僕はお客さんと山に行くことが多いので、ファーストエイドはお客さんに何かがあった時に助けることができるようにという趣向が強いです。もちろん自分にも使うんですが、色々な不足な事態に備えたものを1つにまとめて持ち歩いてます。
ファーストエイド1-テーピング
テーピングは太さを変えて3種類あって出番が多いと思われるのは38mmっていう幅の太さが一般的で、足首を捻ったとか、膝が痛い時に使いやすいです。
中間の幅の太さには例えば靴底が剥がれたとかに使いやすいかもしれないですね。また指の怪我には細いものの方が良かったり、またお客さんと登山に出かけて、例えばストックが折れちゃったという時に、状況に応じて太さを選べるのは何かと便利かと思ってます。
ファーストエイド2-三角巾
それと簡単に使えるテーピングも便利なので持ち歩いてます。テーピングって巻き方が解らないと時間がかかってしまうので、商品名の通り「かんたん」に使えて固定ができるというものです。
三角巾は色々な用途で使えます。実際にお客さんが山で親指を折ってしまって、その時は三角巾を使って固定をしました。
ファーストエイド3-サムスプリント
固定する時に使っているものにサムスプリントといって添え木として使えるものがあって、骨を折った時に使います。最悪なければペットボトルを切って添え木代わりのものを作ったりもします。
ファーストエイド4-バンドエイド&カットバン
血が出た時に、それが小さな傷であればバンドエイドだし、少し大きければカットバン、それでも治らない傷にはガーゼ、そうしてそれらを傷口から剥がれないようにするためにプロテクターフィルムやテーピングを貼るというように使います。要は傷の大きさ、出血量によって使い方を考えます。
ファーストエイド5-ネット包帯
ネット包帯は頭を怪我した時に使うもの、その他の巻いてある包帯はそれ以外の箇所の怪我で幅広く使えるものとして、多めに持ち歩いてます。
ファーストエイド6-イソジン
怪我をしたらまずは水で洗って、イソジン塗って、傷の大きさによってバンドエイド、カットバン、ガーゼ類で出血を抑えて上からフィルムを貼るというような使い方です。バンテリンは筋肉痛を抑える時にと考えていて、主には一緒に行くお客さんに使うものとして想定しています。
ファーストエイド7-眼帯
眼帯は目に虫が入っちゃって痛いとか、目に傷がついたという時に使えるものとして持ち歩いてます。ポリ手袋は、誰かが山で大きな怪我をして出血が多い時に、手助けをする。そういう時にやっぱり他人の血なので感染が怖い。そういう時に手袋をして処置を行うということを想定しています。
ファーストエイド8-ハサミやカッター
ハサミやカッターは包帯でもなんでも何かを切るっていう時に使うものです。
ファーストエイド9-ポイズンリムーバー
ポイズンリムーバーはブヨ、ハチ、ヘビと毒を持つ動物に刺された、噛まれた時に毒を吸うもので、すると後が違うので大変便利です。
ファーストエイド10-芍薬
芍薬は足などがつる前に飲むものです。つった後に飲んでもダメらしいです。以前は知る人ぞ知る的なものだったんですが、今では多くの方がすでに知っていて、お客さんでも持ち歩いている人が多いという印象を受けます。つるって水分、ミネラル、寒さっていうのが大きな原因かなと思います。
エマージェンシー的なギア
ここからはファーストエイドというよりエマージェンシー的なギアですが、鏡は「助けてくれ〜」っていう時に光を反射させて、自分たちがいる場所を知ってもらうためのものです。大きな声を出しても相手に届かない時は有効的です。
ヘッドランプはメインで使っているものの他にサブランプとして持ち歩いていて、例えば一緒に行っている仲間がヘッドランプを忘れた、落としたという時に活躍するものです。ペツルの『イーライト』は軽くて明りの種類も豊富で優秀ですね。もちろん自分にも使えるものとしてあると安心するものです。
結束バンドはギア類が壊れた時に使えるものとして考えていて、例えばザックのバックルが壊れて効かなくなったり、ストックが曲がってしまったり、修繕の時に使えるものとして考えてます。
これらって使わないに越したことがないので、放っておくとずっとそのままになっちゃうので、準備前に確認して更新をしていくのがベストですね。