2022.03.29

2種類の登山タイツ-着圧＆サポート系の効果の違い＆男女別おすすめタイツ

登山用のタイツには大きく2種類あり、着圧タイツとサポートタイツがあります。それぞれに登山時の効果の違いがあり、着圧タイツの特徴、サポートタイツの特徴を知ることで自分の登山シーンに合ったものを間違いなく選択することができます。今回はこの2種類の登山タイツの違いと、男女別のおすすめ登山タイツを紹介します。

2種類の登山タイツ-着圧＆サポート系の効果の違い

登山用タイツを総称してサポートタイツと紹介される事があります。このサポートタイツの中で着圧系とサポート系の2種類に大別できます。それぞれ効果の違いがあるので、以下の表で整理します。

上の表のようにそれぞれのサポートタイツで体への効果、それによって得られる結果に違いがあることがわかります。どちらも筋肉や脂肪のブレを抑制する働きがあるので登山のパフォーマンス向上につながる点は同じです。

次にそれぞれのサポートタイツがどのような仕組みで体への効果を与えているのか機能について紹介します。

着圧系タイツの機能・こんな人におすすめ

着圧系タイツは下半身全体に圧力をかけて、血液の循環を促すことで冷えの防止、むくみを軽減します。足先の血液は、体の中で唯一重力に逆らいながら心臓に戻っていきますが、その際ふくらはぎがポンプの役割を果たします。このふくらはぎがむくんでしまうと、血液の循環が悪化し、むくみと冷えが生じます。これを助けるのが着圧系タイツです。

登山をしたあとに体がむくんで日常生活に支障をきたす人や、長距離縦走登山で、次の日に疲れを残したくない場合におすすめです。また足の冷え性に悩んでる人には日常からの使用がおすすめです。タイツではなく着圧ソックスを利用している人が増えています。

サポート系タイツの機能・こんな人におすすめ

サポート系タイツは腰と股関節の安定、登山時のひざへの衝撃を軽減、太ももやふくらはぎの筋肉をサポートし筋肉疲労を軽減する働きがあります。サポート系タイツを履くだけで足全体に必要なテーピングを施しているような効果を得ることができます。

登山をする時に膝の痛みが気になる。登山初心者で筋肉疲労が心配。テント泊や縦走登山にこれから挑戦するといった方々におすすめです。

サポートタイツを着用する際の注意点-着脱タイミング

サポートタイツを着用して登山をする際は必ず行動前から着用しましょう。むくんでしまった後、膝の痛みが生じてしまった後に入っても意味がありません。

登山終了後もむくみや痛みなどが気になる場合はタイツを履き続けることでより効果を得ることができます。

サポートタイツを着用する際の注意点-サイズや種類の選び方

着圧タイツ編

着圧タイツの場合は足の一番下から圧力をかけることで効果を引き出すことができます。タイツではなく着圧ソックスを選ぶ人がいるのもこういう理由からです。

お尻や太ももに疲労が溜まりやすい人はタイツを選ぶと良いでしょう。また登山用タイツとして選ぶ場合はハーフタイツではなくロングタイツを選ぶことで効果を高める事ができます。

サポートタイツ編

サポートタイツの種類は登山用、ランニング用などと作りが異なります。登山で使用する場合は、山登りに特化しているサポートタイツを選ぶようにしましょう。

男女別おすすめタイツ-着圧系タイツ

C3fit インスピレーションロングタイツメンズ＆レディース

一般医療機器「弾性ストッキング」にあたる段階着圧設計のロングタイツです。コンプレッションによる血行促進効果でむくみを軽減でき、より良好な身体コンディションに導きます。肌ざわりがソフトで馴染みのよい、ナイロンベースの素材を採用。縫い目には特殊なテープを貼り肌面をフラットに仕上げています。UVガード付きで日焼け対策にもなります。レディースはブラック、ネイビーの他に、明るいグレーからの展開です。

CW-X スタイルフリーボトムメンズ＆レディース

CW-X独自の段階着圧設計で、脚の動きをサポートします。ライトな履きごこちで動きやすいのが特徴です。CW-X独自の段階着圧を採用しています。

ソックウェルの着圧ソックス

足の冷え性に悩んでる人には日常からの使用がおすすめです。タイツではなくソックスは日常使いもしやすくおすすめです。ソックウェルはメリノウール製なので、登山時の汗の匂いも軽減できます。

男女別おすすめタイツ-サポート系タイツ

C3fit インパクトエアーロングタイツメンズ＆レディース

C3fitラインナップの中で最も多くの部位をサポートするロングタイツです。腰、もも、膝、ふくらはぎをしっかり守りながらも、C3fit独自の立体設計により動きやすさを両立した一枚です。発汗時も肌面のべたつきが少ない通気性に優れたドライメッシュ素材を主素材として採用。サポート部位には軽量・薄手のキックバックの強いストレッチ素材を使用しているので、しっかりとしたサポート効果を保持しながらも、大幅に軽量化に成功しています。