暖かな時期になると、気になるのが虫除け対策です。僕は登山やトレラン、また渓流に出かけてテンカラを楽しむんですが、そんなアクティビティを楽しんでいる時に大敵なのが、ブヨやアブ、メマトイといって目にまとわりついてくる小さな虫がいるんですが、こいつらがとにかく厄介で、登山を、釣りをつまらないアクティビティに導く嫌な奴らです。
おすすめポイント
- 嫌な香りがしない
- ハッカ油の強さは自分好みに調整が可能
- 蚊はもちろん、ブユにも効く
- ディートといった化合物は不使用
- シトロネラで汗の臭いや体臭を防ぐ
手作り虫除けスプレーの材料
- 無水エタノール…20ml
- 精製水…180ml
- メントール結晶…大匙1.5杯ほど(ハッカ油でも良いが価格が高め)
- クローブ(丁子)…大匙1杯ほど
- シトロネラオイル…数滴
準備する道具
出来上がった虫除けスプレーは大きめのビンの中などに保存してます。これをスプレーに移し替えるために使っているのは、無印良品の小分けボトルのスプレータイプと、詰替えセットです。2つ合わせて350円程とお財布にも優しいです。
虫除けスプレーの作り方
メントール結晶(もしくはハッカ油)をアルコールと精製水と混ぜる
メントール結晶を大匙1.5はいほど瓶に入れて、無水エタノール20ml、精製水180mlと混ぜます。この時、皮膚に垂らして痛みを感じない程度に、メントール結晶を少し多めに追加します。メントールが多い、少ないの違いが効果に違いをもたらします。
皮膚が痛くなるまで入れると危険なので、大匙2はいぐらいまで抑えるのが良いです。
クローブを大匙1杯ほど投入
クローブは、独特の甘い香りの主成分「オイゲノール」というのを含んでいて、この香りを苦手とする虫を近寄らせない効果があるようなんです。クローブを入れてから時間が経過すると徐々に茶色になってきます。
クローブが濃いと、白い生地に染みができるので、クローブなしでも構いません。
シトロネラオイルを数滴垂らす
シトロネラオイルはレモンに似たスッキリとした香りが特徴で、様々な防虫グッズに活用されてます。この前100円均一で手に入れた虫除けリングもシトロネラが使われていました。この香りは、汗の臭いや体臭を防ぐデオドラント効果にも優れていて気持ちがいいです。
シトロネラを虫除けスプレーに活用するようになってから、劇的に蚊、ブヨが来なくなりました。香りもよいので、手作りの虫除けスプレーには必ず入れています。
そもそも手作りスプレーはノンケミカルなので、子供に使用するのにも安心だし、安心して家の中でも使用できます。ただし作り方を間違えるとそれぞれが刺激の強いものなので危険で、使用量には注意が必要です。
詰替えセットを使ってボトルへ入れる
無印良品の詰替えセットにはじょうご・スポイト・ヘラが付いています。ヘラはクリーム状のものをボトルに詰替える時に使うものなので、ここでは必要ありません。
ボトルにじょうごを指して、スポイトで作ったスプレーを吸って移し替えるだけです。この時注意した方がいいのが、作ったスプレーをしっかり振ってかき混ぜて置くことです。その上で移し替えると内容物が均等に移し替えられます。
スプレーの大きさは僕の場合は50mlですが、この大きさで3~4日、友人2人に貸しながらでも持ちました。なので、1人で山に出かける、しかも1泊ぐらいだったらもっと小さいボトルで良いかもしれません。
また夏場に木曽駒ヶ岳に登った際に、テント拍で夜中結構寒くて、その次の日の縦走でこの虫除けスプレーを使おうとしたら、メントール結晶が固まってしまって。この状態でスプレーしてもスースーしないから、虫除けの効果もいまいちでした。
お昼を過ぎて暖かくなったら、メントールが溶けてくれて復活したんですが、高山に登る場合はメントール結晶ではなくてハッカ油のほうがいのかもしれません。
参考:オーソドックスな虫除けスプレーの作り方
虫除け対策に、手作りの虫除けスプレーで対策をしています。虫除けスプレーの作り方として多く紹介されているのが、以下の商品を混ぜて作るものです。
- 無水エタノール…10ml
- ハッカ油…20~60滴
- 精製水…90ml
ハッカ油は多く垂らせば、その分香りも強くなって虫除けレベルがアップする実感があります。あまり多すぎると肌が痛くなるので注意が必要です。
しかし、この手作り虫除けスプレーでは効果を実感できず、更にアウトドアで特に効果のある虫よけスプレーを作りました。