登山中や渓流釣り中に細かなものを出したり、仕舞ったりしやすくするために色々なサコッシュ、ポーチを使ってきましたが、結局現在落ち着いていてとっても満足しているのはエクスペドのミニベルトポーチです。
まずこのエクスペドのポーチは色々なかけ方を実現できます。肩から前にポーチがくるようにかける事が登山中には多いです。バックパックを背負って、その上からポーチをかけるんです。
登山をはじめたばかりのときは、休憩中によくザックをおろしてたんです。そうすると肩掛けスタイルのポーチはおろすときに干渉して非常に使いづらかったんです。でも今では休憩中でもザックは背負ったままにしています。これは一度おろしちゃうとバックパックの重量に体が慣れていたのに、それをリセットしちゃって結果そのあと「あ~重い!」っていう気持ちが強くなって逆に辛くなるように感じるんです。そうするとおろす頻度が少なくなってきて肩掛けスタイルのほうが逆に使いやすく感じるようになったんです。
僕の山友達はザックをあげおろししてもポーチが残るように、先にポーチを斜め掛けする派のようです。ポーチを斜めがけしたことを忘れて、大型ザックを「よいしょ」とおろそうとしたときに首が絞まった経験があったようで先にかけておくようになったみたいです。(笑)
ちなみにポーチの斜め掛けって、日本人独特の文化らしいです。海外から見ると珍しいようで、たびたびそんな話になることがあるということを友人に聞いたことがあります。
色々な使い方ができるミニベルトポーチ
後ろにポーチがいくように使うのは例えばテント場や山小屋に荷物を下ろしちゃって、行動食と地図、貴重品を入れて周辺を散歩したりする時にはとても使いやすく、日常でも同じような使い方をするのでラクなんです。
腰にベストで締めて使うときはテンカラを楽しむ時に多いです。フライや糸など細かなものを収納しておくのに丁度いい大きさで、ミニマムにアクティビティを楽しむスタイルには大きすぎず小さすぎずのバランスが気に入ってます。
ストレスレスに使える良さ
ポーチでもザックでもよく感じるのが、締めたときに余ったベルトがブラブラしてそれが凄くストレスになることなんです。これは余った部分をベルクロでひとまとめにしておけるんですね。解けることもいっさいないしベルトそのものが細いのでまとめた部分が気になるようなことも無いんです。ちょっとしたことなんだけど、よく考えられた設計に毎度エクスペドっていいなあ~って感じます。
ファスナーの引き手は掴みやすく、暗がりで光るのでアウトドアで使用するのに非常に便利だなあと感じます。キャンプ中、食事を作ったり、湖畔に遊びに行ったり、トイレに出かけたり、とにかく肌身離さず身につけているので、例えばトイレにいって暗いときにものを出す時なんかは、こういったちょっとした機能性が便利と感じることも多いです。
エクスペドの力を感じる機能性
ポーチのメインアクセスになるフタ部分の裏側には細長いものをしまっておけるポケットが付いているんです。写真ではわかりづらいんですが、ポケットの中にはゴムが付いているので、閉まっておいたものが落っこちる心配も少ないんです。
僕はここにハンドライトとペンを入れておくことが多く、自分なりのルールを作っておくと目をつぶっていても物が取り出せるので、アウトドア力が付く機能性が備わっているなあ、とこのポーチに感謝します。(笑)
そもそもポーチにドカドカと物を入れちゃうことが多い中、こういうプラスαなポケットが備わっているのは整理整頓しやすく助かります。
外側にもポケットが備わっていて、これが意外と大きく出来ているんです。僕はサイフのかさばりを無くしたいときに、この部分はカード類を入れるようにしたり。登山中はゴミ箱として使うこともあります。アクティビティによって使い方を変えてますね。
テンカラの時に持ち歩く細かな道具類の整理にも、普段使いにサイフと携帯といった必要最低限のものを持ち歩くのにも、すごくフィットした大きさで、これ以上のものは今のところ出会っていません。