COROS VERTIX2は登山時計として必要不可欠な情報取得はもちろん、登山のペースや計画通りに行動できているか確認することができる情報取得までできる優れた機能を備えています。
登山時計としてCOROS VERTIX2がどのように優れているかを紹介した記事は以下で確認することができます。
この記事ではCOROS VERTIX2を購入したらまず初めに行う使い方について紹介します。
初めにCOROSのアプリをダウンロードしよう
COROS VERTIX2を入手したらまず初めにCOROSのアプリをダウンロードしましょう。COROSのアプリでは代表的なこととして以下のことができるようになります。
- ウォッチフェイスのダウンロード
- ワークアウト中に表示するデータのカスタマイズ
- 時計に表示するメニューのカスタマイズ
- GPXファイルの取り込みと時計の同期
- VERTIX2で取得したアクティビティの詳細データの確認
- ファームウェアの更新
- トレーニングプランの作成
これ以外にも様々なことがアプリ上で行うことができます。
メニューのカスタマイズでより使いやすく
購入したばかりのCOROS VERTIX2はメニューがフルな状態で表示されています。例えばアクティビティメニューには縄跳び、トライアスロン、ウィンドサーフィン、スピードサーフィンなどなど登山での使用では使わないものがあるので、これらのメニューをオフにしておくことでメニュー選択が楽になります。
ワークアウト中に表示するデータのカスタマイズ
COROS VERTIX2を登山で使用する時に見たいメニューをどのようなレイアウトでどのような情報をチェックしたいかを想定してカスタマイズすることができます。
1画面で最大8つの情報を一気に確認することができるフレームや、大きな字体で高度を確認したい場合に適した2~4フレームなど自分の好みに合わせて設定することができます。
画面は全部で6つ設定することができ、時計のダイヤルかタッチパネルの操作で切り替えることができます。僕の場合は初期画面に強行を大きく表示させ、運動時間と心拍数を真ん中に、ウォッチフェイスの下の画面で現在時刻を確認することができるようにしています。
2画面目には、心拍数と現在の体温と平均体温を真ん中に、ウォッチフェイスの下の画面で現在時刻を確認することができるようにしています。
これ以外にも日の出日の入り時間、ペース、カロリー情報など様々なデータを設定することができます。
地図のダウンロードと時計への同期方法
地図のダウンロードはCOROSのマップダウンロードページに行って「Asia-3」という地域を選んでダウンロードを行います。地形図が1.31GB、等高線図が5.36GB、合計で7GBあるので、ダウンロードをして時計に同期するまでに数時間ほど必要です。このデータは中国、アジア各国の地図データも含んでいるので、日本だけの地図で良い、という場合は日本だけを選択して地図をダウンロードすることもできます。この場合は800MBほどのデータ量なので時計に同期させるまでの時間を短縮することができます。
ルートデータのダウンロードと時計への同期方法
登山時計VERTIX2でルートを同期するのにはGPXファイルを使用します。
GPXファイルはStravaやトレイルランニングのレースウェブサイトからの入手、YAMAP、ヤマレコなどのサイトから入手、ジオグラフィカやカシミールなどで作ったルートをGPX形式でダウンロードするなどして入手します。
入手したGPXファイルはスマートフォンで開いて「COROSアプリで開く」を選びます。こうするとCOROSのアプリのマイルートに保存されます。保存された地図を開くと「ウォッチに送る」ボタンが表示されているので、これをタップすると時計と同期します。
登山時計VERTIX2でルートを確認する方法
時計側のメニューでナビゲーションを選ぶか、アクティビティを選んでナビ設定から同期したルートを選ぶことができます。ルートを選んだ後に「コース開始」を選んで登山などのアクティビティを開始します。この時にコースを離脱した時にアラートを鳴らす設定をオンにすることができます。
ここまで購入したらまず初めに行う基本的な使い方について紹介しました。後は使いながら少しずつカスタマイズすることで『COROS VERTIX2』を自分色に染めていくことができます。