パタゴニアに新しく仲間入りして間もないキャプリーン・クール・メリノは、天然素材のメリノウールと化学繊維のハイブリッドで、速乾性と耐久性を高めた春夏の登山やトレイルランニングにおすすめのベースレイヤーです。タイプはロングスリーブとTシャツタイプがあります。今回はこの2つのタイプのメリノウール製ベースレイヤーをレビューします。
おすすめポイント
- 生地が薄く、しなやかな着心地
- ベースレイヤーの中でもパタゴニアの製品は圧倒的な乾きの速さ
- 縦走登山では日焼け対策としてロングスリーブを選択
- 行動中はさらりとした肌触りが持続
商品概要
ブランド | パタゴニア |
商品名 | キャプリーン・クール・メリノ |
商品説明 | 通気性を備えたメリノウール製テクニカル・トップ。体温管理と防臭効果を発揮し、幅広い状況で激しく運動している際も体を快適に保つデザイン。 |
価格 | Tシャツ:¥ 9,350 (税込) ロングスリーブ:¥ 11,000(税込) |
重量 | 105g(M) |
管理人の評価レビュー
総合評価 | ★★★★☆ |
快適性 | ★★★★☆ |
保温力 | ★★★☆☆ |
コストパフォーマンス | ★★★★☆ |
速乾性に優れたメリノウール製ベースレイヤー
様々なメリノウール製ベースレイヤーの中でも、パタゴニアのキャプリーン・クール・メリノは生地が薄く、しなやかな着心地が特徴的です。
この生地の薄さと35%混紡されたポリエステル素材によって、メリノウール製ベースレイヤーの中でもパタゴニアの製品は圧倒的な乾きの速さがあります。
トレイルランニングをしていて、樹林帯で汗をかき、発汗量を抑え、息を整えるために、日向の登山道を数分歩いていると『もう乾いている』という速乾性に驚くことしばしばです。
高所登山と低山でベースレイヤーは素材別で使い分ける
高所の登山では夏山でも朝方、夕刻は冷たい風に当たることが多く、気温の変化も低山に比べると圧倒的に可能性が高いです。このようなリスクを含む登山ではメリノウール製のベースレイヤーが安心です。
それでも日が当たると汗ばむことが多く、パタゴニアのメリノウールウェアの涼しい着心地がお気に入りです。
低山では日帰り登山が多く、また気温の変化もさほどない夏山登山では速乾性により優れた、キャプリーン・クール・ライトウェイトがアクティビティを心地よくさせてくれます。
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パタゴニア公式サイト メンズ・キャプリーン・クール・ライトウェイト・シャツTシャツとロングスリーブの使い分け
ロングスリーブとTシャツの2種類のメリノウールベースレイヤーはアクティビティによって使い分けています。
春夏の暖かい日のトレイルランニングはTシャツの出番が多いです。化学繊維のベースレイヤーを着用し、汗をかいて乾くのを繰り返していると、気付かずお腹が冷たくなっています。
メリノウール製のベースレイヤーは肌が冷たくなりづらく、パタゴニアのキャプリーン・クール・メリノは、それでいて涼しいのが特徴です。
稜線を歩くシーンが多い縦走登山では日焼け対策としてロングスリーブを選択します。
またバックカントリースキーでは、ハイクアップで汗をかくことが多く、厚手のメリノウールベースレイヤーだと、なかなか乾きづらく気持ち悪さを感じるため、パタゴニアのキャプリーン・クール・メリノに手が伸びます。
Tシャツもロングスリーブも、汗をかいてビチャッとすることがほとんどなく、行動中はさらりとした肌触りが持続します。
メリノウール製のベースレイヤーは匂いがしない
一泊以上の縦走登山、渓流釣り、バックカントリースキーなどでは匂いが気になるので、汗をかくほどに暑いことが分かっていてもメリノウール製のベースレイヤーがやっぱり良いです。
化学繊維のベースレイヤーは、汗の匂いが気になりだすと蓄積されるように臭いがひどくなり、行動中も気持ち悪く感じます。
このような機会では、乾きが早く、匂いもしない、耐久性に優れ、いつでもさらりとした肌触りが気持ち良い、パタゴニアのメリノウール製ベースレイヤー一択というほどにお気に入りです。
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