初日の出を楽しむ登山は、暗がりの中、山頂に向かって歩かなければいけない、同行する人が登山に慣れていない、アクセスしやすい、など普段の登山とは違った注意点があります。 今回は関西周辺で初日の出におすすめの山と2022年における注意点をまとめてみました。
大阪府の中で最も高い場所から見る初日の出−金剛山
大阪の中で最も早く初日の出を望むことができるスポットとして、毎年金剛山頂から初日の出を楽しむ人が多いです。 眼下に広がる大阪市内の夜の街並みを楽しむのも、元旦だからこそ楽しめる景色ではないでしょうか。
金剛山のロープウェイは現在強度の影響で当面運休中です。金剛山の頂上から初日の出を楽しむのには、金剛登山道駐車場に車を止め、そこから登山道を約70分歩いて向かいます。
山の名前 | 金剛山 |
都道府県 | 奈良県 |
標高 | 1,125m |
天気・アクセスなど | 金剛山の詳細情報 |
元旦二上山発登りで奈良側から昇る初日の出を拝もう
二上山初登りは1月1日に行われ地元の方々が楽しむ初日の出イベントとなっています。大阪府と奈良県の境にある二上山の頂上までは登山道が整備されているため、登山初心者の方でも比較的容易に歩くことができます。
万葉の森駐車場に車を停め、474mの山頂までは約30分ほどで到着することができます。
山の名前 | 二上山 |
都道府県 | 奈良県・大阪府 |
標高 | 517m |
天気・アクセスなど | 二上山の詳細情報 |
眼下に広がる大パノラマと初日の出が美しい六甲山
六甲山の初日の出は六甲ケーブルを利用することで初日の出を楽しむことができるスポットです。2022年は2年ぶりに早期特別運転を実施することが決まり混雑することが予想されます。
六甲山からの初日の出は天覧台からが特に美しく、カフェも併設されているため安心して初日の出を楽しむことができます。
六甲ケーブルは午前6時から15分おきに運行します。
- 大人片道600円往復1100円
- 子供片道300円往復550円
天覧台は朝6時から解放される予定となっています。 また展覧台にあるTENRAN CAFEは午前6時から9時までの早朝営業を行う予定です。9時以降については通常の営業を行わず臨時休業となるため注意しましょう。
山の名前 | 六甲山 |
都道府県 | 兵庫県 |
標高 | 931m |
天気・アクセスなど | 六甲山の詳細情報 |
伊勢湾を照らしながら昇る初日の出が美しい御在所岳
御在所岳の初日の出は伊勢湾を照らしながら昇る初日の出が特に美しく、天気が良ければ富士山や琵琶湖を見ることもできます。御在所ロープウェイを使えば頂上まで一気に登ることができるので、毎年多くの人に利用されています。
2021年は御在所ロープウェイはコロナの影響で運転を中止しましたが、2022年は運行時間を5時半から開始し、ロープウェイを使って気軽に初日の出を楽しむことができるようです。
- 大人片道1320円、往復2450円
- 子供片道660円、往復1220円
山の名前 | 御在所岳 |
都道府県 | 滋賀県・三重県 |
標高 | 1,212m |
天気・アクセスなど | 御在所岳の詳細情報 |
初日の出登山を楽しむための注意点
山頂付近から日の出を見ることができる場所は限られています。密にならないよう間隔を開けて初日の出を楽しみましょう。
また当日は強風などの影響でロープウェイやケーブルカーが運行しない可能性もあります。必ず事前にオフィシャルサイトなどで確認をして行動しましょう。
初日の出で準備しておきたい防寒着と装備
1月1日は非常に寒いことが予想されます。ネックウォーマーやニット帽、フェイスマスクやダウンジャケットなど十分な防寒着を準備して初日の出を楽しみましょう。
おすすめはホットドリンクを魔法瓶に入れて持っていくと体を内側から温めることができるのでおすすめです。
またホッカイロをお腹や背中に貼っておくだけでも暖かさが違います。ぜひ初日の出にはホッカイロも準備しておくと良いでしょう。
また暗がりが予想されるのでヘッドライトや、もしものためのファーストエイドも持参しましょう。いつもと違う行動をするときにはできるだけ保険も万端に心がけておくことが大切です。