2023.05.09

100年の歴史！明治大学体育会山岳部とは？新入部員大募集！！

現在、明治大学体育会山岳部では新入部員を募集しています。ですが「山岳部ってどんな部活？」と疑問に思う方もいるのでは…。そこで、明治大学体育会山岳部の活動や現役部員の声などをご紹介します！この記事を読んで少しでも山岳部のことを知っていただけたら嬉しいです。

100年の歴史！明治大学体育会山岳部とは？

明治大学体育会山岳部は、2022年度で創部100周年を迎えた伝統のある部活です！

過去には、国民栄誉賞を受賞した世界的冒険家の植村直己さんも山岳部で4年間を過ごしました。また、現在コーチを務める天野和明さんはカランカ（6931ｍ）北壁初登攀によってピオレドール賞（登山界のアカデミー賞）を受賞しています。

この他にも、国内外で活躍されたOBの方がたくさんいます。

例えば、以下のような記録があります。

1970年：OBの植村直己さん（S39卒）が日本人として初めて世界最高峰エベレストに登頂する。

1984年：OBの三谷統一郎さん（S53卒）がカンチェンジュンガ（8586m）で8000mラインの縦走に成功する。

1995年：山岳部の現役学生がインドヒマラヤのガングスタン（6162m）で海外合宿を実施し、登頂する。

2003年：明大隊がアンナプルナI峰（8091m）に登頂し、MACの学生・OBによるヒマラヤ8000m峰14座完登を達成する。

明治大学体育会山岳部は101年目、新たなスタート！

2023年度は、101年目となります。

部員が少ないという課題もありますが、気持ちを新たに活動していきます。

今年度は、「山を楽しむためのチームづくり」を方針とし、達成感や喜びを感じることのできる活動を行います。一人だけでは及ばないことも、部員全員、コーチの方々が一丸となることで、目標となるものを踏破できるチームを目指します。

山に青春を賭ける！山岳部の活動とは？

山岳部は、縦走からクライミング、冬山登山まで幅広いフィールドで活動しています。山岳部の活動の積み重ねにより、体力や技術が身につき、効率の良い安全な登山や難易度の高い登攀へのチャレンジを通してさらに確かなものとなっていきます。それだけではなく、計画・行動時の仲間とのコミュニケーションやたとえ厳しい環境下でも前向きに立ち向かうことを通して、人としても大きく成長できます。

年間では、以下のような活動があります。

合宿
トレーニング山行
個人山行
岩登り山行
トレイルランニング
スキーなど

山以外では週3回程度のトレーニングやミーティングを行っています。

階段でのトレーニング
ランニング
筋力トレーニング
ロープワークの練習
天気図
地形図の読み方など

現役女子部員が伝えたい！明治大学体育会山岳部の魅力

私は、2023年度に2年生になる川嶋です!

私が活動をして感じたことや山岳部の魅力をご紹介します。

山岳部に入ったきっかけ

まず、私が明治大学体育会山岳部に入ったのは、元々スポーツクライミングをしていたことがきっかけです。クライミングがしたくて入部した高校の山岳部での活動を通して、登山も好きになり、幅広くクライミングと関わりたいと感じ、明治大学体育会山岳部に入部しました。

山岳部の魅力

①美しい景色を見ることができる！

やっぱり山の魅力は美しい景色だと思います。実際に山で見る景色は言葉にならない程です。疲れている時でもその景色を見ると不思議と元気になれます。それを一緒に登ってきた仲間と見ることは最高の思い出になります。

②仲間と感動を共有できる！

私は山岳部で活動をする中で、楽しいことだけではなく、辛くて苦しいと感じる時も沢山あります。ですが、 1歩1歩進んで山頂に到着したときや下山した時は大きな達成感や感動があります。そして、その感情をチームの仲間と共有できることが山岳部の魅力だと思います。自分1人ではできないことを仲間と一緒に乗り越えていく経験ができることが部活の良さだと感じます。

体力や登攀技術が身に付くだけでなく、山でしか見ることの出来ない景色を見たり、人として成長できたり、自分の新たな可能性を感じることもできます。他にも山岳部の魅力は沢山あります。私は、山岳部での非日常的な体験が好きです。そんな活動を一緒にしてくれる方や応援してくれる方がいたら嬉しいです。私は今後も山岳部で活動する中で、自分の知らない世界を見たり、沢山の人と繋がったりしたいと思っています！