登山やハイキングで着用するパンツにとっておきおすすめなのがパタゴニアのアルトヴィア・トレイル・パンツです。歩きやすく、立体的な裁断による足上げのしやすさ、通気性、多彩なポケットの数々、ベルトループなどこだわりを詰め込んだトレッキングパンツに仕上がっています。実際のハイキングでの履き心地をレビューしていきます。
こんな人におすすめのショーツです
- ジッパー付きポケットがついたトレッキングパンツを探している方
- 通気性と動きやすさに優れたパンツで登山をしたい方
- 汎用性に優れた普段使いもできるパンツを探している方
製品概要
ブランド名 | パタゴニア |
商品名 | アルトヴィア・トレイル・パンツ(レギュラー) |
商品概要 | 軽量ながらフル機能を備えたソフトシェル・パンツ。 |
価格 | ¥ 17,050 |
重量 | 315g(Mサイズ) |
管理人の評価・レビュー
総合評価 | ★★★★☆ |
軽量性 | ★★★★☆ |
通気性 | ★★★★★ |
汎用性 | ★★★★★ |
コストパフォーマンス | ★★★★☆ |
優れたストレッチ性と立体裁断で動きやすい
登山やハイキングをする時のトレッキングパンツに求める機能の1つに、足上げを妨げないストレッチ性と動きを妨げない立体裁断があります。アルトヴィア・トレイル・パンツは、4方向にストレッチするドビー織りで、様々な動きを妨げない、動きやすい素材をパンツ全体の生地に使用しています。
またPFCフリーのDWR加工(過フッ素化合物不使用の耐久性撥水コーティング)を施してあるために、小雨程度の雨をしっかりと弾いてくれます。
優れた通気性は生地とポケットにあり
パンツの素材は通気性に優れているとともに、防風性も備えています。樹林帯では通気性による涼しさにより汗をかいても肌をドライに保ち、稜線に出れば防風性により極端な冷えを防止します。
だから低山ハイクから高所の縦走登山まで幅広く活用できるトレッキングパンツです。
ポケットは全てジッパー付きで、ポケットの中の素材もまた全て通気性に優れたメッシュ素材で仕上げています。だからジッパーを全部開ければ、パンツの中にこもった熱を排出するため、ポケットをベンチレーションとして活用することができます。
多彩なポケットが特徴のトレッキングパンツ
このジッパー付きポケットはお尻に左右2つ、ハンドウォーマーポケットとして左右に2つ、右太ももの側面に1つ、合計5つのポケットがあります。
ジッパー付きなのでポケットに入れたものを誤って落とす心配がない為、安心して様々なものを収納しておくことができます。右股のポケットには大きなスマホを入れるのに便利です。
フィット感にこだわったトレッキングパンツ
アルトヴィア・トレイル・パンツは登山をする人の中でベルトを使いたい人にも、しっかりと使えるようにベルトループを備えています。
このベルトループにカラビナを引っ掛けて貴重品の落下を防ぐような使い方も可能です。
両側左右のウエスト部分には伸縮性のゴムがついており、ベルトをしなくとも優しくフィットします。僕はウエスト80程で31のサイズを着用していますが、ベルトなしで履いています。
裾のジッパーの便利な使い方
裾に縦方向にジッパーがついているトレッキングパンツがありますが、アルトヴィア・トレイル・パンツもその1つです。
裾が細くなっているパンツはトレイルランニングシューズや、ローカットのハイキングシューズなどと合わせやすく、足回りを確認しやすいためスピードハイクやトレイルランニングなどのアクティビティにおすすめです。
裾がそのままストレートになっているトレッキングパンツはミッドカットやハイカットの登山靴に合わせやすく、登山靴の上に覆いかぶさるようになります。
しかしながら、このようなトレッキングパンツのデメリットはウエストから裾までストレートなので、風にバタ付きやすく、重量も重くなりがちです。
しかしアルトヴィア・トレイル・パンツは、体に沿ったシルエットで、細身であるため風に叩かれてもバタつきづらく、裾にジッパーがついているためミッドカットやハイカットの登山靴にも合わせやすく、Mサイズでわずか315gと軽量に仕上げています。
アルトヴィアと名がつくパンツの種類
アルトヴィア・トレイル・パンツにはレギュラーとショートがあり、ショートサイズは股下が74cm、レギュラーサイズはまた下が79cmになっており、体型に合わせてサイズを選ぶことができます。価格はレギュラーのサイズも同じです。
アルトヴィア・トレイル・パンツ(レギュラー)
アルトヴィア・トレイル・パンツ(ショート)
アルトヴィア・アルパイン・パンツもまたショートとレギュラーがあり、岩の擦れや摩擦に対応するプロテクションを高めた素材と、耐久性を高めるために足の内地側に摩擦や摩耗から保護するパネルが付いています。