エバニューは毎回面白い登山用品がリリースされる楽しくて面白いメーカーです。そんな面白い山道具の中でもひときわ目立つのがドリップリングです。この薄っぺらいチタン製の丸い穴の空いた板で美味しいコーヒーを飲めるんだから驚きです。このエバニューのドリップリングを使って上手なコーヒーの淹れ方をレビューします。
商品概要
ブランド | エバニュー |
商品名 | ドリップリング |
商品説明 | ドリッパー兼アルコールストーブの点火棒・兼M10のレンチ |
価格 | ¥1,430 |
重量 | 9g |
サイズ | 85×55mm |
管理人の評価・レビュー
総合評価 | ★★★★☆ |
軽量性 | ★★★★★ |
コストパフォーマンス | ★★★★☆ |
正しい道具を使えば簡単にコーヒーを淹れることができる
コーヒーをドリップ中にフィルターが傾いて粉をこぼしてしまう下手な入れ方を模倣する記事もありますが、まったく問題なく簡単にコーヒーをドリップすることができる道具です。
使う道具はエバニューのドリップリングのほか、トランギアのケトル0.6L、ウィルドゥのフォールダーカップ、ちょっと大きめのフィルター、山旅の山型鍋つかみです。
トランギアのケトルを使用する理由は細いお湯を注ぎやすいからです。クッカーを使用してももちろん良いのですが、注ぎ口が付いているかが良いと思います。
ウィルドゥのフォールダーカップはエバニューのドリップリングの長さ8.5cmよりも小さく、一杯のコーヒーを入れるのにちょうど良い大きさというわけでピックアップしました。チタン製のマグカップなどでも良いと思います。
コーヒーのドリップの仕方
まずはじめに大きめのフィルターと小さめのフィルターがありますが、多くのフィルターが台形状で、底の部分が尖っておらず平になっていると思います。
その場合上の写真のように先を尖らせるように折り曲げます。折り曲げた状態でコーヒーの粉を入れると1人用のコーヒーフィルターだと1人用のコーヒーの粉が溢れてしまいます。
2〜3人用のコーヒーフィルターを使って折り曲げるとちょうど1人前のコーヒーの粉をフィルターに入れることができます。
またフィルターに折があることで、エバニューのドリップリングの穴に差した時にしっかりとします。
ここにお湯をゆっくりと注げば完了です。少し多めにお湯を入れてみたり、中心ではない場所にお湯を注いでみたりしましたが、しっかりと安定しており、何も問題なくドリップをすることができます。
コーヒーを淹れ終わったらドリップリングの先端を持って、ゴミ袋にポイとするだけです。登山でランチをしたあとにゆっくりとコーヒーを飲むときは、ドリップリングに突き刺した状態で乾かしておくと、ゴミが軽くなります。