ストームクッカーはアルコールバーナーとフライパン、2つのソースパン、ハンドルがセットになったトランギアのフラッグシップモデルで、安定した火力で様々な料理を楽しむことができる優れたクッカーセットです。
おすすめポイント
- ストームクッカーは風が吹けば吹くほど火力が強まるように設計されている
- ストームクッカーの使い方は一度覚えてしまえば大変簡単
- 五徳はフライパンやソースパンを包み込むような形状になっている
商品概要
ブランド | トランギア |
商品名 | ストームクッカーS・ノンスティック |
商品説明 | ソースパン・フライパンの両方にノンスティック加工が施され、使いやすいモデルです。軽量さと使い勝手のバランスが取れ、様々なアクティビティに対応します。 |
価格 | ¥14,850(税込) |
重量 | 745g |
収納サイズ | φ18×H10cm |
管理人の評価・レビュー
総合評価 | ★★★★★ |
軽量性 | ★★★★☆ |
汎用性 | ★★★★☆ |
使い心地 | ★★★★★ |
コストパフォーマンス | ★★★★★ |
アルコールバーナーの弱点を補うストームクッカー
アルコールバーナーは登山用の燃料として考えた際、ガスストーブや固形燃料と比べると風に弱く調理をする場所を選ぶのですが、ストームクッカーは風が吹けば吹くほど火力が強まるように設計されているため、場所を選ばず様々な場所で様々な料理を楽しむことができます。
ストームクッカーの使い方
ストームクッカーの使い方は一度覚えてしまえば大変簡単です。
ストームクッカーS用EVAケースは、直径18cm、高さ10cmのストームクッカーの専用ケースで、トップに取っ手がついているので持ち運びがしやすく、自宅での収納も楽にしてくれます。
ストームクッカーS用EVAケースから本体を取り出したらベルトを外してフライパン、ソースパン、アルコールバーナー、クッカーハンドルを取り出します。
次にベースと風防を取り付けます。これら2つをくっつけてはめた後に回すことでロックします。
次にベースの真ん中に穴が開いているのでこの場所にアルコールバーナーをセットします。
風防の中には五徳が取り付けてあり、ソースパンを使用する際は風防の五徳を下げて利用します。ハンドルでソースパンを掴み五徳の上に乗せると安定するように作られています。
フライパンの場合は五徳を上にセットします。五徳は3か所ついているので全て上に上げてハンドルでフライパンを掴み五徳の上に乗せると安定するように作られています。
五徳はフライパンを包み込むような形状になっているので、フライパンを置いておけば料理中は常にフライパンの中心に火が当たるので、調理がとてもしやすいです。またあやまってフライパンが五徳から落ちる心配もありません。
別売りのパンスタンドを五徳を下にしてセットすれば、小型のクッカーを乗せることができるようになります。
次に実際に火をつける方法ですが、ベースの中心に置いたアルコールバーナーに燃料を入れます。
このアルコールバーナーは火力の調整もできるし、火を消したい時も火力調整用の蓋をアルコールバーナーの上に被せればOKです。余ったアルコールはタンク用の蓋をすれば中にアルコールが入った状態で持ち歩くことができます。
アルコールを入れたらマッチに火をつけてアルコールに点火します。この状態から料理を開始することができます。
ストームクッカーS・ノンスティックので2人分のラーメンを作ってみた
ストームクッカーはフライパンと2つのソースパンがノンスティック加工済みなので、調理をする際に焦げ付きづらい特徴を備えています。
今回はフライパンでネギを炒めて、ソースパンでお湯を沸かしラーメンを作ります。
まず初めにネギを炒めます。フライパンにごま油を入れて刻んだネギを炒めます。
高火力なので野菜を炒めるのにもストームクッカーが使いやすいことがわかると思います。
ストームクッカーの五徳にフライパンをセットした状態で野菜を炒めている最中、フライパンが五徳からずれないので料理がとてもしやすいです。
通常の五徳の場合はハンドルでフライパンを抑えておかなければいけないのですがその必要がありません。
次にラーメンを作るためのお湯を沸かします。五徳を下にセットして水を入れたソースパンをセットして沸騰するまで待ちます。
およそ300mlのお湯を沸かすのに3分かかりました。風が強くともスタンドのベースに開いている空気口から引き込まれた空気が熱により上昇し、五徳がついている風防に大量の酸素が供給され、アルコールバーナーの火力が強くなる構造がストームクッカーの最大の特徴です。
お湯が沸いたらラーメンの麺を入れて柔らかくなるまで茹でます。
柔らかくなったら袋麺についている調味料を入れて、最後にフライパンで炒めたネギと糊をトッピングして完成です。
ソースパンは1人前のラーメンを食べるのにちょうど良い大きさです。今回はフライパンでネギしか炒めていませんが、キャベツやソーセージなど様々な具材を一緒に炒めて豪華なラーメンを作ることもできます。