【山頂で焼きそば】をどうしても食べたい!でも一から作るのはハードルが高そう!
という事で手っ取り早くカップ麺タイプを使ってしまいたいところですが、
そうすると避けて通れないのが【湯切りの湯】の処分。容器もそのままだとかなりかさばってしまいます。
でも【スタンドコジ―とジップロック】を使えば全て解決します。
今回は【え?山頂で焼きそば?簡単ジップロック焼きそば】を紹介します。
読んだらきっと作ってみたくなります。私も何回も作ってます。
材料(1人分)
- カップ麺 焼きそばモッチッチ1個
- ジップロックSサイズ(山旅コジ―適合サイズ)
- スタンドコジ―
- 熱湯350㏄(モッチッチに限り、この量です)
- フリーズドライのスープ1個
ポイント
湯切りした湯をスープ用に使います。気にされる場合はナルゲンボトルなどに入れて持ち帰るといいです。でも「湯切りのお湯をピッタリ使い切ってしまう所」にときめくのです(笑)
スープはお好みのものでいいです。大抵のものは160㏄のお湯を注ぐようになっています。今回はアマノフーズの5袋入りのものを使いました。単品で売られているものよりも少しコスパがいいです。
下準備
モッチッチの調味料とトッピングと麺を取り出します。麺は底を押し上げると取りやすいです。麺をジップロックに入れて携行します。他のタイプの麺だとジップロックSサイズに入りきらないのでこのモッチッチの形はありがたいです。元の容器と比べるとかなりコンパクトになるのがわかります。
現地での作り方
ジップロック入りのモッチッチをコジ―にセットします。
バーナーでお湯を沸かし350㏄注ぎます。本来は460㏄必要ですがここでお湯の量を減らすのが重要なポイント、下の写真の様にかなり麺がお湯から出ているけど大丈夫。この【モッチッチには350㏄】の量は必ずメモをお願いします。
シールをしてコジ―のふたも閉めて出来上がりを待ちます。側面記載の4分よりもちょっと短めにするのがコツです。
湯切りもめちゃくちゃ簡単、まず麺をササッとほぐしたらコジ―からジップロックを3~5センチ位持ち上げて出します。湯切りしようとする反対側を指でつまんで傾けると奇麗にお湯だけ流れ出ます。
お湯は全部シェラカップに注いでスープを作ります。
湯切り穴などなくても奇麗に湯切りできました。そしてスープのお湯の量は実際に量ると160㏄に近い数字になりました。これが【使う湯を350㏄にした理由】です。(他の麺だと350㏄とは限りません)
ちなみにモッチッチの容器のままで注ぎ線の所まで(460㏄)お湯を注いで作ると、スープを作ったとしてもまだ125㏄ものお湯が残ってしまいました。もし山でそういう事態になっても絶対草むらに捨ててはいけません。
ジップロックの方はソースとトッピングを入れて混ぜたら完成です!
いかがでしょう?普通においしそう!そしてうん、普通にモッチッチです(笑)スープも油っぽくもなく違和感もなく美味しく飲めました。
山専用ボトルを使った場合
サーモス山専用ボトル(750㏄)のお湯でもおいしくできるかどうか山に登って作ってみました。
自宅で熱湯を入れてから3時間経過しています。
作り方は同様、持ってきたお湯をジップロックに注ぎます。(一旦カップに移して計量したのでその分温度が少し下がってしまいました)
湯切りする直前に温度を計ってみると写真の様に77.5度を示しました。
味つけをして食べてみましたが生煮えっぽい所や固い所もないしホカホカでした。この位の温度を保つことが出来たら問題なく食べられる事が分かりました。
同時進行で別のコジ―を使い「現地でバーナーで沸かした熱湯」を注いで同様に作ってみました。
湯切り前に温度を測ると写真の様に80.2度を示しました。この結果にビックリです!
【山専用ボトル3時間経過の湯×山旅コジ―】の77.5度とほとんど差がありません。という事は、この程度の山歩きならバーナー持っていかなくても済むことがわかりました。
【山専用ボトル×山旅コジ―】の組み合わせはかなり優秀、もし山専用ボトルから直接ジップロックに注いでいればもっと高い温度を保てたと思います。(慣れたら計量せずお湯を注ぐといいでしょう)
さてさて。食べた後はジップロックをペタンと畳むだけ。かさばらない、湯切り問題も解決、早い、最後まで温かい、そして美味しい!簡単すぎ!もう毎回これにしたいくらいです。
以上【え?山頂で焼きそば?簡単ジップロック焼きそば】でした。
作った場所
岳山(たけやま)521m 広島県広島市安佐北区久地
山頂まではわずか1時間の里山で、歩き始めて15分で「千年杉」という立派な杉に会いに行けます。山頂直下の展望場からの眺めは良く、広島南アルプスや瀬戸内海まで見渡せます。
(ここの展望場で調理しました。)
アクセスは車が便利、広島自動車道広島西風新都インターが最寄りです。
(広島自動車道の側道沿いに登山口があり車は5台位駐車可能)
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