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エマージェンシーキット 色々な使い方ができる

エマージェンシーキット 色々な使い方ができる

アクティビティによって持ち歩くものは変われど、登山やファストパッキングで持ち歩いているエマージェンシーキットを紹介します。そもそも僕が持ち歩いているエマージェンシーキットは何かあった時にだけ使うんではなく、何もなくとも積極的に使えるもの、山行中の行動が便利になるものっていうのを気にしてます。語る内容が多かったので単体で紹介したペツルのイーライトも色々なシーンで使っています。

ジェントスの『閃』

登山用ファーストエイド「ジェントス 閃」

ペツルのイーライトとは別にもう1つ持って行ってるライトはハンドライトで、ジェントスの『閃』です。100ルーメンあってハンドライトとしては明るいほうだと思います。重さは電池込みで100グラムほどあるので決して軽いものではないんですが、あると非常に便利なので持ち歩くようにしています。

登山用ファーストエイド「ジェントス 閃」

使うシーンはテント場で物を探すときや暗闇の中トイレに行くときなどで、ライトの先を回すことで光線が広がるので足元を照らしたいとき、先を照らしたいときなどで調光ができます。ヘッドライトだと1つに明るさが弱いということと、見たい先を瞬時に照らせるというのはハンドライトの良さだと感じてます。僕は普段自転車を乗ることが多いので、付属のパイプホルダーを使って自転車用ライトとしても使ってます。防水仕様で点滅もするので、多用途に使える良さを感じてます。

ダクトテープ

エマージェンシーキット『ダクトテープ』

ダクトテープはガムテープよりも粘着力および強度が高いから、アウトドア装備の故障による補強として必需品と思って持ち歩いているものです。想定している事としては様々あるんですが、テントが破れて雨風が入ってくるのを防ぐこともできるし、テントマットや枕が破れて使い物にならなくなるのを防いだり、トレッキングポールが折れてしまった時の補強として使ったり、靴底が剥がれてしまったときの補強として使ったり…考えると故障や破れなどで、もうその回の登山が出来なくなったり、物凄いストレスになってしまったりを、たった1つのダクトテープで防ぐことができるんです。そう考えて、超必需品の1つに数えてます。

表面がポリエチレンでコーティングされているダクトテープは湿気と摩擦に強いという特性があり、内側は繊維を用いているから手で切ることができるというのも使い勝手がいいです。

歴史をひもとくと面白く、元は水をアヒルのように弾くから『ダックテープ』なんて呼ばれてたみたいなんです。その後配管=ダクト工事でも使われるようになったという背景からダクトテープって呼ばれるようになったようです。

靴紐

登山用エマージェンシーキット「靴紐」

靴紐は単純に登山靴やトレランシューズの靴紐が切れてしまった時の代替用として考えてますが、それ以外に例えばバックパックが破けてしまった時は、破けた端に穴を空けて縛ることで強度を増すことができたり、テントの張り綱が足りないなんて時にも結び方を覚えておけば自在金具なしでも立派な張り綱変わりになったりと色々と便利です。

SOLエスケープライト

SOLエスケープライト

SOLエスケープライトのビビィーはビバーグ用に優れた機能をもつ軽量なもので非常に重宝してます。夏場ではこれ単体でダウンジャケットやパンツと組み合わせてシュラフ変わりにする事もあるし、冬場にはSOLエスケープライトの中にシュラフを潜り込ませて、シュラフカバーのように使うこともできるし、逆にシュラフの中でライナーの様に使ったりと1年中使うことができるアイテムです。透湿性素材だから蒸れて中が濡れる心配もないから、ダウンシュラフが濡れてしまう心配も少なくていいです。

SOLエスケープライトの内側はアルミ蒸着加工が施され体熱の70%を反射保持するって説明には書かれてるんですね。だからライナー利用の方が暖かに保てる気がしますが、これは今後使う中で試してみたいと思ってます。

テントやシュラフがあればいいんですが、ない状態で山中で1日をこさなくちゃいけないという事もあると思うんです。特に初めて行く山で初春とかだと思ったよりも雪が積もっていて先に進めないとか、戻れないとか考えられると思うんです。実際に奥秩父で帰りのバスを逃がして山中で泊まらなくちゃいけなくなった時は非常に助かりました。

コクーンのマミーライナー

cocoon(コクーン)マミーライナー

コクーンのマミーライナーはシルクで出来ていて肌触りが抜群でしかも暖かい。マミー型に出来ているのでシュラフライナーにするにも適してます。元々は『山小屋や汚い旅館などで湿った布団で寝るのは気持ち悪いから』っていう思いで購入して使ってたんですけど、色々なシーンで使用できる便利なアイテムなんです。

cocoon(コクーン)マミーライナー

海外旅行に出かけると機内が寒くて、特に足元は靴を脱ぐとシンシンと冷えるんですね。レンタルされる毛布だけじゃ足りないときに、このマミーライナーを使うと寒くて起きるっていう嫌な目覚めがなくなります。

また夏場は家の布団にもなって、季節の変わり目は寒かったり暑かったりするので体調管理が難しいんですが、そういう時にも安心して使えます。夏のキャンプでは夏用シュラフなんて買うのがバカバカしくて一度ダウンを着て寝てみたこともあるんですが、やっぱり暑くて目が覚めちゃうんです。そんな時にも薄手のウールウェアの上下にコクーンのマミーライナーだけで心地よく寝ることが出来ます。

熊鈴

登山用ファーストエイド「クマ鈴」

熊鈴はどんな時でも念のため持ち歩いてます。歩きながら音を立てるのはあまり好きじゃなくて、必要に応じて使うようにしています。

ビクトリノックス フィッシャーマン

登山用ファーストエイド「ビクトリノックス フィッシャーマン」

ビクトリノックスのフィッシャーマンは、これでもか!っていうほど色々な機能がついてます。

●ラージブレード(大刃)
●スモールブレード(小刃)
●カン切り
●マイナスドライバー(小)3mm
●せん抜き
●マイナスドライバー(大)6mm
●ワイヤーストリッパー
●リーマー(穴あけ)/パンチ
●ソーイングアイ(糸穴)
●キーリング
●ピンセット(毛抜き)
●ツースピック
●はさみ
●マルチフック
●うろこ落とし
●はり外し
●スケール(cm+inch)
●プラスドライバー

と色々付いてます。これはどちらかというとファミリーキャンプや自転車を使ったアクティビティなどでは持ち歩くことが多いです。一度地元の漁港に出向いたときに美味しい魚を1匹買って。その時にうろこ落としは重宝したのを覚えてます。

ポイズンリムーバー&催涙スプレー

エマージェンシーキット(熊よけスプレー)

最後にポイズンリムーバーと熊よけ用に使う催涙スプレーです。熊については2016年の夏に日本各地で事故が起きていて、何かあったら怖いなあと感じて購入したんです。実際にあったら冷静にスプレーができるのか微妙ですが、沢登りや登山道から外れて藪こぎをしたりする時にはお守り代りとして持ち歩くようにしています。

ポイズンリムーバーは実際にブヨに刺されたときに使ったんですが、その後の痒みや腫れが全然違いました。それからは夏の必需品として持ち歩いてます。

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