毎年恒例の毘沙門堂紅葉観光からの大文字山ハイキングへ。
学生の頃にトレーニングで大文字山登ったり、毘沙門堂の階段ダッシュで鍛えた思い出の場所。
毘沙門堂は山科区にあって、京都市内でありながらそれ程人がごった返さない穴場的スポット。
でもテレビ等で年々認知度が上がり、観光客が増えてきているので、落ち着きを見てきた地元民からすると少し複雑。
春は桜も素晴らしい。
紅葉はこれからの木もあったけど、敷き紅葉は先日の雨のおかげで見頃。
住職さんが綺麗にしてくれているので感謝です。
毘沙門堂小話
訪れた客はまず「梅の間」に通されます。
すると襖絵が目に入ります。
その襖絵には「梅に山鳥」、「竹にコマヒヨドリ」が描かれています。
通常は「梅にウグイス」、「竹に雀」が描かれます。
そのことから「鳥が合わない」→「取り合わない」、つまりこの家の主人等誰も迎えに来ないと、いうことに気付かなければいつまでも放置される結果となります。
いわゆる「京いけず」というやつです。
山科聖天へ
さて、毘沙門堂の中にも入りそれぞれのお部屋や弁財天の迫力ある紅葉に満足したら次は登山口までにある山科聖天。
こちらはもっとマイナーで静か。
毘沙門堂から5分やけどほとんど誰も訪れない穴場中の穴場。
毘沙門堂の勅使坂程の規模ではないけど、素晴らしい敷き紅葉が心ゆくまま堪能できる。今回はまだでした。
毎年恒例の京都盆地の大文字山登山スタート
山科聖天を楽しんだらいよいよ大文字山。登山口は山科聖天から更に奥に進んだところ。
山名 | 大文字山(だいもんじやま) |
場所 | 京都府 |
標高 | 466m |
天気・アクセス | 大文字山の詳細情報 |
このレポートは2022年11月22日。
前回同様、数年前の台風で登山道は大荒れ。丸太を潜ったり跨いだり乗り越えたり。新調したブラマンキ(Vlaminck)のザックが丸太に当たる…まだ汚したくなかったのに(笑)
更に進むと登山道は前回以上に荒れている。沢の右側にあった登山道が倒木で覆われていて、沢の左側に変わってたり…。
稜線に出てからは荒れた箇所無し。
植生とか風向きの影響なのか。稜線以降は落葉広葉樹多く紅葉している木もあって、登山道は落ち葉がたくさん。稜線まではほとんど針葉樹で紅葉が無かった。数分で変わるから不思議。
登山道が荒れてたのもやっぱりここら辺が影響してるんやな。
ここからはさくさく歩きやすい。
登り始めから一時間程で山頂到着。
山頂は京都市内の展望良く、天気が良ければハルカスも見える。
ここでお昼にしようかと思ったけど、ちょっとうるさめのおじさんがいたのでそそくさと火床に移動。(お話しは楽しかったけど圧が……(笑))
火床まではしばらく下り。
落ち葉で滑りやすいから要注意。
樹林帯を抜けると急に明るくなり目の前は京都市内一望。
火床の側にある階段を下ると、弘法大師さんがいて目の前には五山の送り火「大」の字の中心の火床(金尾.かなわ)。その側で昼食。
山専ボトルのお湯でカップラーメン。
そしてまたしてもコーヒーの粉を忘れたので白湯。寒い山での白湯の美味しさにはまってきてる。そして疲れが癒される。
体が冷える前に銀閣寺に向けて下山開始。
ここからは更に紅葉が美しく赤や黄色に癒される。
更に歩きやすいのでさくさくとあっという間に下山。
下山後も京都の町を散策
銀閣寺前のお土産道は思ったよりも人が少なかった…。
哲学の道は桜がメインで紅葉は散っていたけど、南禅寺はバッチリ見頃。
永観堂はライトアップ入場の為に大行列。そういえば昔来たときは入場に3時間くらいかかったなぁ。
地下鉄で蹴上駅から山科駅へ戻り、駐車場に無事戻って旅はおしまい。
晩御飯は最近流行りの王将でにんにくゼロ餃子最高。
何度訪れても素敵な毘沙門堂と大文字山。次は春に訪れます。
お疲れ山でした。