INFERNO XLITE 3.0との出会いはちょうど1年ほど前の16年夏です。15年冬にとあるレースの年代別優勝の賞品として別モデルのシューズをいただき、TECNICAシューズとの相性の良さを実感していました。そんななかで運よくINFERNOのモニターをさせていただくことになり、練習・レースで履くようになりました。
もともとトレイルの下りに苦手意識があり、グリップの強いシューズを探していましたので、Vibramソールを採用しているINFERNOは私にピッタリでした。足を滑らすようにして下るランナーのなかには、この滑らない感触が苦手な方もいらっしゃるかもしれないですが(笑)、たとえ悪路面でもソールが地面に刺さるような感じが私は気に入っています。
INFERNOはプロテクションがしっかりした、いわゆる厚底タイプのシューズですが、かかとと甲の部分のホールド感が強く、履くと実際の重さ(レディースサイズで約245g)よりもずっと軽く感じます。足入れ感覚は厚底特有とも言えるふわっとというよりも、しっかりとしたフィーリングで、地面からの反発が適度に伝わります。
短距離から長距離、ロード・林道から岩場まで、どんな場面でもINFERNOは私の足を守ってくれ、ゴールへと一歩一歩押し進めてくれる、最高の相棒であり続けてくれています。たとえ脚の調子が良くないときも、このシューズを履いて山歩きをしているくらいですので、たぶん私が日本で一番INFERNOをよく履いている女子だと思います!
今年9月には上州武尊山スカイビュートレイル(129キロ)のレースに参加します。INFERNOと一緒に出るこれまでのラン人生で最長&最高難度の旅。どんな冒険になるのか、いまからとてもワクワクしています。