これから登山を始めてみようと考えている方に、長く使えて、普段使いもできて、日帰り登山から小屋泊、テント泊にも使用できる山歩きの定番品を紹介します。
まず山歩きの定番品として
- 絶対に必要なお勧めの服装を紹介して
- 次に絶対に必要なお勧めの持ち物を紹介し
- 最後にあると、便利なオススメのアイテムを紹介します
山歩きの定番品-登山の服装編
登山をするにあたって汗をかかずに行動することが大事です。また寒い時に余計なエネルギーを使わないために防寒着も重要です。そんな登山の服装の中でも特におすすめのアイテムを紹介します。
軽くて暖かいコストパフォーマンスに優れたダウンジャケット−モンベル『スペリオダウンジャケット』
スペリオダウンジャケットはモンベルの軽量シリーズに属するフードがないタイプのダウンジャケットです。
重量はモンベルのプラズマ1000ダウンジャケットに次いで2番目に軽いモデルです。ダウンは800フィルパワーを使用しており、シェルには10デニール・ナイロン・リップストップを使用しています。
価格は税込みで1万4520円と驚くような価格設定でちょっと高級なメリノウール製のベースレイヤーと同じくらいの価格でこれだけのダウンジャケットを購入できてしまいます。
暖かなダウンジャケットを持っていない方や、ちょっと重いダウンジャケットから軽量なモデルに買い換えて装備の軽量化をしたいと思っている方におすすめのモデルです。
アクティビティによって選べるメリノウール『スマートウール メリノ150、120、スポーツ』
スマートウールには大きくわけてメリノ150とメリノスポーツ150とメリノスポーツ120の3種類があります。
素材に違いがありメリノ150はメリノウールの比率が高いのでハイキングなどのゆっくりとした登山で保温性を重視したベースレイヤーとして使用し、トレイルランニングなどのハードなアクティビティで乾きの早さを重視する際はメリノスポーツ150を使用するなどがおすすめです。
新しくメリノスポーツ120が登場し生地重量が30g軽くなり、より通気性に優れたベースレイヤーとして使用ができます。
今回紹介したクルーネックタイプ以外にもフード付き、ジップアップタイプなど展開が幅広いのも特徴のブランドです。
通気性とストレッチ性に優れたフリース-パタゴニア『R1エア・フルジップ・フーディ』
パタゴニアのR1の中で最も通気性に優れたフリースがR1エアです。
パタゴニアのミドルレイヤーカテゴリーでテクニカル・フリースに位置付けられます。
体にフィットして保温性と吸湿性を高めた作りで、通気性があり速乾性にも優れたフリースです。フードはバラクラバのようになり顔周辺を保護します。
手がかじかむ季節に超おすすめ『山旅-コンパクト防風ミトン』
寒い季節で手が痛くなる大きな原因の1つが冷たい風が手にあたることです。
これを防ぐためには、どうしても厚手のグローブで手を守ることになりますが、今回紹介するグローブは、わずか20gでしっかりと冷たい風を手から守るコーデュラナイロンで作られたミトンタイプのグローブです。
ミトンタイプなので指の間にコールドスポットが出来ないため暖かく、左側のグローブのポケットの中に両方のグローブをパッカブルすることができるので、コンパクトに持ち歩ける低山登山やトレイルランニングにおすすめのグローブです。
シルナイロン加工が施されているため、しっかりと雨を弾き、完全防水ではありませんが、レイングローブとしても使用できます。
パッカブルした後にポケットに入れたり、カラビナに取り付けてザックからぶら下げるなど、すぐに取り出せて使えるオールシーズン使える防風グローブです。
山歩きの定番品−登山の持ち物編
もしもの時を想定して必要な持ち物があります。ヘッドライトやエマージェンシーキット等の中でも、ずっと使い続けられるおすすめのアイテムを紹介します。
2つのボタンでオンオフが簡単-ブラックダイヤモンド『コズモ350-R』
ブラックダイヤモンドのヘッドライトで価格の安さで人気のコズモの充電式モデルがこのヘッドライトです。
2つのボタンを備えており、オンオフの切り替えと明るさの切り替えを別のボタンで行うタイプのヘッドライトです。使い方になれると、押すボタンの回数を減らすことができます。
充電はUSBケーブルを直接本体に挿して行います。乾電池の利用はできません。
赤くて視認しやすく耐水性にも優れた-山旅『ファーストエイドキットポーチ-救急セットバッグ』
X-PACで作られた超軽量でありながら耐久性に優れたキューブ型のスタッフサックです。ファーストエイドキットポーチ、救急セットバッグです。
赤色であることで、ザックの中で視認しやすく、また自分自身が倒れたときに、他人が自分のザックからファーストエイドキットを探す際一目でわかることで、短い時間で助けてもらうことが可能です。
外側には十字にカットした白のX-PACを配置しています。2つのポケットになっているので、最も使用頻度が多い絆創膏を収納しておくことができ、ポーチの中を探さずに素早く絆創膏を取り出すことができます。
山歩きの定番品−あると便利なアイテム編
登山をより快適に楽しく歩くためにあると便利なアイテムがあります。トレッキングポールやタオル、スタッフバックなど、長く使い続けられるおすすめのアイテムを紹介します。
ヘッドライトがランタンに変身-山旅『キューベン・ヘッドライト・ランタンシェード』
半透明素材で柔らかく、ヘッドライトをこのスタッフバッグに入れることでランタンシェードになります。別途ランタンを持ち歩く必要がなくなる一石二鳥なアイテムです。
その名の通りヘッドライトを使用してランタンのように活用することができるアイテムです。
更にこのアイテムはミニサイズのクッカー用スタッフバックとしても活用できる便利なアイテムです。
パサパサしない・潰れない-山旅『登山用 おにぎり保温・保護ケース』
気温が低い場所におにぎりを持っていくと
- 食べるときにお米がパラパラとしてしまう
- お米の水分が凍っておにぎりが美味しくない
このようなことを防ぐための、おにぎり専用保温ケースです。夏はおにぎりを腐食から防ぎます。
入れることができるおにぎりは
- 三角形のおにぎり
- 丸形のおにぎり(とり五目、お赤飯、チキンライス、チャーシューチャーハンなど)
収納方法はとっても簡単・閉じやすい構造です。
行動食を自分で作って楽しめる-山旅『スタンドコジー』
スタンドコジーとは、ジップロックのフリーザーバッグSサイズや、尾西のアルファ米、モンベルのリゾッタシリーズなどにジャストフィットする保温性で優れたアストロフォイルを備えた保温バッグです。
お湯を入れて温かな状態でアルファ米を食べるシンプルな使い方もおすすめですが、僕はジップロックにAmazonで購入できるライスフレークを入れて、自分で味と量を決めて行動食を作っています。