登山で、多くの人が楽しむカップラーメン。このカップラーメンをジップロックのスクリューロックにに入れ替えるだけで、カップラーメンの味をアレンジできます。
この記事では、まず初めに
- 登山でカップラーメンを楽しむ際のメリットとデメリットを洗い出し
- その後にデメリットを払拭するアイテムと使い方を紹介します。
- 最後にカップラーメンのアレンジ方法を紹介します。
登山でカップラーメンをよく食べる方、カップラーメンのおいしい食べ方を知りたい方に有益な情報となれば幸いです。
登山でカップラーメンを楽しむ際のメリット
登山でカップラーメンを楽しむメリットは、なんといってもその手軽さでしょう。
カップラーメンを食べるのに必要なのはお湯だけです。だからお湯を沸かすことができるクッカーと燃料があればラーメンを食べることができます。
最近のカップラーメンは種類も豊富で様々な味を楽しむことができます。
メリットをまとめると
- 手軽にラーメンを食べることができる
- お湯を沸かすためだけの道具で足りる
登山でカップラーメンを楽しむ際のデメリット
カップラーメンを楽しむ際のデメリットは、カップラーメンは栄養価が低くお腹を満たすのみの食事であることが挙げられます。
また残った匂いのするゴミを持ち帰らなければいけなく、ザックの中に入れるのも憚られるので邪魔になりがちです。
お湯を沸かして3分で食することができますが、山で食事をするときに、寒い場所だと食べるときには冷めてしまっていることが多いです。
デメリットをまとめると
- 栄養価が低い
- 匂いのするゴミを持ち帰らなければいけない
- 寒い季節では食べるときに冷めてしまう
次にこれらのデメリットを一気に解消するアイテムとそのアイテムの使い方を紹介します。
登山のラーメンが楽しくなるスクリューロックコジー
上に挙げたデメリットを全て払拭するアイテムがスクリューロックコジーです。
ジップロックのスクリューロックは140度の高い耐熱温度で、これにスクリューロックをすっぽり入れることができるアストロフォイルをセットにした『スクリューロックコジー』を使用することで全て解決します。
スクリューロックコジーとは?
スクリューロックコジーは2つのサイズがあります。レギュラーサイズのカップラーメンを入れることができる473mlサイズと、大きなカップラーメンを入れることができる。730mlサイズの2種類です。
ジップロックのスクリューロックを包み込むように作られたアストロフォイル製のコジーは、熱を輻射し閉じ込める働きがあります。この力によってお湯を入れた後のカップラーメンを長い時間保温することが可能です。
栄養バランスは自分で考えられる
登山にもって行く時は、カップラーメンをすべてスクリューロックに移し変えます。
もともと入っているスープを使用せず、栄養価の高いフリーズドライのスープに変えることもできるし、追加でごま油や米油などを追加したり、カレーラーメンであればスパイスを追加するなど自由に味付けもできるし、栄養バランスを考えることもできます。
僕がよく行うカップラーメンに追加する食材は、
スタンダードなカップラーメンに
- ごま油
- にんにくチューブ
- ラー油
カレーラーメンに
- 七味唐辛子
- ターメリック
- ガラムマサラ
- とろけるチーズ
- パルメザンチーズ
シーフードラーメンに
- 乾燥エビ
- にんにくチューブ
- オリーブオイル
- マヨネーズ
その他のカップラーメンにも、様々な食材を追加して美味しく食べることができます。
追加で調味料を持ち歩く必要はなく、すべてスクリューロックコジーの中に入れるだけです。
匂いのするゴミは移し変えるから自宅で捨てられる
カップラーメンの中身をスクリューロックコジーに移し変えるため、自宅でカップラーメンのゴミを捨てることができます。
食べ終わった後、スクリューロックをすれば臭いを気にせず、ザックの中に入れて持ち帰ることができるので、ザックの外側にゴミをぶら下げて下山をすることがなくなります。
いつまででも暖かく食べることができる
アストロフォイルは、アルミ純度99% 熱反射率97%という住宅建材で使用される素材です。
この素材に包み込まれた空間に熱源があると、高い熱反射率によって効率的に保温が行われます。
よって熱いお湯を入れたスクリューロックの中は、この素材によって熱を外に逃さずに暖かく保つ効果があります。
だから、本来お湯を入れた後に3分待つところ、2分とちょっとでカップラーメンが完成します。