アタックザックはその名の通り、必要な装備だけをアタックザックに収納して、身軽な状態で山の頂上を目指すことを目的に使用するザックです。だからできるだけコンパクトで軽量で、背負い心地の良いザックがおすすめです。今回はわずか30gで超軽量なシートゥサミットのウルトラシルナノデイバックを紹介します。
おすすめポイント
- ザックの裏側についた小さなスタッフバッグに収納すると手のひらサイズにまで小さくなる
- スタッフバッグの外側にテープがついていて、ここにカラビナを引っ掛けることができる
- 大きさは卵1個ほどで、重量はわずか30g
- 耐荷重は20kg でショルダーと本体部分の縫製など丁寧な仕上がり
製品概要
ブランド | シートゥーサミット |
商品名 | ウルトラシルナノデイパック |
商品説明 | ウルトラシルデイパックの半分の軽さと小ささのデイパック。使わない時はポケットやキーホルダーに付けられるコンパクトさで、旅行や、もしものためにいつでも携行しておけます。 |
価格(税込) | ¥4,180 |
重量 | 30g |
収納サイズ | 7×5×4.5cm |
容量 | 18リットル |
管理人の評価レビュー
総合評価 | ★★★★☆ |
快適性 | ★★★☆☆ |
軽量性 | ★★★★★ |
使いやすさ | ★★★★☆ |
コストパフォーマンス | ★★★★☆ |
アタックザックの中に収納する装備
登山ザックを山小屋や頂上との分岐点などに置いて(デポして)、山の頂上を目指す時に、必要な装備だけを選別します。以下は僕がアタックザックの中に収納する装備です。
※横スクロールで表がスクロールできます。装備 | 理由 |
---|---|
ファーストエイド | 頂上付近は岩場が多く勾配がきつくなる可能性が高いため、特にけがの注意が必要です |
レインウェア | 明らかに晴れが継続するときは持ち歩かないこともあります |
防寒着 | 頂上は風が強く、気温も低くなります。せっかく頂上に行くのだからゆっくり景色を楽しむために持ち歩きます。 |
行動食 | 行動時間にもよりますが、念のために持ち歩きます。 |
水 | 行動時間にもよりますが、ほぼ必ず持ち歩きます。 |
クッカーや食事 | 頂上でランチをする目的がある場合は持ち歩きます。 |
スマホやカメラ | 頂上で写真を撮影するのに持ち歩きます。 |
これらの装備をすべて収納することを考えると15リッターもあれば十分な容量と考えられます。
軽量で超コンパクトになるアタックザック
登山を行う際、アタックザックを使用するシーンは限られています。だからできるだけ軽量でコンパクトなものを選択して愛用しているのがシートゥサミットのウルトラシルナノデイパックです。
コンパクト性能は抜群で、ザックの裏側についた小さなスタッフバッグに収納すると手のひらサイズにまで小さくなります。あまりにも小さいのでザックの中に何も考えず収納していると、どこに行ったのかわからなくなってしまいます。
なので収納した際にスタッフバッグの外側にテープがついていて、ここにカラビナを引っ掛けることができるので、ザックの外側に取り付けています。
大きさは卵1個ほどで、重量はわずか30g。単3乾電池1本ほどの重さです。
ウルトラシルナノデイパックの特徴とポイント
素材には15デニールナイロンを使用しておりツルッとした薄い素材を使用しています。アタックザックとして使う場合は、特に重い荷物を背負うわけではないので耐久性は重要視していませんが、それでも耐荷重は20kg でショルダーと本体部分の縫製など丁寧な仕上がりで安心して使用をしています。
ジッパーはL 字型で開閉し、これによって収納サイズをコンパクト化しています。特に使い心地が悪いことはなく、気になりません。
クッカーなど固いものをザックに入れた時、背中が当たって痛くなることがあるのですが、このようなことがないように、ダウンジャケットやフリースなどが背中に来るように収納しています。
ショルダーには調整ストラップがないので、ある程度膨らみがあったほうが背負いやすいです。
カラー展開は6色で、鮮やかな色合いもポイントです。
ウルトラシルデイパックとナノデイパックの違い
シートゥサミットにはもう1つウルトラシルデイパックという商品があり、こちらは素材にコーデュラナイロンを使用しており、ポリウレタンコーティングを施しているので、小雨程度であれば雨を弾いてくれます。
容量も2 L増えて、さらに負荷の掛かるショルダー部は補強されて重量は72g です。またショルダーには長さを調整するストラップがついています。より耐久性と背負い心地の良さを求めるのならば、アタックザックにこのウルトラシルデイパックを選択するのも良いでしょう。