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蓼科山・美ヶ原登山-登山終わりのおすすめ山旅スポット

蓼科山・美ヶ原登山-登山終わりのおすすめ山旅スポット

1日目は蓼科山・美ヶ原登山、2日目は観光で長野県の諏訪エリアの旅を満喫してきました。初日の山は蓼科山、霧ヶ峰、美ヶ原の百名山3座を予定していましたが、スタートが遅れたのと、予報通り昼過ぎから雨が降ってきたので蓼科山と美ヶ原(美しの塔まで)のみ。2日目の観光は月詠珈琲さん以外行き先を決めていなかったので、行き当たりばったりで。登山終わりにおすすめの諏訪エリアのスポットを紹介します。

1日目:広大な風景を楽しむ蓼科山の登山

蓼科山は百名山の1つで、八ヶ岳連峰最北にあって諏訪富士と呼ばれる

9時、登山届を記入し鳥居をくぐって山行開始。歩き始めは緩やかな道。
八ヶ岳らしく濃い緑と苔が癒し。

巨大なケルンに1つ追加し天狗の露地を通過すると、少し拓けて足元滑りやすいザレ場に出る。ここで後ろを振り返ると立科町が見渡せる。

すると、え、雨ポツポツしてきたやん……早すぎひん!?この後の行動をどうするか頭の中ぐるぐる駆け巡ったけど、とりあえず進む。

そこを越えると蓼科山荘。山荘前にはテントが張ってありシャツや手拭い、バッジ等が販売されています。お手洗いは200円

テラスは有料ゾーンの為何か購入すれば使用できる。お酒やアイス等でまったりゆっくりもまた良さそう。

山荘を過ぎるとTHE蓼科山な大きい溶岩の急登。1ヶ所鎖もあるけど使用せず通過。

疲れにくいように出来るだけ歩幅小さく歩ける足場を探しながら進むのも楽しい。息があがらないようゆっくり、所々手も使って登る。

遥か上の方から「ヤッホーー」って元気な声が複数聞こえる。家族連れかな?

岩場の急登を登っていると急に拓けて青空が目に飛び込んできた。天気予報は曇りのち雨でさっき小雨が降っていたのもあって、全く期待していなかったから一気にテンション上がる。

「まじか!よっしゃー!!」と叫んでしまう。変なポーズで写真。

蓼科山頂ヒュッテはすぐ。ここもテラスがあって有料席になっています。風が少しあり休憩時に汗冷えしないようシャツを一枚羽織って山頂へ向かう。

ヒュッテから3分程で山頂到着。山頂は大きなブロック状の溶岩で覆われて平坦で広く、樹木がないので360°見渡せるのが特徴。中央には蓼科神社の奥宮がある。

その付近に赤白帽をかぶった集団が…おぉ、さっきの元気なヤッホーは小学生達やったんか。わいわい楽しそうに休憩している。

黒いゴツゴツした岩の中に赤や白、なかなか見ない光景と、小学生でもあんな岩場頑張って登れるんやなと嬉しくなる。

山頂標識で写真を撮ったら西側に移動してお昼休憩。

コンビニで買った高級スパム&唐揚おにぎりは汗をかいた体に塩分が染みる。

眼下に白樺湖、リゾートエリア、八子ヶ峰ヒュッテ、広大な風景を楽しみながら。真っ白の入道雲が湧いていたので遠景はなかったけど、真夏を感じる。

昔に一度来た時にあった方位盤は無くなって支柱だけになっていた。

次の予定もあるのでのんびりはしていられない。山頂中央に目をやると小学生達はおらず歩き出している模様。

あの岩場の下りやと大行列になってるんちゃうやろか?

そんな不安をもちながら下山開始。

山頂ヒュッテ前でシャツを一枚脱ぎ、いよいよ本格的な下りに差し掛かると、やはり小学生の列ができている。

可愛いしほっこりするけどさすがにペース合わせるわけにはいかず、列から少し離れたところを歩いて抜かさせてもらう。

何度か列に合流させてもらったけど、その度に「こんにちはー」と元気に挨拶してくれてほっこり。先生らしき人に聞くと地元の小学校で5年生とのこと。遠足が蓼科山とか羨ましすぎます。

順調なペースで蓼科山荘到着。

その先の白い砂地の箇所はかなり滑るので要注意。自分も含め上でも下でもザザッと滑る音がする。

そんな中、mont-bellのアルパインザック(50か60Lくらい)を背負ったスラッとした格好いいソロの女性に一瞬にして追い抜かれた。一切滑ることもない安定感抜群の歩き方をしてはりました。

下山開始した時に蓼科ヒュッテでカレーを食べてはった人。早すぎる。

蓼科山でテント泊はないやろし、歩荷トレかなぁとか考えている間にも姿が見えなくなる。

次の予定にわくわく&天気もつように願いながら休むことなく歩き、鳥居が見えて無事下山。

登山口横にある東屋で先程の女性が休憩してはるけど、立ち上がって鳥居に向かい、また登っていかはりました。

歩荷トレは正解やったけど、まさか連チャンとは恐れ入りました。

天気はまだもう少し雨降らなさそう。ただ、スタートを遅らせたこともあり、時間的に霧ヶ峰と美ヶ原両方は無理なので、美ヶ原に向かうことに。

岩場有り、絶景有り、サクッと登ることが出来る蓼科山、最高でした!次は冬に登りたい。

1日目:雨の中のハイキング~美ヶ原~

蓼科山の次に選んだ2座目は百名山の美ヶ原。蓼科山のスタートが2時間程遅れたこともあり、霧ヶ峰は諦めて美ヶ原に来た。蓼科山七合目駐車場から約1時間

曇りのち雨の予報通り空はどんより。準備していたら一瞬ぽつり。この後本降りになるやろなぁと思いつつ王ヶ頭に向けてスタート。

山本小屋を過ぎると放牧されているたくさんの牛やポニーがのんびりしている。

美しの塔

美しの塔に着いたらやはり雨が本降りになってきた。レイン羽織ったものの美ヶ原と霧ヶ峰はいつかまた来るやろうと思って駐車場に戻る。

結局20分程の行動時間。カメラバッグであるパーゴワークスのフォーカスにカメラを入れて歩いた。短時間やけどフォーカスはびしょびしょに。でも内部は一切濡れておらず初めて雨で使えたのは良かった。

霧ヶ峰と美ヶ原のリベンジ必ず!

ここからは山ではなく、食事、観光のお話。

美ヶ原周辺のおすすめ山旅スポット

美ヶ原から諏訪に移動する時に調べて晩御飯は「とんねるや」さん、宿泊は「ぎん月」さんに決定。

唐揚げがおすすめ『とんねるや』

蕎麦屋さんでありながら全ての料理が美味しく、特に唐揚はふわっふわで人生1の唐揚。
全体的に味は濃いめでお酒によく合う。

https://soba-tonneruya.com/

温泉がおすすめの『ぎん月』

宿泊地未定のまま行動していたので、急遽決定。せっかくなのでビジネスホテルではなく温泉旅館にしたくてこちらに。素泊。

温泉は熱めの42.5℃。お肌ツルツルになりました。

http://www.gingetsu.com/

2日目:登山終わりのおすすめ山旅スポット

一昨日の天気予報では1日中雨のはずやけど……宿泊地の諏訪エリアで観光をということで「諏訪立石公園」と「諏訪大社」へ。

諏訪立石公園

諏訪湖から少し登った場所にある公園。諏訪湖、街並みが一望できる素敵な場所。

夕景や夜景も素晴らしいみたい。君の名は。のモデルになった場所やとかやないとか。

https://www.suwakanko.jp/spot/detail/?id=941

https://www.city.suwa.lg.jp/soshiki/21/1281.html

諏訪大社

諏訪湖周辺に4ヶ所の境内があります。その1つである上社本宮へ。

御柱際でも有名で、柱が数本建ててありました。うだるような暑さやったけど境内はひんやり。

そして松本へ移動し、松本城見学の前に「やまとう」さんで腹ごしらえを。

http://suwataisha.or.jp/

やまとう

明るい店内で家族連れでも入りやすい。松本城駐車場横にあり。

出汁はあっさりで蕎麦の香りを引き立てています。そば茶プリンは全身に香りが巡るようでした。

https://www.soba-yamatou.com/

松本城

お城前の庭はかなり丁寧に手入れされていて広くて気持ちいい。
今年初めて蓮も見られた。

https://www.matsumoto-castle.jp/

鷹匠菴

お城すぐにあるお店。
無添加のおやきが有名なようですが、今回は店前で販売されているでっかいスイカを購入。
砂糖を舐めてるかのような甘さ。
直径40cmはある大きなスイカでこの美味しさで800円は破格。
他のスイカが食べられなくなってしまうやん。

そして、2日目のメインイベントである「月詠珈琲」さん。

月詠珈琲

インスタで知って行ってみたかったこちらのお店。シンプルながらも店内の装飾にこだわりが感じられ、長居したくなる。

入った瞬間のいい香りにわくわく。数ヵ国の豆を取り扱っていて、中煎りや深煎り使い分けてはります。珈琲に詳しくない人にも分かりやすいよう解説されています。

深煎りのマンデリンを選択。濃いながらも甘さを感じる珈琲に感動。普段ブラックは飲まへんけど絶対ブラックがお薦め。

濃厚なチーズケーキと合わせて飲むと自然と目をとじて深呼吸してしまう。次はエスプレッソ月詠コーラ飲んでみよう。

元々アルプス小屋泊で2日間山予定やったけど、天気予報のおかげで山も観光も大満喫な旅となりました。結果的には小屋泊いける天気やったけど(笑)

ありがとうございました!

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