2023.05.07

登山からトレイルランまでサポートするサロモンのゴアテックスシューズ

今回紹介するサロモンのゴアテックスシューズ、X-ADVENTURE GORE-TEXとWANDER GORE-TEXは、あらゆる路面に対応する優れたグリップ力を持つ汎用性に優れたモデルです。登山やハイキングからトレイルランニング、普段履きまで可能にする2足のシューズの違いとともに特徴をレビューしていきます。

サロモンのゴアテックスシューズ2足のスペック

まずはじめに今回紹介するサロモンのトレッキングシューズ2足のスペックから紹介します。

モデル名	X-ADVENTURE GORE-TEX	WANDER GORE-TEX
防水性能	ゴアテックス	ゴアテックス
重量	323g	311g
かかと部高さ	29.5mm	26mm
前足部高さ	20.5mm	16mm
シューズ幅	ゆったり	スタンダード
ドロップ	9mm	10mm
シューレースのタイプ	クイックレース	フラットレース
ミッドソール	EnergyCell＋	EnergyCell
アウトソール	All Terrain Contagrip	All Terrain Contagrip
アッパー構造	センシフィット	センシフィット
税込価格	¥17,600	¥16,500

どちらのシューズもしっかりと汗蒸れを防止するゴアテックスのメンブレンによる防水性能を備えています。重量はどちらもメンズモデルで300g前半で非常に軽快な足運びが可能です。

サロモンのオフィシャルサイトではランニングシューズカテゴリーで紹介されていますが、実際に履いてみるとクッショニングと剛性感に若干の違いはあれど、どちらも安定感に優れているため軽登山やハイキング、トレイルランニングなど様々なアクティビティで活用できるシューズに仕上がっています。

注目すべきは優れたグリップ力

X-ADVENTURE GORE-TEXとWANDER GORE-TEXが採用しているアウトソールは『AllTerrainContagrip』と言い、あらゆる路面に対応するグリップ設計という特徴を備えています。今まで様々なサロモンのシューズを履いてきましたがグリップ力は格段に良くなっているように感じます。

特に雨が降った登山道で、濡れた木の根や幹に足を置いた時のグリップ力は素晴らしく、安定した歩行をサポートしてくれます。

トレイルランニングで水を含んだ土の上を駆け下りていくような場面では、地面を掴むようにグリップしてくれます。前日に天気が悪くトレイルがグチャッとしていることが予想されるようなシーンで活躍してくれます。

X-ADVENTUREとWANDERの履き心地の違いと使い分け

次に2足のゴアテックスシューズを履き比べて感じたことをレビューしていきます。最も大きな違いを感じるのはクッション性です。どちらもフォームクッションが内蔵されているので足裏負担が少なく、長い距離を歩く・走るようなシーンで威力を発揮するのですが、不安定なトレイルを走るようなシーンではアドバンスドシャーシがミッドソールに埋め込まれたX-ADVENTUREの方が横ブレがしづらく動きやすい印象があります。

またミッドソールのEnergyCell＋は高いクッション性と高反発性という相反する性質を両立した優れたフォームです。