エバニューのクッカーの種類は登山用クッカーメーカーの中で最も種類が多く、様々な組み合わせのスタッキングが可能です。今回紹介するのは、おそらくもっともコンパクトで軽量なスタッキング方法で3つのクッカーを持ち歩くことができます。
スタッキングするエバニューのクッカー
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このエバニューの3つのクッカーとは
- TI デミタス220が内側
- チタンカップ400 FDが中間
- TI 570カップが外側
いずれもエバニューのウルトラライト0.3シリーズで、軽さを限界まで追求したチタンクッカーです。全て0.3mm の特殊な薄いチタン板を使っておりコンパクトかつ軽量なクッカーとして優秀なアイテムたちです。
超軽量な3種類のクッカーをスタッキング
TI 570カップの中にチタンカップ400 FD で使用する蓋のマルチディッシュをまず初めに入れます。その後アルミの板で作った自作の風防を丸めて収納します。
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マルチディッシュの上からチタンカップ400 FD を収納します。
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この中にTI デミタス220を入れます。
TI デミタスの中にエスビットの固形燃料用ゴトクのチタニウムストーブ、固形燃料のミリタリー、ビッグのミニライターを収納します。
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固形燃料ミリタリーはTIデミタス220の中に最大4つ入れることができます。
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最後に TI 570カップ用の蓋をして、この蓋が取れないように山旅のTI 570カップ用のクッカーバッグ兼ランタンシェード500の中に入れて持ち歩きます。
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スタッキングしたエバニューのクッカーの使用方法
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この3つのクッカーがあることで実に様々な料理を楽しむことができます。チタン製なので熱伝導率が悪く料理に不向きなのでは?と言われそうですが、全然そんなことはなくご飯も炊けるし、カレーも作れるし、もちろんお湯を沸かしてフリーズドライやアルファ米を食べることも容易です。
3つのクッカーでカレーを作って食べてみよう
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炊飯をするときはイワタニのアイラップを使います。これは袋のラップで、ビニール袋より熱に強く、やまごはんで料理をする時に何かと役立つアイテムです。
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この中にお米と必要なお水を入れて、上部を結んでクッカの中に置いておきます。こうすることでお米に水を吸わせます。一番大きいTI 570の中にお水を3分の1ほど入れてお湯を沸かします。お湯が沸いたらお米の入ったアイラップを入れて約15分湯煎をしたら炊飯の完了です。
TI 570カップをカレーのお皿にしたいので、アイラップを袋を開けずにTI 570カップの中に入れて蓋をして保温しておきます。
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次に登場するクッカーはチタンカップ400 FD です。お水を半分ほど入れてお湯を沸かします。お湯を沸かしてる途中に以下の容量で混ぜ合わせたカレーをお湯で溶かします。
- カレーパウダー
- ガラムマサラ
- ターメリック
- 高野豆腐
- トマトパウダー
- 粉末の鶏ガラスープ
- カツオパウダー
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とろとろになったら、濃縮トマトペーストとシーチキンを入れて完成です。フリーズドライのスープをTI デミタス220の中に入れて溶かして飲みながらカレーをいただきます。