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今回紹介する山旅のメリノウール製Tシャツ『速乾メリノウールTシャツ』は、汗の乾きが早く、艶やかでソフトな着心地が特徴です。
なぜこのような特徴となるのか？その秘密はメリノウールに混紡をしている素材と比率にあります。
この記事を読むことで、山旅のメリノウールが登山やトレイルランニングに優れていることが解ると共に、メリノウール製ウェアの選び方が上手になります。
- まず初めにメリノウールと混紡素材の関係と特徴の違いを紹介します
- その後に山旅速乾メリノウールのTシャツの位置づけを紹介、
- 最後にサイズ感とおすすめの着用シーンを紹介します
こんな方におすすめ
- メリノウールのことをもっと知りたい方
- メリノウール製のベースレイヤーが気になっている方
- 汗の乾きが早いメリノウールTシャツが欲しい方
商品概要
| ブランド | 山旅 |
| 商品名 | 速乾メリノウールTシャツ |
| 商品説明 | リノウールが持つ消臭効果と、保温性と速乾性を備えた登山、トレイルランニングでの使用に適したメリノウールTシャツです。メリノウールのチクチク感がなく着心地の良さを追求したベースレイヤーです。 |
| 価格（税込み） | ￥7,980 |
| 重量 | 140g/m2 |
| 素材 | ADVANCED JERSEY 140 メリノウール50% ポリエステル50% |
管理人の評価レビュー
| 総合評価 | ★★★★☆ |
| 快適性 | ★★★★☆ |
| 軽量性 | ★★★★★ |
| コストパフォーマンス | ★★★★★ |
メリノウールと混紡素材の関係と特徴の違い
メリノウールのTシャツの多くが汗の乾きの速さと、耐久性を向上させるために化繊素材を混紡しています。
混合している化繊素材にはナイロン、ポリエステル、テンセル、などが代表的です。それぞれの素材についてメリットとデメリットを挙げだすと以下の通りです。
| 項目 | メリット | デメリット |
| ポリエステル | ・耐久性が高い ・吸湿性が低い ・速乾性が高い ・防シワ性がある ・リーズナブル ・防虫性あり | ・汚れが付きやすい ・静電気が起きやすい ・毛玉ができやすい |
| ナイロン | ・耐久性が高い ・吸水性が高い ・摩擦に強い ・防シワ性がある ・防虫性あり | ・吸湿性が低い ・熱に弱い ・長期間で黄変しやすい |
| テンセル | ・柔らかい ・光沢感がある ・保湿性が高い ・吸湿性が高い ・速乾性が高い | ・摩擦に弱い ・水洗いで縮むことあり ・白化しやすい ・濡れると少し硬くなる |
上のようにメリノウールと、混紡している素材によって機能部分では耐久性・吸水性・吸湿性・速乾性の違いがあり、肌触りや見た目までも異なります。
今回紹介するTシャツの場合は、吸水性や吸湿性、速乾性が気になるところです。
人の皮膚は常に呼吸をしており一見汗をかいていないように見えても、皮膚の表面からは水蒸気になった汗が放出されています。液体の汗以外にも、このような水蒸気の存在があることを知って、吸湿性にも目を向ける必要があります。
吸水性や吸湿性はポリエステルと比べるとナイロンが高く、速乾性はポリエステルが高いです。吸水性や吸湿性が最も高いのはメリノウールです。ちなみにメリノウールはポリエステルの約40倍の吸湿性を持つため、汗冷えを防ぎます。
このような化繊素材の特徴を活かすためには、混紡比率を多くする必要があります。メリノウールは優れた吸水性と吸湿性を備えており、化繊素材、特にポリエステルは速乾性に優れています。
『山旅 速乾メリノウールTシャツ』のTシャツの位置づけ
『山旅 速乾メリノウールTシャツ』は、ポリエステル50%、メリノウール50%という高い化繊素材の混合比率が特徴の素材を採用しています。
これによってメリノウールのTシャツだけれどもトレイルランニングなどのハードなアクティビティでもポリエステル50%の乾きの早さで活用することができます。
汗の乾きはメリノウール製のTシャツの中でも群を抜いており、拡散力に優れ素早く汗を乾かす特徴があります。それでいて化繊素材のTシャツに比べて、熱を奪いづらく、寒い季節こそ気持ちよく着用することができるTシャツです。
特徴を端的に言うならば『メリノウールの高い吸湿性と、ポリエステルの高い速乾性を備えたTシャツ』です。
素材の厚みは1平方メートルあたり140gの薄手の素材で、着心地が軽いだけでなく通気性にも優れ、断熱性にも優れているので夏は涼しく冬は暖かく過ごせるTシャツです。
サイズ感とおすすめの着用シーン
身長180cm、体重66キロの男性でサイズはSサイズを着用しています。日本サイズのM相当でタイトすぎずゆったりとした着用感です。国内ブランドの一般的なサイズよりもワンサイズ大きめの作りです。
このTシャツはとにかく幅広いシーンで着用することができる汎用性に優れていることが特徴です。
他のメリノウールのTシャツと比べると汗をかくアクティビティで快適に行動することができるので、秋冬の寒い季節のトレイルランニングには、このTシャツを着用して寒くなればウィンドブレーカーや薄手のミドルレイヤーで行動することが多いです。
汗をかいても汗戻りせず、肌をドライな状態に保つ特徴があるので、パジャマの使用に超おすすめです。暑くて布団をはいでも汗冷えしづらいため、快適に就寝することができます。
だから3シーズンの登山ではパジャマとして、日帰り登山ではお風呂上がりの着替え用Tシャツとしても活用するのにおすすめです。
▼ベースレイヤーの基本についてわかる記事
