帰りの飛行機は8時55分のフライトという事で、7時前にはチェックインしておきたいところ。荷物は一緒に同行した仲間に預けて、ターミナルで待機してもらい、僕は6時00分に車をレンタカー会社に返却して、そこから4キロの道のりをターミナルに向けてランニング。
なぜ4キロも走らなくては行けなかったか?安いという事で決めたレンタカー会社が国際線ターミナルから、4キロ離れたところにあるという状態。時間的にもタクシーを呼ぶのが難しいし…英語を使った電話で呼ぶ自信もないし…ということで走るという手段を選びました。
ランニングという手段を選べたのは、ニュージーランド航空のラウンジに入場できたからなんです。最終回となる今回は、海外旅行好きなら知っておきたい、ニュージーランド航空の素敵なラウンジサービスを紹介します。
走り終わって、汗に濡れた体でチェックインし、ロビーからゲート内へ。すると直ぐにニュージーランド空港のラウンジを案内する看板に出くわします。ラウンジ内は非常に広々とした空間で、洗練された落ち着きのある雰囲気です。
このラウンジは『KORU』と呼ばれる会員サービスに入会されている方やビジネスクラスで出発する方などが受けられるサービスで、空港ではこのラウンジで休憩ができ、機内では受託手荷物を追加で1個、無料で預かってくれるというサービスを受けられます。
まずは濡れた体を綺麗にしようとラウンジ内にあるシャワールームへ。
内装は非常に綺麗で、全て個室となっていて、気兼ねなくゆっくり体を洗い流せます。空港でシャワーを浴びるなんて初めての経験だったので、なんだか不思議な気分です。
ボディーソープやシャンプーが備え付けられていて、おまけにバスタオル、ヘアドライヤーまで準備があるので、着替えさえあれば、他は何も必要ありません。
飲み物に、食事に至れり尽くせり
シャワーを浴びて、朝は7時という時間でしたが、「この後は飛行機に乗って帰るだけ」という状況に、手はビールに伸びてました。お金は必要?いやいや、全て無料で楽しめます。
ビールの種類も豊富で、僕は大好きなクラフトビールを。いづれもニュージーランド国内のスーパーでも販売していたニュージーランド産のビール。
お酒以外にも勿論、ノンアルコールも充実しています。周りを見渡すとバリスタコーヒーを楽しむ方々が多く見受けられました。飲んでみたいと思える、美味しそうなコーヒーでした。
食事はビュッフェスタイルで、スクランブルエッグ、ポテトにチョリソーにパン、それとヨーグルトに沢山のフルーツと食事を楽しめます。こちらは朝ごはんのメニューなのかもしれませんが、お昼や夜の時間帯の利用機会も楽しんでみたいなと感じました。
広いラウンジには、様々なスタイルの席があって、他国籍の人々が利用するだけあって、様々なニーズを満たしているという雰囲気です。
中には大画面で上映しているサッカーを見て時間をつぶす人がいたり、ゆったりくつろげるソファーで仮眠をとる人がいたり、ノートパソコンに向かって黙々と仕事をしている人がいたり、どんなニーズでも居づらいということがない、落ち着いた空間で休むことができたのは、これからの長いフライトにはありがたい時間でした。
ラウンジ内にある電光掲示板をチェックして、そろそろ行かなくては…と後ろ髪を引かれる思いで、この優雅なラウンジを後にしました。旅行好きなら知っておきたいサービスの1つです。