簡単な山ごはんの代表格といえばカップラーメンとおにぎりを思い浮かべます。お湯を注ぐだけで作れるから大きなクッカーも必要ないし、調理する時間も必要ないからすぐに食べることができます。
今回紹介するのは簡単な山ごはんの中でも美味しく満足感の高いボリューミーなカレーです。タンパク質やビタミン類などを多く含んでいるので山ごはんに最適です。2つのレシピを紹介します。
お湯を注ぐだけで抜群に美味しいカレー
1つ目のレシピはカレーメシを使った簡単山ごはんです。
用意する道具
用意する道具はお湯を沸かすためのクッカーと燃料、山旅スクリュートップキーパーコジーです。実際に僕が使用している道具です。
- クッカー:エバニューTi570cup
- ストーブ:SOTOウインドマスター
- 燃料:OD缶
- 保温ジャー:スクリュートップキーパーコジー
- カトラリー:UL先割れスプーン
より装備を軽量化したい場合は固形燃料がおすすめです。
用意する食材
用意する食材はスーパーで手に入れることができるものばかりです。
- カレーメシ(好きな味)
- サバ缶(好きな味)orツナ缶
- 大豆ミートミンチタイプ(湯戻し・水切りがいらないタイプ)
- ガラムマサラ:小さじ1程度
- 濃厚トマトペースト:1袋
登山に出かける前に準備
簡単な山ごはんなので準備も作り方もとってもシンプルです。保温ジャーとして使用するスクリュートップキーパーコジーにすべて投入しておしまいです。
スクリュートップキーパーコジーはシリコーンパッキン付ネジ式密封容器なので水分が漏れづらい仕様です。今回は水分がほとんどないのでジップロック®スクリューロックコジーでも大丈夫です。
作り方
作り方はお湯を沸かしてスクリュートップキーパーコジーに注いでおしまいです。蓋をして5分待ったら完成です。スクリュートップキーパーコジーを使用しないと、山の上の場合は5分後にカレーが冷めてしまいます。
スクリュートップキーパーコジーはアストロフォイル製の保温材がケースの周りを囲んでいるので冷めづらいです。食べている最中もずっと暖かな状態で食べることができるのが特徴です。
簡単炊飯&簡単カレーのすすめ
次に紹介するのはカレーメシを使わず、炊飯をしてカレーを作って食べる方法です。どちらも簡単に作ることができます。
用意する道具
今回紹介する簡単炊飯にはアイラップを使います。マチ付きの袋で、湯煎をしても破れづらく様々な大きさのクッカーで炊飯をすることができます。
- クッカー:エバニューTi570cup
- ストーブ:SOTOウインドマスター
- 燃料:OD缶
- 湯煎用の袋:アイラップ
- カトラリー:UL先割れスプーン
用意する食材
用意する食材は大げさなものは何一つなく簡単な食材のみです。
- お米(0.6~1合)
- サバ缶(水煮)
- コンソメ
- カレーパウダー
- 濃厚トマトペースト:1袋
作り方
アイラップの中にお米と必要なお水(お米1合で200ml)を入れて上部を結んだらクッカーを使って湯煎をします。袋の中がグツグツしてきて、グツグツが収まったら出来上がりです。
カレーを作っている間は食材保温ケース『山旅タイベック製保温バッグ』の中に入れておくとお米が冷めづらく便利です。
次にカレーを作っていきます。カレーはサバの水煮缶を使って簡単に作ることができます。水煮缶の中にカゴメのトマトペーストとカレーパウダー、コンソメを入れて、缶に直接火をあててグツグツ煮込んだら出来上がりです。
大きめのマグカップにお米を出して上からカレーをかけたら出来上がりです。
最後に
2つのカレーの作り方を紹介しました。どちらも簡単で栄養もボリュームもたっぷりの山ごはん。日帰り登山や縦走登山で楽しむことができるのでぜひ皆さんも試してください