パタゴニアのレディーススキーウェアの中で、耐候性に優れた万能なプロテクションが施されているのがインサレーテッド・スノーベル・ジャケットです。寒がりな私にとって安心感のあるジャケットだと思って愛用しています。今回はゲレンデスキーにおいて実際の着用レビューをしていきます。
おすすめポイント
- 防水性・透湿性・耐久性に優れたH2Noパフォーマンス・スタンダードを採用
- 脇の部分にはピットジップで余分な熱を素早く逃してくれる
- フードはヘルメットの着用に対応
- 大きさがちょうど良い豊富なポケット
商品概要
ブランド | パタゴニア |
商品名 | ウィメンズ・インサレーテッド・スノーベル・ジャケット |
商品説明 | 多用途に使えるフル機能を備え、動きやすさを重視したジャケット。防水性/透湿性/防風性プロテクションを提供するH2Noパフォーマンス・スタンダード採用の2層構造シェル素材を使用し、40グラムと80グラムのサーモグリーン・ポリエステル100%(リサイクル・ポリエステル92%)の温かいインサレーション入り。 |
価格 | ¥ 40,700 (税込) |
重量 | 882g(M) |
管理人の評価レビュー
総合評価 | ★★★★☆ |
汎用性 | ★★★★★ |
軽量性 | ★★★☆☆ |
保温性 | ★★★★★ |
コストパフォーマンス | ★★★★☆ |
防水性・透湿性・耐久性に優れたH2Noパフォーマンス・スタンダード
このジャケットはH2Noパフォーマンス・スタンダードを採用しています。防水性・透湿性をベンチマークとしてパタゴニアが開発した素材です。私はまだスキー初心者の身なので、余計な動きや力が入りがちで、汗をかいてしまうことを想定していたため、透湿性を重視しました。
また3月の終わり頃までスキーを楽しみたいと考えたときに、雪が濡れていることも考えて防水性能にも優れた素材と考えるとH2Noパフォーマンス基準のウェアは安心感があります。
暖かいけど汗をかきづらいレディーススキーウェア
インサレーテッド・スノーベル・ジャケットという名前のとおり中綿を封入したジャケットで、92%リサイクルのポリエステル綿は濡れても保温力を維持する特徴があります。
体幹部分にはインサレーションが80g、袖の部分は40gと違いがあります。気温マイナス3度前後の環境下で冷たい風に当たっても寒さを感じづらく、それでいて行動してもオーバーヒートしすぎない、アクティブインサレーションのナノエアよりも保温力のあるジャケットという位置づけです。
脇の部分にはピットジップで余分な熱を素早く逃してくれるので体温調整がしやすいのも嬉しいポイントです。
スキー中に使いやすいと感じた点
インサレーテッド・スノーベル・ジャケットのフードはヘルメットの着用に対応しているので、強い風に叩かれたり、大雪の中スキーをする時にすぐに顔全体をフードで守ることができます。
またフードのつばにフォームが入っているので、フードが邪魔になって視界を遮ることもなくよく考えられているなと感じさせてくれます。
ポケットはハンドウォーマーポケットが2つ、チェストポケットが1つ、内側にポケットが2つ施されています。
グローブをしていてもリフトに乗っていると手がかじかむのですが、そんな時にグローブをした状態でハンドウォーマーポケットに手を突っ込むと暖かく便利です。
チェストポケットは大きすぎるとグローブをした状態でスマホが取りづらいのですが、程よい大きさと、しっかりと底が作られているので、ジッパーを開けたらスマホが落下!なんていうことも防いでくれます。
内側のポケットはグローブやゴーグルをそのまま突っ込んでおけるメッシュポケットと、鍵や財布を入れておくのに便利なジッパー付きのメッシュポケットが備わっています。
パウダーガスケットはウェビングのループを利用すれば、パタゴニアのスノーパンツに取り付けることができて、雪の侵入を防いでくれます。
レイヤング方法・まとめ
ベースレイヤーに薄手のフリース(R1エア)を着用し、上からインサレーテッド・スノーベル・ジャケットというレイヤリングを試してみました。このレイヤリングは気温マイナス3度前後の環境下で体温調整がしやすくちょうど良いと感じました。
気温が低ければミドルレイヤーに厚手のフリースを採用すると良いでしょう。春のスキーではベースレイヤーに直接上からジャケットでも良いかなと思わせてくれるほど暖かく、寒がりな私にとって安心感を与えてくれるジャケットです。