2022年のゴールデンウィークは初めて雲取山に登ってきました。雲取山は標高2017m、東京都最高峰でなんと日本百名山の1つなのでとても人気の山です。
日本百名山ハンターではありませんが、できるなら日本百名山に登りたい、マイルも溜まっていたので、思い切ってゴールデンウィークをつかって広島から東京まで行ってきました。
選んだコースは定番の鴨沢から山頂を目指すコースで、奥多摩側から登ります。健脚の人だと朝早く出発して頑張れば日帰りすることもできます。
私たちは健脚ではないし雲取山荘を運よく予約できたので一泊して三峯神社(秩父側)へ下りることにしました。(メール予約できます)
山頂より北側はゴールデンウィークでも4月中はまだ雪が残っているので要注意ですが5月ともなれば雪は解けているらしいのでひとまず安心です。
雲取山登山 1日目
都内から電車を乗り継いで奥多摩駅へ。バス待ちの列が出来ていましたが臨時便が出ていてすぐに乗ることができました。
9:30 鴨沢出発
こんなに天気がいいのにまさか雪予報が出ています。って、雨ではなくて雪?
山は天気が変わりやすいので何がおこるかわかりません、なるべく先を急ぎながら歩きました。
5月の雲取山は新緑が美しい。尾根を歩いたり巻いたり、水場の水を汲んだり。
途中ヒトリシズカのお花に足を止めて癒されたり。2時間半の山歩き。
ハイペースで歩いたので予定よりも1時間早く七ツ石小屋に到着しました。
12:00 七ツ石小屋到着
小屋の裏に回ってここでお昼ご飯休憩を取りました。
ここを今日のゴールでテン泊される方がたくさんいて賑わっています。
あの小屋のお兄さんの後ろ側に水場があります。無料で汲めます。
本当なら富士山が見えるはずなのですが全く見えません。
それどころかみるみる雲が広がって雨が降り始めました。
なのでレインウェアを着て早々に出発しました。
七ツ石山の山頂は霧で真っ白で展望なしなので先を急ぎました。
14:00 ダンシングツリー
おどろおどろしい(笑)
ダンシンググツリーが現れたということはあと一時間半で山頂のはずです。
でもこのあたりからちょっと傾斜が急になるので足がなかなか進みません。
本当なら左手にずっと富士山が見えていたのでしょうか?
そのうち雨はあられに変わって、時々ゴロゴロ鳴って心細いし、寒さで足が何度も攣りそうに。
まるで修行している気分です。
小雲取山も経由したあと、やっと避難小屋が見えてきました。
どうよ、このあられで埋まっている山道の風景(笑)
あそこまで行ったら山梨県側の山頂が一旦待ってます。
まだもうちょっとかかるので本当の山頂(東京都側の山頂)についた時には晴れていてほしい!
という願いもむなしく、全然晴れそうもありません。
15:30 雲取山山頂2017m 無事到着しました。
あられがまだザンザン降っています、しかもめちゃくちゃ寒いです。
富士山も一体どの方向にあるのでしょうか。
富士山と言えば、雲取山は富士山を一気に山頂まで登るのと同じ標高差なんだそうです。
手を伸ばせば雲が取れそうなくらい高い山だから雲取山という名前なんだそうです。
あー今はそんな事どうでもいいわ、寒すぎるし疲れたので早く山荘で休みたい!
あと30分の下りを慎重に進まないといけません。
あられは積もったばかりなので意外と滑りにくかったです。
山荘がやっと見えてきたー!って、あれ?
なんか晴れてません?ここまだ嵐なのに山荘から向こうは晴れてます、何この天気!
すっかり山の神様に遊ばれてしまいました。こういう歓迎の仕方はいりませんから(笑)
雲取山荘16:10 チェックイン
個室の予約を取っていましたが、予定より1時間早く着いたおかげで、
ご飯の時間まで豆炭こたつでぬくぬくのんびりできました。
ちなみに電波はauとなぜか楽天が入りました。(docomoは未確認です)
雲取山登山 2日目
山荘からご来光を拝んだ後、予定にはなかったけどせっかくなので登り返して朝7時、
昨日と打って変わってこのお天気のいいこと!富士山はあの位置に見えるのですね?
これで日本百名山14座目、満足のいく登頂ができました!やっぱり山登りはやめられません。
山頂までの往復が余分に掛かったので、三峯神社奥宮へ寄るのは諦め13:00下山完了しました。
三峯神社からはバスで大滝温泉ゆうゆう館へ寄り汗を流しました。コンビニもあって便利です。
再乗車の際は便が少ないのと三峯神社からの便は満員なので要注意です。
帰宅時、三峰口駅や秩父駅に向かわれる時は三峯神社発以外のバスに乗ることをお勧めします。