【東京近郊トレイルランコース】穴場スポットが点在する三浦半島縦断トレイル

三浦半島は様々なハイキングコースと地図に掲載されていないトレイルが多くあります。エスケープルートも充実しており、途中で下れば行動食や水分をゲットすることも可能です。今回紹介する三浦半島を縦断するトレイルは京急長沢駅スタート、その後東逗子駅までを走りぬける長距離コースです。

アドバイス・注意点

三浦半島の裏山の住宅街を走りながらつなげていくコースなので、トレイルの出入り口が多く、登山口も非常にわかりづらいです。事前に下調べをしてトレイルの入り口と出口を把握しておきましょう。GPSを活用したアプリやスマートウォッチを活用するとより明快でわかりやすくコース上を走ることができます。

トレイルランニングコース紹介

スタートは京急長沢駅です。ここから三浦富士のトレイルがスタートします。登山口からは急な上りが続くため、まずはペース確保のためゆっくりと歩いていきましょう。

三浦富士からは道標も多くあり迷うことなく進むことができます。まず初めに三浦富士の頂上に到着します。晴れていれば富士山を見ることもできるでしょう。

三浦富士から武山に向かう途中の見晴らしもまた美しく海を眺めることができます。

その後砲台山山頂に向かい太平洋戦争時の面影を見て次へと向かいます。武山展望台までのトレイルは走りやすく序盤の楽しみの1つです。

展望台からは1度下山をして街の中を縫うように走って行きます。このエリアはコンビニも多数あるので水分補給エリアとしてもうってつけです。衣笠インターチェンジを目指し高速道路脇を大楠山に向かって走って行きます。

大楠山は開けた場所で眺望が豊かな山です。頂上からは三浦半島、房総半島、富士山を見ることができ、簡単に登ることができる山なので子供も頂上でランチを楽しんでいます。登頂を果たしたら元来た道を戻り高速道路脇を走りながら次に畠山の登山口を探します。畠山からは乳頭山を経由し、ボルダリングスポットである鷹取山を目指します。

鷹取山は、ボルダリングエリアとしても有名で、豊かな景観を楽しめます。明治から昭和初期に石材を採取し、そのために生じた垂直に切り立った岩石が特徴なのが鷹取山です。その姿を群馬県の妙義山にたとえ、「湘南妙義」の別名があります。この奇観の中で、巨大な弥勒菩薩尊像の姿も目を引きます。鷹取山からは東逗子駅へ向かいゴールです。

スタート地点までのアクセス

京急長沢駅前から住宅街の坂道を通り抜けると、三浦富士への登山口に到着します。長沢駅前にはコンビニがあるため水分や行動食を購入し準備を整えましょう。途中にもコンビニは多数あるため多く買い込まなくても大丈夫です。