ハイパーライトマウンテンギアのバックパックはテント泊で縦走するときに主に持ち歩いてます。メイドインUSAの剛健な作りで素材は超軽量のフィルム素材で有名なキューベンファイバーとポリエステルのハイブリット素材で出来ています。
2重構造の素材だから軽くて丈夫である事に加えて防水性が強化されてるんです。だから山じゃなくて川での遊びでも安心感があるし、レインカバーも必要ないから雨が降り出してもザックの中のものが濡れる心配がないんです。
これはアイスパックという商品名からも雪山をイメージして作られているんです。ザックには雪山・アイスクライミングで使うクランポンやピッケルを容易に収納することが可能だし、スノーシューを両サイドに装着したりすることができて、それら鋭利なものがあたる可能性があるところの素材はダイニーマというより強度のある素材で作られており考えられているなあと感動します。ウィンター寄りの作りではあるんだけど、年中使える良さがあります。
ハイパーライトマウンテンギアの良さ
僕がハイパーライトマウンテンギアのバックパックを選んでいる理由には幾つかあるんですけど、1つにあんまり考えなくていいということです。
ウルトラライトなザックの大半が使いこなす際に、わりと工夫をしなくちゃいけないというのがあると思うんです。例えばザックが軽く生地が薄かったりパッドがなかったりすることで、中にいれたものがザックの背負い心地に直接インパクトしてくる。いわゆるパッキングに影響されやすいから、ある程度綺麗に計算して詰めていくことが大事になってくるんです。
でもハイパーライトマウンテンギアのバックパックはガサガサ突っ込んでも背負い心地が凄く悪くなるっていう事が少なく気になりづらいんです。僕はガサツなところが多くてそんな僕を受けとめてくれるザックというイメージを持ってます。
ハイパーライトマウンテンギアの許容範囲
またザックにはそれぞれ耐えうる重量っていうのがあって、軽量なザックほどその重量の制限がでてきます。それを考えた上で自分の持ち運びたい装備品を睨んでザックを選ぶことが大事なんですけど、ハイパーライトマウンテンギアのバックパックは20キロぐらいの荷物を背負っても腰加重だから疲れづらく気にならないんです。
ザックの背面に2本のアルミステーが内蔵されているから重量がある場合も背負い心地は良好でこれが腰加重をサポートしてくれてるんです。凄く軽い荷物であればアルミステーを取ってより軽くなんていう使い方も出来ますが、やっぱりあった方が背負い心地はいいですね。
バックパックを小さく畳めるという利点
ザックを小さく畳みたいときっていうのがアクティビティの最中にあるんです。例えばカヤックとか行くときにザックをカヤックの中に積まなくちゃいけない。そんな時にはステーを抜いて本体を小さく畳むことができるんです。
ロングトップの良さ
ロングトップのいいところは、トップが結構広がるので荷物の出し入れがラクなのと、荷物の容量にあわせて大きさを変えることができるんです。大きいタイプのザックを選んだのには理由があって、お客さんと山に行ったときに、体力が優れなくて変わりに荷物をもってあげるシーンっていうのを想定しているんです。荷物が軽くなるだけで疲れ方が全然違うから、そういうことも考えると大きなザックという安心感が僕にはあります。
1人だったらこんなに多くの容量は必要ないかもしれないけど、自分の立場を考えると許容範囲が広いというのは対応がしやすいというメリットがあるんです。