群馬県の南西部に位置する西上州、1000m程の低山が連なりますが喧噪のない静かな登山を楽しめるエリアです。低山といえども妙義山や荒船山のように岩峰多く、鎖やロープを駆使した山行は高度感とスリルに溢れ、上級者も大満足な山行きとなります。数多くの奇岩は印象的な秋の絶景を魅せてくれるでしょう。
中山道の姫街道西牧関所跡から伸びる登山道、御堂山への道中には寄り添うように立つ老夫婦のような「じじ岩、ばば岩」と呼ばれる奇岩があり、登山者や地元の方から親しまれています。登山道入り口から1時間ほどの絶景は西上州の隠れた魅力を発見することになるでしょう。
- 紅葉の見頃:10月下旬~11月中旬
- レポート:2020年11月20日
御堂山の紅葉登山レポート
今回の登山ルートは以下の通りです。
8:30 ハイク開始。登山道は民家の脇より始まります。
あまり人が入っていないのでしょうか、登山道は荒れ気味ですが、危険な箇所はありません。
レポートは11月半ば過ぎ、山麓から中腹までの紅葉は見頃でした。
9:40 登ること1時間少々で老夫婦を染める秋の絶景と出会えます。まだまだ見知らぬ景色は山ほどあると実感。山に通じてる友人たちにラインしましたが誰も分からず一様に「妙義山?」との返し。あまりの景色に1時間以上滞在してしまった。
11月10-15日頃は山頂部の紅葉も見事だったと思われます。
11:30 爺岩・婆岩から30分も登れば御堂山頂上に。眺望無く少々退屈でした。この日は知らずに行きそびれましたが、「じじ岩・ばば岩展望」という場所では、奇岩を一望できたようです。
秋深まるこの日、御堂山に至る行程で出会った・すれ違った登山者は15人程と、とても静かな山行きだったと記憶してます。喧噪とは全く無縁な西上州の「爺様・婆様」と出会う山旅、お勧めです。
【ご注意!ここは駐車場ではありません】
自分も知らずに上の写真の場所に停めてしまいましたが、ここはバスの停留所で、駐車されると近隣住民の方に多大なご迷惑に。登山口駐車場この道挟んで手前の三角コーナーエリアとなります。
御堂山入口(みどうやまいりぐち)駐車場
■登山口ナビより
https://tozanguchinavi.com/trailhead/trailhead-3158