ヘストラには様々なスキーグローブがありますがヘストラ のスリーフィンガーフルレザーショートを選んでいる理由はいくつかあります。今回はスリーフィンガーフルレザーショートの特徴とおすすめポイントを紹介します。
おすすめポイント
- インナーグローブが濡れてしまった場合、取り外して交換できる
- 三本指ミトン形状で保温力と操作性のバランスに優れている
- インナーグローブは五本指で、指と指が離れているので人差し指だけを独立して使うことが容易
- 手のひら側にネオプレーンを配したベルクロ止めのカフで手首にしっかりフィット
- 手の甲部分には保温力を高めるためにさらに厚手のフリースが縫い込まれてる
商品概要
ブランド | ヘストラ |
商品名 | スリーフィンガーフルレザーショート |
商品説明 | 5本指グローブの操作感とミトンの保温力を兼ね備えた3フィンガーモデルは、厳冬期の雪山ライドになくてはならない存在。 |
価格 | 16,500円 (税込) |
管理人の評価・レビュー
総合評価 | ★★★★☆ |
操作性 | ★★★★☆ |
保温性 | ★★★★★ |
コストパフォーマンス | ★★★★☆ |
インナーグローブを取り外すことができる
寒い季節に使用するグローブはインナーグローブを取り外すことができるものを選んでいます。グローブの中に雪が入り込むなどでインナーグローブが濡れてしまった場合、取り外すことができないタイプは乾かすのに苦労します。と言うか当日中乾かすことは困難です。
その場合インナーグローブを取り外して、手持ちのグローブに変えることで手を暖かく保つことができます。リスクヘッジという意味でインナーグローブの取り外しは重要です。
取り外すことができることで指先感覚は鈍ります。細かな作業のしやすさは取り外すことができないグローブのほうが良いですが、リスクを重んじて取り外すことが出来るグローブを選んでいます。
三本指ミトンであるということ
保温力を高めたいけれども細かな作業もグローブをしたまま行いたい、そんなニーズに応えてくれるのが三本指ミトン形状です。
インナーグローブは五本指で、指と指が離れているので人差し指だけを独立して使うことが容易です。
ミトン形状だけれども人差し指だけ独立した三本指ミトンなので、人差し指と親指を使って何かをつまんだりすることができます。ジッパーの開閉、スキーバンドの取り外しや取り付け、ヘルメットやザックなどのバックルの取り外しと取り付けなど、バックカントリーでは様々な動作が必要になります。
短いカフで雪の侵入を防ぐ
雪が降ることの多い厳冬期では、グローブの上からハードシェルの袖が覆うようなタイプのグローブを選んでいます。いわゆる短いカフを採用したグローブです。
雪が降っている時、バックカントリースキーでは肩より手が上に行くことが少ないので、ハードシェルがグローブの上に覆われているタイプの方が雪の侵入の確率が減ります。
逆に手をあげることが多いアイスクライミングなどではグローブのカフが長いタイプの方が良いでしょう。
ヘストラのスリーフィンガーフルレザーショートは、手のひら側にネオプレーンを配したベルクロ止めのカフで手首にしっかりフィットしてくれます。
ここまでが寒い季節で特にスキーツアーなどで使用するグローブで重視するポイントです。次はヘストラ のスリーフィンガーフルレザーショートならではの良さを紹介します。
とにかく暖かく操作性も良い
インナーグローブに使用されているのはG-LOFTと呼ばれる超極細のポリエステル繊維から多くのデッドエアを生み出しロフトを作る、肌触りが滑らかな素材を使用しています。洗濯をしてもへたりづらく、さらに濡れても速乾性に優れた特徴を備えています。
ミトン部分を裏返すと手の甲部分には保温力を高めるためにさらに厚手のフリースが縫い込まれており、保温性を高めています。
手のひらから指の部分はできるだけ細かな作業が容易に行えるよう、無駄な素材を省きシンプルな構造で丁寧に縫製されています。
手のひら側は耐久性に優れグリップ力もあるゴート皮革、しなやかで柔軟性のある牛皮革を指を曲げやすい箇所に使用しています。
この1つのグローブを細かくチェックしてわかるように、アクティビティでの使いやすさはもちろん、手のリスクをしっかりと考えて作られたグローブブランドであることが分かります。