これから登山を始めてみたいけど体力に自信がない、まずはハイキングから始めてみようと考えている方におすすめなのが今回紹介するHOKA『KAHA 2 MID GTX』です。優れたクッション性で足の疲れを軽減し、スニーカーを履いているような履き心地の良さが特徴のミドルカットのハイキングシューズです。今回は不整地が多い登山道をHOKA『KAHA 2 MID GTX』を履いて歩いてきたので、レビューをしていきたいと思います。
製品概要
ブランド | HOKA |
商品名 | KAHA 2 MID GTX |
商品説明 | 抜群なクッション比を誇るKAHA 2 GTXは、最高の履き心地で最高のパフォーマンスを発揮します。 |
価格 | ¥38,500(税込) |
重量(片足) | 533g |
管理人の評価・レビュー
総合評価 | ★★★★★ |
軽量性 | ★★★★☆ |
安定感 | ★★★★★ |
コストパフォーマンス | ★★★★☆ |
汎用性 | ★★★★★ |
HOKAのシューズの中で『KAHA 2 MID GTX』の位置づけ
HOKAのシューズはクッション性重視のシューズと高い安定性を備えたシューズがあり、今回紹介する『KAHA 2 MID GTX』は歩きやすさを重視したサポート機能とクッション性を併せ持つ作りです。
HOKAは自然と足が前に進むメタロッカーテクノロジーと足を包み込み、かかとを固定するアクティブフットフレームによりホカの特徴であるクッション性で最大限に発揮する構造となっています。クッション性があることで、足への衝撃を減らし負担が軽減され、長い距離を歩いても疲れづらいように感じられました。初心者の方にとってはクッション性があることで、疲れづらくハイキングを楽しめると思います。
ミドルカットモデルの良さ
『KAHA 2 MID GTX』はミドルカットモデルですが、ローカットモデルの『KAHA 2 GTX』も展開されていて、どちらかを選ぶことができます。
ミドルカットのハイキングシューズは、一般的にくるぶしを保護し、砂利や砂などがハイキングシューズの中に入り込みづらいため、歩きに集中できる特徴があります。足首を固定して捻挫がしづらいといった説明もありますが、これを期待してミドルカットにするのは間違いです。
また、雨が降ったときに、レインパンツをシューズの上からかぶせることができるので、靴下が濡れづらい点もミドルカットの良さです。
『KAHA 2 MID GTX』は踵からアキレス腱までを包み込む形状を採用しているので安心感が追加されたシューズに仕上がっています。(ローカットもミッドカットと同じ踵からアキレス腱までを包み込む形状を採用しています。)
HOKAならではのアウトソールによる安定感
『KAHA 2 MID GTX』はシューズに対して面積の広い拡張され、2つに分かれたスワローテール形状のアウトソールが特徴的です。実際に不整地を歩いてみると、歩きを邪魔することもないし、安定感の悪い滑りやすい木の上や石の上に足を置いてもしっかりと立つことができ、次への一歩が踏み出しやすく歩きが非常に楽でした。
特に登りは顕著で、ビブラムのメガグリップによるグリップ力と、スムーズに足運びをサポートするメタロッカーテクノロジーは、思った以上に歩きをサポートしてくれることに驚きました。
ゴツゴツした岩、雨が降った後の濡れた木々をものともせず、前進できる気持ち良さはハイキングだけでなく、岩場の多い登山道やザレ場などで特に力を発揮するアウトソールに仕上がっていると感じました。
防水性と高級感ある風合いの融合が特徴のハイキングシューズ
『KAHA 2 MID GTX』には防水仕様のヌバックレザーを採用しており、高級感のある風合いがありながらもHOKAらしいスポーティーなデザインで、普段使いできるシューズに仕上がっています。
アッパーには、ゴアテックスの防水メンブレンを採用しているので山の中で急に雨が降った時にも安心だし、雨が降った時に出かけられる普段使いのシューズとしても使えるし、草の多いキャンプ地などで朝露に触れるようなシーンにも使える汎用性の高さが魅力です。
保護性能にも優れていて、つま先にはしっかりとしたラバー素材で保護され、石などの硬いものに足をぶつけても怪我の心配がありません。
そしてコンプレッションEVAミッドソールによるクッション性があり片足533gはかなり軽量なハイキングシューズと言えます。歩いてみるとさらに軽快に動けるのは『KAHA 2 MID GTX』ならではです。