登山用の財布、皆さんはどんなものをお使いですか? 筆者はパーゴワークス トレイルバンクSを3年ほど愛用しているのですが、この財布は登山の時だけでなく、普段の生活でももはや手放すことのできない大切な相棒となっています。
登山だけでなく、普段も使える財布が欲しい!
登山の際には登山用の小さな財布を持ち歩いている方が多いですが、筆者は登山の度に財布を変えるのが面倒で、普段使いができる登山用財布を探していました。しかし、コンパクトサイズでは普段使いづらいのも事実。いくらキャッシュレス化が進んできたとはいえ、まだまだ普段使いの財布は必要です。
そこで、普段の財布はそのまま使用することにして、キーレス化によって軽くなったキーケースに登山用の財布の機能を兼用させて「ウォレットキーケース」として普段も使ってはどうかと思いました。
「ウォレットキーケース」に求めたこと
「ウォレットキーケース」として使うには、次の3つの条件をクリアしたいと考えました。
- 最大でも一般的なキーケースの大きさ
- 家と車の鍵2つを安全につけることができる
- 登山時に出し入れするもの(現金やカードなど)を最小限にしたい
これらの条件を最も満たしてくれそうなのがパーゴワークス トレイルバンクSでした。
普段携行するもの、登山時に追加するもの
パーゴワークス トレイルバンクSとともに普段の生活で携行するもの、登山時に追加するものを、筆者の生活パターンから考えてみました。ちなみに、車を運転することが多いので、車関連のものが多めです。
普段の生活で携行するもの
- 家の鍵
- 車のスマートキー
- 運転免許証
- 健康保険証
- JAF会員証
- JRO会員証
- 現金(千円札1枚と100円玉2枚程度)
登山時に追加するもの
- 現金(必要分)
- クレジットカード1枚
実際に使って感じたこと
実際使ってみると「ウォレットキーケース」に課した3条件は完璧にクリアできました。特に感じたのは、登山時の手間のかからなさ、そして普段のちょっとした外出時にスマホとトレイルバンクSだけで出かけられるフットワークの軽さ。ただ単に身軽なだけでなく、大事なものはちゃんと持っているという安心感も実感できます。
メリット
- 登山時の財布の中身を移動する手間が最小限
- 日常生活でのフットワークの良さ
- 素材が丈夫、痛まないし汚れない
- 細部までこだわった機能性、飽きの来ないデザイン
素材については、3年使用した現在でも新品とさほど変わらず、紺色なので汚れも全くと言っていいほどありません。また、硬貨が見えやすいように小銭収納部分がメッシュになっていたり、お札が落ちにくいような工夫があったりと、機能的にもちょっとした気遣いがちりばめられており、ポテンシャルの高さを感じました。
デメリット
- 開く時のマジックテープの音
唯一のデメリットは、財布を開くときのマジックテープの音です。山小屋などの閉鎖的な空間では、べりべりという音が響き渡るような気がします。
「ウォレットキーケース」という使い方、おすすめします!
メーカーサイトには「免許証と保険証とクレジットカード、そして数枚の紙幣、缶ビール用の小銭くらいしか入りません」とありますが、筆者はカード類を5枚入れているし、キャッシュレス化により現金は必要最低限でいいので、登山時はこの財布で十分と言えます。それにしっかりとしたカラビナがついているので、鍵も数個なら安全につけられそうです。
登山に必要なカードや現金などをコンパクトに詰め込むことができるトレイルバンクSと一緒に、軽やかにフィールドへ繰り出しましょう!
商品概要
- サイズ:110X65X10 mm
- 重量:28g
- 主素材:ブラック:ナイロンPCコーティング、その他のカラー:X-Pac
- カラー:ブラック、イエロー、ホワイトなど
2022年発売のモデルより、ブラックのメインファブリックを420DのリップストップナイロンのPCコーティングに変更しています。