ツエルト、バーナーとコッヘル、ヘルメット、レインウェアはエマージェンシー的な装備として日帰りでも持ち歩くようにしています。
ツエルトのエマージェンシー視点
ツエルトにおいては日帰りのつもりで行った山でも泊まらざるをえないようなシチュエーションの時に・・また、食事をするなどの休憩時に寒さに耐えられない時などに活躍してくれます。
バーナーとコッヘルのエマージェンシー視点
バーナーとコッヘルは、日帰りで使う想定はあまりないんですけど、ツエルトと同じように泊まらざるを得ない状況に陥った際、夜寒い時に、お湯を沸かして暖をとるという時のために、特にお客さんを案内して山に入る時には携帯するようにしています。
このツエルトとバーナー、コッヘルを持ち歩いていて良かったと思える経験を昔したんです。それは冬の八ヶ岳で日帰りで行ったつもりだったんだけど、危険を考えてツエルトを張って一度泊まった時があったんです。その時は男2人という個人的に行った山行でした。
その時にバーナーのあるなしの違いをものすごく強く感じました。あるとやっぱり暖かさが断然違うんです。限られた空間の中でバーナーの熱ってものすごく暖かく感じるんです。ましてや温かいものを飲めば体の中も暖かくなる。これは大きい差だなと感じました。
ヘルメットのエマージェンシー視点
ヘルメットはとにかくかぶり心地が一番大事だと思ってます。自分の頭に合うかをまず第一に考えて、それ以外に軽さやコストを鑑みて個人個人で好きなものが変わるんじゃないかと思います。
「これいいよ」って人に勧めても結局頭の形って人それぞれだから、「俺には合わない」っていうのが出てくると思うので、実際にかぶってみて自分にフィットするかを確かめるのが大事だと思ってます。
北アルプスを代表に危なっかしい場所が想定されない限りは持ち歩くものではないですが、岩稜帯が多く続くような場所では命を守る大事な道具だと思います。