お料理好きな人にも大人気、プロのシェフも愛用のstaub(ストウブ)鍋。
初めて聞く人のために簡単に説明すると、フランスでプロ向けに開発された鋳物の鍋で、ふた裏面のピコ(突起)が特徴。これが美味しさの素となります。直火はもちろん、IHやオーブンなどあらゆる熱源に幅広く対応しています。
何よりも見た目がカワイイのでお部屋のディスプレイにされる人も多いです。鋳物なので小ぶりの物でもふたもあわせたら重さが1キロ余裕で越えてしまうのもストウブ鍋なのです。
- Staub ピコココットラウンド10cm チェリー:749g(実際量ってみての重量)
- Staub ピコココットラウンド12cm グレー:1,259g(実際量ってみての重量)
だけど312mの低山だからこそ軽量化よりも【カワイイを優先したい!】
という事でちょっと紅葉には早い【鈴ヶ峰】の山頂にストウブ鍋を持って行って料理2品作ってきました。
Staub ピコココットラウンド12cmを使ったアンチョビのカレーピラフ
アンチョビのカレーピラフ1人分の材料
- お米1/2カップ
- 玉ねぎ30グラム(みじん切りにしたものを持参)
- アンチョビ2枚
- ポーションオリーブオイル1/2個(コストコの物 大さじ1/2でも)
- カレー粉小さじ1/2
- 塩こしょう少々(ギャバンスパイス)
- あらびきガーリック少々(ギャバンスパイス)
- 水1/2カップ
- トッピングで乾燥パセリ少々とすだちまたはレモン1切れ
アンチョビのカレーピラフ1人分のレシピ
ストウブ鍋は12センチのピコココットラウンドを使います。
鍋にオリーブオイルを入れてからバーナーを点火、玉ねぎとアンチョビを入れて炒めます。アンチョビはスプーンを使って切りながら炒めます。
次にお米とあらびきガーリックを入れて炒めます。炒めるのでお米は洗っていません。
カレー粉と塩こしょうを入れて更に炒めます。熱効率がいいのでここまで1分半ぐらい、時間との勝負です。
水をお米と同量入れます。ジップロックのミニコンテナ(タッパー)にお米を入れてきましたが、それに水を入れると計量が簡単です。お米と同じ量の水を計って鍋に入れます。
ふたをして弱火で約10分炊飯します。その間にもう一つの料理の仕込みをはじめます。
(時間が来たら火から下ろしタオルを巻いて約5分余熱で蒸らします)
Staub ピコココットラウンド10cmを使ったたまごのスフレ
たまごのスフレ1人分の材料
- ポーションオリーブオイル1/2個(さっきの残り)
- たまご1個
- えのき10グラムとズッキーニ20グラム(ざっくり切って持参)
- 塩こしょう少々
- とけるチーズひとつまみ
たまごのスフレ1人分のレシピ
ストウブ鍋は10センチのピコココットラウンドを使います。
オリーブオイルを鍋の底や側面に行き渡らせます。
たまごを写真の様にフワフワに泡立たせて塩こしょうを入れます。お箸だとかなり頑張らないといけませんがミルクフォーマーがあれば簡単です(百均で手に入ります)
バーナーに鍋を置いてズッキーニとえのきを入れてから点火します。
すぐに油が熱くなるので急いで1分炒めます。
たまご液を入れチーズもいれたらふたをして弱火で3分加熱します。
ボーっと風景を眺める時間が出来ました。随分太陽の位置が下がってきました。わずか3分のたそがれタイム。(逆光なので実際より暗めに写ってしまいました)
出来ました!すぐふたを開けたらこんなにフワフワ♡パセリもふります。
すぐにしぼんでしまいます。でも食感はフワフワです!
もう一方のカレーピラフの方も同時に完成しました。
鋳物なので火から下ろしている間も調理が進むしまだホカホカでした。
パセリとスダチものせました。カレー粉と柑橘類はアンチョビの臭み消し効果があります。歯ごたえもありとても美味しい一品になりました。かわいくて満足♡
ここで思いがけないプレゼントが!みて!この風景!
ちょっとしたマジックアワーっぽいものが楽しめました。
意外と早く迫りくる秋の日没タイム、急いで下山準備をしました。
そしてやっぱり【カワイイ】も時には必要!と思った一日でした。
同時に2品完成するようにレシピを考えています。
メスティンなどを使う場合は加熱時間をちょっと長めにしてください。
実際に山頂で作った動画のリンクはこちらです。
今回使用したストウブ鍋紹介
(ストウブでもセラミック製の物は直火で使えません。形が似ていますのでご注意ください)
ストウブ鍋レシピを楽しんだ鈴ヶ峰とは
広島市の西区と佐伯区にまたがる山で東峰・西峰の二つの山頂があります。JRでは井口駅、広電宮島線では商工センター入口駅で下車後、徒歩約20分で憩いの森登山口に到着します。終始歩きやすく30分弱で東峰山頂到着、広島市内や瀬戸内海が見渡せます。初心者の方からベテラン登山者まで大人気の山です。