このパーゴのラッシュというザックに出会ってからは、トレランにはいつものように使ってます。3種類の大きさがあってラッシュ7で7リットル、ラッシュ12は12リットル、ラッシュ28は28リットルと大きさの違いがあります。
パーゴ ラッシュの共通点
大きさは違えど全てのザックに共通しているのが前のベルトが全て同じ形なんですね。またファスナーを前面にあるポケットに採用していないというのが特徴です。
パーゴ ラッシュの考えられた施し
メインの収納以外はファスナーを使っていなくて、生地のストレッチと平面の裁断でボトルを抑えるので揺れ、ブレがないんです。出し入れもボトル、ジェルなどファスナーの開け閉めの必要なく最低限の行動で行えるんです。
またザックに収めた様々なものが取り出しやすい、いわゆる手が届く範囲に収めることができて、さらに取り出しやすくしまいやすい。ストレスなく使えるというのが大きいです。
大きさの異なるパーゴ ラッシュ
下の筒の形状になった場所には左右どちらからもアクセスできる収納場所になってるんですね。ここには僕の場合コーラーを入れることが多いです。栄養云々というよりも、コーラーを飲むと「あ〜スッキリするなあ〜」っていう精神安定剤的な役割があって、好きで買っちゃいますね。(笑)
ラッシュ7は100キロ以下のレースなどで使います。ラッシュ12と比べて容量だけの違いがあるだけで、作りはほとんど一緒なんです。
ラッシュ12は使う機会が多くて練習用とレース用と2つ使い分けるほどに出番が多いです。100マイルのレースではこのザックの出番になります。例えばUTMFではレギュレーションが決まっているので、それらをしっかりザックに収めつつ、そこから自分にとって足りないものを収納して、という使い方をしています。
レースの季節・気候だったりでインナーを多く持っていくとか、そういう入れるものの気遣いをしています。トップランナーの人たちだととにかく荷物をミニマムにしていく思考が強くなるんですが、僕なんかだと、そういう思考ももちろんあるんですが、なんだかんだ必要なものを収納していくと12リットルというサイズがちょうどいいんですね。
レースで使うパーゴ ラッシュ
2015年のUTMFに出場している選手を見ていると、僕はラッシュ12を使っていたんですが、ラッシュ7を使用している人も多く見受けられました。そもそもラッシュシリーズで採用されている生地はストレッチするんですね。だから7でも必要な荷物は入れることができるんですね。でもやっぱり伸ばしすぎると生地が傷んじゃうと思ったのと、走っている姿を見て、バランスを保ちづらそうだな、っていうように感じて僕はラッシュ12を使うようにしています。
パッキング時に注意していること
以前雑誌でも紹介させてもらう機会があって、その時にもお話ししたんですが、やっぱり中に入れる容量に合ったザックを使うというのがベストだと考えていて、「入れすぎ注意」なんて周りの方にお話ししたりすることもありますね。
ショルダーにパッドが入っているというのと、ラッピングシステムと言ってラッシュ独自なんですけど荷物を入れても背中の形状に合った形を保ってくれるという特徴があるんです。これによって走っていてもブレなく背負い心地の良さを保ってくれているんだと思います。
日本のブランドなので、日本人の体型というのを意識して作られているというのも特徴の1つだと思います。
使いやすいパーゴワークス
見てのとおりとてもシンプルな作りでトレラン初心者の人にも使い勝手もよく、僕のようにウルトラトレイルでの使用まで幅広いニーズに応えてくれるという印象を感じてます。
ラッシュ28はファストパッキングやOMMレース向けに発売しているものなんですが、僕は通勤ラン用に使ってます。これの良さは縦の圧縮が可能なので、荷物が多い時、少ない時と状況に応じてザックそのもので圧縮ができるんですね。そうすることで、中の荷物の揺れを軽減できるんです。
通勤ランは基本往復していて、ザックの中には着替えや、その時々で必要な荷物を入れてます。
ザックに必ず入れるものに岩塩のタブレットがありますね。皆んなに笑われるぐらいに走るとすぐに汗をかくので、ナトリウム関連には気を配ってます。この岩塩のタブレットが僕にとってはすごく効いて、足がつってしまってからも効くんです。口に入れて舐めてたんですけど、しょっぱくて。でも飲み方をよく読んでみたら水と一緒に飲むって書かれていて。(笑)
飲み方間違っているけど効くんですね〜。(笑)今度はちゃんと水と一緒に飲みます。