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2022.07.22
【レビュー】プロトレッククライマーライン−最も人気が高いビッグフェイスモデルPRW−6611Y

【レビュー】プロトレッククライマーライン−最も人気が高いビッグフェイスモデルPRW−6611Y

カシオのプロトレックの中でもクライマーラインは登山者向けに開発されたモデルに仕上がっています。クライマーラインは全部で6種類のモデルがあり、その中でも最も人気なモデルがビッグフェイスモデルPRW−6611Yです。

今回は登山時の使用に便利なクライマーラインのレビューをしてみたいと思います。

商品概要

ブランドプロトレック クライマーライン
商品名PRW−6611Y
商品説明環境に優しいエコ素材を採用した、電波ソーラーモデル
価格¥57,200(税込)
重量57g
サイズ51.6×51.5×14.8mm
耐環境性能耐低温仕様(-10℃)
防水性10気圧防水

管理人の評価レビュー

総合評価★★★★☆
快適性★★★★☆
軽量性★★★★★
機能性★★★★☆
コストパフォーマンス★★★★☆

プロトレックのクライマーラインについて

プロトレックのクライマーラインには全部で6種類のモデルがあり、重量、サイズ、時計の視認性やデザインに違いがあります。

※横スクロールで表がスクロールできます。
モデルPRW-61PRW-6621PRW-6800PRW-60PRW-50PRW-30
サイズ51 × 47.4 × 14.7 mm51.6 × 51.5 × 14.8 mm52.6 × 45.3 × 14.2 mm50.5 × 47.2 × 13.3 mm50.5 × 47.2 × 13.3 mm51.6 × 45.2 × 12.3 mm
重量約53g約56g約80g約69g約98g約66g
特徴エコ素材を採用エコ素材を採用メタルカバーメタルベゼル--シリーズの中で多彩なラインナップ
サイズ特徴コンパクトサイズビッグフェイスビッグフェイスコンパクトサイズコンパクトサイズ厚みが薄い
視認性フルオートダブルLEDライトフルオートダブルLEDライトフルオートダブルLEDライトネオンイルミネーター+LEDライトネオンイルミネーター+LEDライトフルオートLEDバックライト
表示デジタル・アナログ コンビネーション表示デジタル・アナログ コンビネーション表示デジタル・アナログ コンビネーション表示デジタル・アナログ コンビネーション表示デジタル・アナログ コンビネーション表示デジタル表示モデル

価格帯が3万円から7万円までとなっており、紹介するプロトレック クライマーラインのPRW−6611Yは、真ん中の価格帯でスタンダードなモデルという位置づけです。

クライマーラインPRW−6611Yについて

今回紹介するビッグフェイスモデルのPRW−6611Yは、デジタルとアナログのコンビネーション表示で、インデックスにはアラビア数字が使用されています。

フェイス周りのデザインはヘアライン加工が施されたステンレス製で都市高度が刻印されています。

このフェイスは登山だけでなく普段使いもしやすいデザインで、カジュアルからフォーマルまで幅広く使えることから人気があります。

また他のクライマーラインと比較しても大型のダイヤルと針、インデックスを採用しているため目が悪い人にも見やすいデザインに仕上がっています。コントラストも高く、インデックスの見やすさが特徴です。

腕馴染みの良さ

ケースとバンド、裏蓋にバイオマスプラスチックを使用しています。ソフトウレタンバンドには細かく穴が開いていて様々な太さの手に馴染むようになっています。汗をかいてもベタつかず、フィット感にも優れています。岩や鎖場などで腕を90度に曲げる時に、時計が当たって痛くならないように、少しゆるくフィットさせています。

また長袖の場合はウェアの上から時計を装着することで、すぐに情報をチェックできるようにしています。

スマートウォッチをやめてクライマーラインを使用

何と言ってもプロトレックのクライマーラインの最も優れているのが電池の持ちです。スマートウォッチを使用していると充電の持ちが気になっていたのですが、クライマーラインの全てが装備している電波ソーラーによって、登山中に充電がなくなることはほぼ皆無です。

すぐに知りたい情報がわかる操作性の良さ

クライマーラインに装備されている共通機能の1つにトリプルセンサーがあります。方位、高度、気圧、温度センサーを内蔵しているのにも関わらず重量はわずか56gと軽量な仕上がりです。

トレッキングポールを使って腕振りをしても全く疲れません。

トリプルセンサーの呼び出しはボタン1つで行えて、直感的な操作で対応することができます。いわゆる難しい操作はほとんどありません。

クライマーラインPRW−6611Yは、フェイスの左側、数字の9のところに、今何の情報をフェイスで表示しているのかが一目瞭然で分かるようになっています。

例えばオレンジの文字で記載されているBAROは気圧です。

クライマーラインの高度計について

登山時における性能において高度計は気圧から相対的に数値を算出するので、以前使用していたGPSによって高度を示すものと比較すると若干精度に欠けます。

だから高度が表示されている登山口や分岐点などで高度補正をした上で使用をするようにしています。

この高度補正はとても簡単で数秒で対応することができます。ALTボタンで高度計モードにした後、アジャストボタンを2秒押して補正モードに切り替えます。後はCOMPボタンで高度を足す、ALTボタンで引くだけです。

クライマーラインの温度計について

登山中に温度計を使ってみました。説明書には直射日光など当たらないところに約20分置いて測ると書いてありましたが、約2分程度で測ってみたところ、実際に持っている温度計との差は0.2度ほどでした。非常に精度が高いように思います。

クライマーラインの気圧計について

気圧に大きな差が出るとアラートが出るように設定することができます。急な気圧変化による天気の変化にまだ遭遇したことはないのですが、友人も同じものを持っていて、気圧計の精度は高いということでした。

登山用時計は右手?左手?

普段使いには左手ですが、登山時には右手につけている方がいるようです。理由はザックを背負う時に大体の人は右手から通すと思うのですが、左手に時計をつけていると、ザックに時計が引っかかりやすくストレスを感じるということのようです。

僕は左手の素肌にアップルウォッチをつけて、グローブをした状態でも、マスクをした状態でもiPhoneの解除ができるようにしています。(アップルウォッチを装着していることによるiPhoneの解除機能です)そして、ウェアの上からプロトレックをしています。これは肌寒い季節による時計の装着方法ですが、夏山ではプロトレックオンリーで登山をしています。

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