冬の登山ではゴアテックスプロのハードシェルを着用している花谷泰広さん。暖かくなってくる春、夏山登山、寒くなってくる秋の登山ではゴアテックスウェアにどのような変化を加えるのか聞いてみました。
気温の変化でゴアテックスウェアを使い分ける
冬の登山ではハードな環境下において耐候性に優れたゴアテックスプロのハードシェルを愛用しています。少し暖かくなってくると、ゴアテックスアクティブのウェアを着用することで、汗をこもりにくくしています。
夏の登山でもレインウェアにはゴアテックス製のアイテムを使用していますが、オールシーズンで共通している特徴があります。
気持ちよく行動する為に3層構造のゴアテックスウェアを選ぶ
3層構造のゴアテックスというのはウェアを選ぶ際に重視しています。3層構造は裏地があるので肌へのベタつきが少なく快適に行動できます。2.5層と3層構造のゴアテックスウェアを天秤にかけたときに、軽量性よりも快適性を選択します。
3層構造のゴアテックスウェアでもかなり軽い
登山ウェアを購入する資金が潤沢であれば、状況に応じてゴアテックスウェアを使い分ければ良いと思うのですが、使い分けるほど購入するのが困難という方が大半かと思うので、3層構造を選ぶほうが間違いないかなと思います。
最近では3層構造のゴアテックスウェアでも十分軽いものを手に入れることができます。肌に触れた時の不快感や、耐候性の面でも3層構造がベストな選択だと思っています。
3層構造を採用した春夏秋冬でおすすめのゴアテックスウェア
ザノースフェイス ジャケット クライムライトジャケット
ゴアテックスのマイクログリッドバッカーを使用したレインジャケットです。3層構造ながらも軽量でハリ感のあるしっかりとした着心地があります。パックを背負ったままでもラクに腕を上げることができる縫製や、ヘルメット対応のフードなど汎用性が高い3層構造のゴアテックスウェアです。
モンベル ストームクルーザージャケット
ゴアテックス ファブリクス3レイヤーでありながら、2万円代で購入できるコストパフォーマンスに優れたジャケットです。耐水圧50,000mm以上、透湿性35,000g/m²と優れた特徴を備え、3シーズンの登山で安心を与えてくれるジャケットです。