディとして最適 |
価格 | ¥49,500(税込) |
重量 | 485g(M) |
管理人の評価レビュー
総合評価 | ★★★★☆ |
快適性 | ★★★★★ |
軽量性 | ★★★★☆ |
保温性 | ★★★★★ |
コストパフォーマンス | ★★★★☆ |
保温性とコンパクト性に長けた特徴あるダウンジャケット
見た目から保温力の高さが伺えるハイロフトなフィッツロイ・ダウン・フーディは、800フィルパワーのダウンにシェル素材には20デニールのパーテックス・クアンタムを採用しています。
冷たい風は高密度で編まれたシェルによって防ぎ、DWR(耐久性撥水)加工により、ダウンの濡れを防ぎます。様々な状況下で安心安全なダウンジャケットとして愛用され続けている理由に納得です。
これだけ嵩のあるダウンながらも重量はMサイズで485gと非常に軽量で、左側のハンドウォーマーポケットにパッカブルすることができるのでコンパクトに持ち運ぶことができます。
フードはヘルメットの着用に対応するように作られており、ビレイパーカーとしての使い勝手の良さが伺えます。ヘルメットをしないシーンにおいてもシングルプルのドローコードが後頭部に付いており、優れたフィット感で頭周りをしっかりと保温してくれます。
ジッパーをしめると首回りを温めてくれ、さらにフードをかぶることで肩から上の頭周りがポカポカしてきます。冬のキャンプでは体を動かさないシーンが多いので、上半身から頭頂まで温める特徴を備えたダウンジャケットが重宝します。
考えられたポケットの数と配置
左右にハンドウォーマーポケットとチェストポケットが備えられており、ハンドウォーマーポケットは指先から手首まですっぽり収まる深さがあり、冷たい手を素早く温めます。
チェストポケットはジッパーの開口部が広く、底部分が深くえぐられたような造りになっているので、グローブをした状態でスマホなどを取ろうとした時、あやまってジッパーから落ちることなく、取り出しやすい作りです。
すべてのジッパーは滑るような開閉によって、グローブをしたままの対応がしやすくストレスフリーです。内側には伸縮性のある開口部を備えた、これでもか!というほどの大きなポケットが左側のみに付いており、左右のグローブを収納しておくのに便利です。
フィッツロイ・ダウン・フーディの活用シーン
ビレイジャケットと聞くと冬期登攀やアイスクライミングを行うクライマー専用のダウンジャケットと堅苦しく考えがちですが、とにかく様々なシーンで活用できる僕の使い方を一部ですが紹介します。
冬山テント泊時のシュラフと合わせてポカポカ
僕は冬山登山を行う際にもテント泊をするのですが、このダウンジャケットを就寝時にも着用することで、冬用の寝袋の保温性を落とし軽量化を行うことができます。これは冬に限らず3シーズンにおけるテント泊でも実践していることですが、ダウンジャケット+寝袋で考え快適温度を考察しています。
寒い時期のキャンプに大活躍
昨今キャンプが大人気ですが、夏場は非常に混み合い、虫も多く個人的には夏のキャンプはあまり好きではありません。
キャンプの醍醐味は晩秋から冬にかけてと考えており、人が少なく、虫は皆無、焚き火は暖かく実はキャンプに最適な面も備えています。 そんな寒い時期のキャンプにフィッツロイ・ダウン・フーディが様々なシーンで重宝し夜も早朝もぬくぬくで過ごすことができます。
フィッツロイ・ダウン・フーディはメンズもウィメンズも販売されているので寒がりな女性にもおすすめです。