2022年のパタゴニアの登山シーンに最適なザックは、アルトヴィア・パックで4種類の容量、アセンジョニスト・パックで2種類の容量、合計6モデルから自分の登山シーンに合わせて選択することができます。今回はこの6モデルの特徴について紹介していきます。
パタゴニアのザックの共通点
パタゴニアのアルトヴィア・パックと、アセンジョニスト・パックそれぞれに共通点があります。
※横スクロールで表がスクロールできます。商品名 | アルトヴィア・パック | アルトヴィア・パック | アルトヴィア・パック | アルトヴィア・パック | アセンジョニスト・パック | アセンジョニスト・パック |
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容量 | 14L | 22L | 28L | 36L | 35L | 55L |
用途 | 日帰り登山 | 日帰り登山 | 日帰り登山 | 日帰り登山・山小屋泊 | 山小屋泊登山・クライミング | 山小屋泊登山・テント泊登山・クライミング |
重量 | 477g | 679g | 797g | 992g | 890g | 1,280g |
価格 | ¥12,100 | ¥13,200 | ¥15,950 | ¥19,800 | ¥23,650 | ¥29,150 |
サイズ展開 | S/M・L/XL | S/M・L/XL | S/M・L/XL | S/M・L/XL | S/M・L/XL | S/M・L/XL |
ハイドレーション | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | なし | なし |
レインカバー | 付属 | 付属 | 付属 | 付属 | なし | なし |
サイドポケット | メッシュポケット | メッシュポケット | メッシュポケット | メッシュポケット | なし | なし |
ポケット | メイン+上部 | メイン+上部+フロント | メイン+蓋上部+蓋裏+フロントメッシュ | メイン+蓋上部+蓋裏+フロントメッシュ | メイン+フロント上部+メイン内側 | メイン+フロント上部+メイン内側 |
雨蓋 | なし | なし | あり | あり | なし | あり |
ウエストポケット | なし | あり | あり | あり | なし | なし |
シェル素材 | 140デニール | 140デニール | 140デニール | 140デニール | 420デニール | 420デニール |
まずアルトヴィア・パックは、日帰り登山やハイキング、容量の大きなモデルは山小屋泊登山に使用できる作りで、背負ったままアクセスしやすいポケットが装備されています。
ハイドレーション対応で全てのザックにはレインカバーが付属されています。サイドにはメッシュポケット、容量の大きいザックには雨蓋が取り付けられており、ポケットの数も大きさも増加します。
次にアセンジョニスト・パックは、クライミング用ザックなので岩や木々に引っかからないようザックの外側に余計なものが全て省かれています。シェル素材はアルトヴィア・パックが140デニールなのに対して420デニールの耐久性に優れた生地を採用しています。
ハイドレーション対応やレインカバーなどは付属されておらずシンプルな作りで軽量なザックに仕上げています。
アルトヴィア・パック14L
アルトヴィア・パック22Lと兄弟関係のようなシンプルで使い勝手の良いデザインに仕上げたハイキング用ザックです。フロントにはトレッキングポールやウインドブレーカーなどを固定することができ、さらにザック全体のコンプレッションにもなるドローコードが装備されています。ショルダーハーネスと背面には通気性の優れた素材を採用しているため、夏山登山で快適に使用することができます。
アルトヴィア・パック22L
日帰り登山に最適な容量のザックです。アルトヴィア・パック14Lと構造は似ていますが、フロント上部にポケットが追加され、登山装備の整理と、すぐに取り出したい物を収納しておくことができます。またポケット付きのウエストハーネスが追加されているので、行動中の小物の出し入れが左右で可能になります。
アルトヴィア・パック28L
アルトヴィア・パック36Lと兄弟関係のような装備が増えても使い勝手の良い構造を取り入れたザックです。アルトヴィア・パックの良さを最も感じることの出来る作りで、雨蓋部分を開くと自動的にメインポケットのドローコードが開き、中の物が取り出せる仕組みとなっています。閉じるときもドローコードを弾くことでメインポケットと蓋が同時に閉じるデザインです。このデザインによって素早くメインポケットの中のものを取り出すことができます。
メッシュポケットは左右とフロントが繋がっているようなデザインに仕上がっており、水筒やウインドブレーカーなど様々なものを収納しておくことができます。
アルトヴィア・パック36L
アルトヴィア・パック28Lの容量を増加させているだけでなく、背負い心地を良くするためにショルダーハーネスのパッドに厚みをもたせ、さらにコンプレッションストラップを下部に追加し装備容量の変化に対応したザックに仕上げています。
アセンジョニスト・パック35L
クライミング用ザックならではのシンプルさに加えて、持ち歩く装備の容量に応じて変化させることができるザックです。背面シートとヒップベルトのパッドの取り外しができ、軽量化が可能です。背面シートはテント泊用マットとしても使用ができ、ファストパッキング用ザックとしても面白い使い方ができるザックです。
アセンジョニスト・パック55L
クライミング用ザックとしては大きい部類に当たる55Lの容量を収納することができるザックです。こちらのザックも雨蓋、フレーム、ヒップベルトのパッドの取り外しができます。ザックの外側にはアセンジョニスト・パック35L同様、アイスアックスやロープの取り付けに優れています。