パタゴニアのR1は中間着として幅広いアクティビティでの使用が可能です。R1はいくつかの種類がありスタンダードなタイプ以外に、R1デイリー、R1エア、R1テックと4種類展開があります。 今回はパタゴニアのプレス担当者の太宰さんにR1それぞれの特徴を紹介いただき、登山でのレイヤリング方法、フリース機能の比較、おすすめのアクティビティを教えてもらいました。
保温性と吸湿発散性のバランスに長けたフリース『パタゴニアR1』
保温性 | ◯ |
吸湿発散性 | ◎ |
コンパクト性 | ◯ |
素材 | 6.9オンス・ポーラテック・パワー・グリッド・リサイクル・ポリエステル93%/ポリウレタン7% |
重量 | メンズ・R1プルオーバー:332g(M) |
ストップ・アンド・ゴーを繰り返すアクティビティのフリースとして最適で幅広いアウトドアスポーツでマルチに着用できます。グリット構造の裏地が保温性と吸湿発散性を提供します。R1コレクションの中で最も厚さのあるフリースです。
冬登山時ハイクアップ中は体が熱くなりがちなので、ハードシェルを脱いでベースレイヤーとR1で行動するなんていう使い方もできます。また暖かくなれば、防寒着としても着用できます。
アクティビティ例:冬山ハイキング・トレッキング、バックカントリースキー・スノーボード、ランニング、クライミングなど
伸縮性に優れた動きやすいフリース『パタゴニアR1デイリー』
伸縮性 | ◎ |
コンパクト性 | ◯ |
素材 | 6.3オンス・リサイクル・ポリエステル94%/ポリウレタン6%のフラットフェイス・フリース |
重量 | メンズ・R1 デイリー・ジャケット:337g(M) メンズ・R1 デイリー・ジップネック:295g(M) |
柔らかく伸縮性に優れた薄手フリース素材を採用し、ランニング等の日常のトレーニングや秋・春のレイヤリングにおすすめです。軽量で嵩張らず、コンパクトにバックパックに収納可能で、アウターを重ねる際も表面がなめらかでスムーズにレイヤリングできます。
R1エアとR1の中間的な位置づけでハードなアクティビティからゆっくりとした行動までをサポートするフリースで、さらには中間着、アウターとの使い分けも寒さに応じて使い分けることができます。
アクティビティ例:冬の日常のトレーニング、ランニング、秋や春のハイキングなど
高い通気性と速乾性を備えたフリース『パタゴニアR1エア』
通気性 | ◎ |
軽量性(ジップネック) | ◎ |
素材 | 中空糸を使用した5.7オンス・リサイクル・ポリエステル・ジャカード・フリース100% |
重量 | メンズ・R1エア・フルジップ・フーディ:366g(M) メンズ・R1エア・ジップネック:289g(M) |
高い通気性と速乾性を備えた、軽量な薄手フリースです。ジグザグ素材は伸縮性とともに程よい保温性を備え運動中にも快適さを保ち、寒冷な状況での激しいアクティビティに最適です。
R1デイリーで暑いと感じるような季節に入ると多くの出番が待ち構えるのが、このフリースでしょう。薄い素材なのでレイヤリングがしやすく様々な登山シーンで活躍するフリースです。
アクティビティ例:冬山ハイキング・トレッキング、バックカントリースキー・スノーボード(降雪時は中間着として)、冬期トレイル・ロードランニングなど 特に激しく動き続けるアクティビティにおすすめです。
ミドルレイヤー以外にアウターレイヤにも使いやすいフリース『パタゴニアR1テック』
コンパクト性 | ◎ |
撥水性 | ◯ |
素材 | ダブル織りの5.2オンス・ポリエステル92%(リサイクル・ポリエステル69%)/ポリウレタン8% |
重量 | メンズ・R1テックフェイス・ジャケット:326g(M) |
保温性と伸縮性と通気性とともに耐摩耗性を備え、雪や小雨を弾くDWR(耐久性撥水)加工を施し悪天候への耐性も備えた薄手のフリースです。アウターにも中間着にも着用できるクロスレイヤーに仕上がっています。
雨や雪も完全ではないにせよ弾くので、木々から滴る水や雪がついても保水しにくく、冬のハイキングや、バックカントリーのハイクアップでアウターとして活躍します。
アクティビティ例:冬山ハイキング・トレッキング、バックカントリースキー・スノーボードなど(降雪時もアウターとして着用可能)