エバニューTiフーボーは、0.1mm厚チタンで作られたわずか17gの超軽量設計の風防です。そしてTiフーボーを購入するとついてくるケースは山で使用するお椀としても使うことができる、山ごはんをするときにめちゃ使えるアイテムなんです。今回は
- エバニューTiフーボーの風防としての特徴
- エバニューTiフーボーの使い方
- Tiフーボーと風防ケースとクッカーのスタッキング方法
- 風防ケースを取り入れた山ごはんの楽しみ方
という4本立てでエバニューTiフーボーの魅力を伝えたいと思います。
おすすめポイント
- 0.1mm厚チタンの板なので、アルミのように折れづらく、クッカーやTiフーボー用ケースの中に丸めて収納しやすい材質
- 繋げずに単体で使用することもできるし、繋げて風防に高さを持たせることもできる
- クッカーの直径サイズに合わせて風防のサイズを調整することができる
- 風防ケースは食品衛生規格で100度までの熱いものを入れても問題ない
- エバニューTiフーボーコジーを使えばフーボーのケースが保温ケースに昇華
商品概要
ブランド | エバニュー |
商品名 | Tiフーボー |
商品説明 | フーボー・その名の通り風を防ぐ事 0.1mm厚チタンを採用し余計なパーツを排した設計は、比類なき収納性・軽さ・最適な剛性を実現 |
価格 | ¥5,280 |
重量 | 17g |
サイズ | 40.5x5cm |
管理人の評価・レビュー
総合評価 | ★★★★☆ |
軽量性 | ★★★★★ |
コストパフォーマンス | ★★★★☆ |
汎用性 | ★★★★★ |
エバニューTiフーボーの風防としての特徴
エバニューTiフーボーは2枚の0.1mm厚チタンの板で構成されています。0.1mm厚チタンの板なので、アルミのように折れづらく、クッカーやTiフーボー用ケースの中に丸めて収納しやすい材質です。
高さの調整で、様々な燃料における風防として機能する
それぞれの風防板には台形の大きな切込みと、上下で板通しを繋げる小さな切り込みがあります。繋げずに単体で使用することもできるし、繋げて風防に高さを持たせることもできます。
アルコールストーブや固形燃料など、燃料とクッカーの底の高さが生じない場合は単体使用で、ガスストーブなど高さが生じる場合には2段重ねというように、様々な高さで使用できる風防となっています。
風防の直径幅を変えて、様々なクッカーの大きさに対応する
風防板を円形に組むことで風防の形を成すのですが、円形にする際、ノッチと呼ばれる切り込みに引っ掛けて円形にします。この切込み部分が2箇所あり、短い円形は108mm、長い円形は124mmです。
風防とクッカーとの隙間をなくすことで、風の侵入を防ぐことができるので、クッカーの直径サイズに合わせて風防のサイズを調整することができます。
ちなみに直径108mmの短い円形はエバニューの400FDにジャストサイズの風防となり、直径124mmの長い円形はエバニューのTi570にジャストサイズの風防となります。
エバニューTiフーボーの使い方
このように高さと風防の直径を変えることで様々な大きさのクッカーやマグカップに合わせた風防を作ることができ、高さは2段階に調整することで燃料別で風防を使い分けることができます。
こうすることで効果的な燃焼効率を実現することができます。
2枚の風防を重ねる時は、同じ直径の風防を2枚丸めた後に、互い違いに重ねるように噛み合わせていきます。
風防にある台形状の大きな切り込みはカップやクッカーを五徳の上に置いた時にハンドルがくるような位置になります。
Tiフーボーと風防ケースとクッカーのスタッキング方法
Tiフーボーのスタッキング方法は幾つかパターンがあります。最もシンプルに考えるのであれば使用しているクッカーの中に丸めて風防を収納できます。
僕は風防ケースをお椀変わりに使用したいので、風防ケースに風防を収納して、更にエバニューのチタンカップ400FDをスタッキングしています。
チタンカップ400FDの中にアルコールストーブであれば五徳とストーブと燃料&ライター、固形燃料であれば五徳と固形燃料&ライターを入れて風防ケースの蓋をしてスタッキングをします。
この時注意が必要なのが、チタンカップ400FDの蓋(EVERNEW のマルチディッシュ)をクッカーの上に重ねて、その上から風防ケースの蓋を閉めようとしても閉まりません。
マルチディッシュは風防ケースの底にしまって、その上にクッカを置くような形にすることで風防ケースの蓋がギリギリ閉まります。
スタッキング方法、おすすめパターンと重量
エバニューTiフーボーを取り入れたもう1つのスタッキング方法は、エバニューのTi570の中にTiフーボーを入れて、エバニューの400FDをスタッキングするという方法です。こうするとお湯を沸かすことができるカップを2つ確保することができ、2人用のカップとしての利用や、冷めたら火をかけて温めることができるお椀として活用することができます。
このスタッキング方法は400FDのみの蓋を使用する場合、Ti570のみの蓋を使用する場合、どちらの蓋も使用する場合と3種類の方法が考えられますが、Ti570の蓋はしっかりとハマりません。いづれの場合もパッキングする際にスタッフバッグが必要です。
スタッフバッグはTi570に適した山旅のスタッフバッグの活用がおすすめです。
前者のエバニューTiフーボーのケースを使用した場合と、エバニューのTi570を使用した場合とのメリット・デメリットを表にまとめています。また各アイテムの重量も参考にしてみてください。
※横スクロールで表がスクロールできます。スタッキング方法 | 400FD&エバニューTiフーボーケース&コジー | 400FD&Ti570CUP |
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メリット | 大きなお椀が確保できる 蓋がしまる |
お湯を沸かすことができるカップが2つある |
デメリット | お湯を沸かすカップは400FDのみ | 蓋がしまらない為、スタッフバッグが必要 |
商品名 | 400FD(蓋込) | Ti570CUP(蓋込) | 風防2枚 | エバニューTiフーボーケース | コジー |
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重量 | 64g | 79g | 18g | 38g | 16g |
風防ケースの使い方とおすすめアイテム
風防ケースはポリプロピレンのケースで、食品衛生規格で100度までの熱いものを入れても問題ないとされています。
ラーメンやスープなどを入れると、熱くて持てない、冷めやすいなど…お椀としての機能が今一つなのですが、エバニューTiフーボーコジーを使えば保温ケースとなり、熱々のスープやカップラーメンなどを作るお椀兼保温ケースに早変わりします。
エバニューのこれらの魅力的なアイテムを使って充実な山ごはんを楽しんでみて下さい。