パタゴニアのトレイルランニング向けショーツとして大定番なのがストライダー・プロ・ショーツです。今回は股下が短い5インチのモデルでトレイルランニングを楽しんだ際のレビューをしていきます。
こんな人におすすめのショーツです
- 足上げがしやすいサイズと素材のショーツが好きな方
- 豊富なポケットと収納力が魅力のショーツを探している方
- レースでも使用できるショーツを探している方
製品概要
ブランド名 | パタゴニア |
商品名 | ストライダー・プロ・ショーツ 5インチ |
商品概要 | パタゴニア製品の中で最もテクニカルなランニング用ショーツ。 |
価格 | ¥9,350 |
重量 | 105g(Mサイズ) |
管理人の評価・レビュー
総合評価 | ★★★★☆ |
軽量性 | ★★★★★ |
通気性 | ★★★★★ |
汎用性 | ★★★☆☆ |
コストパフォーマンス | ★★★★☆ |
トレイルランニング向けショーツで重視するポイント
トレイルランニング向けのショーツとして重要視しているのは、足上げがしやすく、通気性に優れ涼しいこと、汗をかいた時の肌への接触感、すぐに取り出したいものを収納できるポケットの数です。
これら全て単純なようで単純ではなく、細かな作りによってそれぞれ大きく使用感が異なります。そしてパタゴニアのストライダー・プロ・ショーツは全てにおいて満足のゆく作りで多くのトレイルランナーに愛用されていることが分かります。
足上げがしやすいから、履いている感覚が少ない
採用されている素材は非常にストレッチ性に優れており、大きく足を上げても突っ張ることはありません。また滑らかな肌触りなので肌に当たった時に気持ちいいです。
大きくスリットが入っているのでお尻側の生地が引っ張られることもなく、大きな行動を妨げることがありません。
通気性に優れて涼しい5インチ
ストライダー・プロ・ショーツ5インチの股下サイズは13cmです。ストライダー・プロ・ショーツ7インチが18cmなので5cmの差があります。
この5cmは結構違いがあって、足上げのしやすさはほとんど変わりはありませんが、涼しさに違いがあります。
低い山の森の中を走ることが好きな僕は、日が当たらないけどムシムシした環境でトレイルランニングをすることが多く、山を駆け下りる時に、ショーツの中に風が入ってきて、とても涼しく感じます。5インチだと、『あれ履いてるっけ?』と下半身をチェックしてしまうような感覚に陥ります。インナーパンツを活用するから尚更です。
素材自体にも通気性と速乾性が備わっており、汗をかいてもすぐに全体に広がって、走っている最中に乾いていきます。
考えられたポケットの数と位置とサイズ感
腰回りにポケットが配置されています。全てのポケットはメッシュ地の伸縮性のあるポケットです。
お尻側の中央にジッパー式ポケットが1つ備わっていて、ここには大きなiPhoneをしっかり固定した状態で収納することができます。
iPhone12、13Pro Max(6.7インチディスプレイ)は、収納するのが難しいと思います。
ジッパー式ポケットの左右それぞれに封筒型のポケットが2つずつ、合計4つポケットが備わっています。ポケットのサイズより小さなものを入れても、封筒型のため落下の心配が少ないです。
2つのポケットは行動食、行動食で出たゴミ、リップクリームや目薬、ジェルを収納するのに活用しています。大きさのイメージがつくように、iPhoneをポケットに入れています。真横にあるポケットの方が、少し大きく作られています。
メッシュ地の程よい張りと、薄すぎない素材で走りながらポケットの中の物の出し入れがしやすくパタゴニアのこだわりを感じます。
ポケットは開口部をストレッチ性の高いゴムでパイピングされており、手袋をした状態でもポケットのものが出し入れしやすいです。
普段履きにはちょっと恥ずかしい5インチサイズですが、真夏の暑い時期は非常に涼しいので、部屋着やパジャマとしても活用しています。
ストライダー・プロ・ショーツ 5インチと7インチの違い
5インチと7インチの違いを以下の表にまとめてみました。履いてみての感想はどちらも足上げのしやすさは変わらずで、通気性に違いを感じます。なので低山で真夏日、ロングレースでは5インチ、少し肌寒い時期のトレイルランニングでは7インチと使い分けると良いと思います。
サイズ | 5インチ | 7インチ |
股下サイズ | 13cm | 18cm |
重量(Mサイズ) | 105g | 111g |
価格 | ¥9,350 | ¥9,900 |