雨、泥、砂にまみれ登山靴も相当疲れ果ててしまってます。今日は登山靴のお手入れをしてあげようと思います。
革の登山靴のお手入れ必要な道具
登山靴のお手入れに使用するのは、左からブラシ2種類、革靴用のオイル、布です。ブラシは汚れをとる用のものと、最後に光沢を出す為用のものと使い分けてます。
オイルはコロニルというメーカーの1909シュプリームクリームデラックスを愛用してます。このオイルはシーダーウッドオイル、ラノリンという羊毛脂、フッ化炭素樹脂、いわゆるテフロンの3種類の主要成分から出来ており、革靴に栄養を与えると共に、安定した耐久性を維持してくれる。雨も弾いてくれるから、お手入れ用クリームとして、非常に優秀だと思っていてこれをずっと愛用してます。
一番右にあるのはいらなくなったコットンTシャツの切れはしで、塗ったクリームを全体に馴染ませるときに使います。
Step1:ブラッシング
まずは丁寧に登山靴についた泥や砂などの汚れをブラッシングして取り除いてあげます。汚れがひどければ登山靴の革用シャンプーを使って完全に汚れを取り除きます。
Step2:登山靴のアッパーにクリームを塗る
汚れを取り除き、しっかりと靴を乾燥させたら、次にクリームを塗ります。ここから布を使う人もいると思いますが、僕は指に付けて塗るようにしています。
この方が革にしっかりとクリームを浸透させることができるのと、細かいところまでクリームを馴染ませることができると思ってます。
Step3:クリームを馴染ませる
全体にクリームを塗り終わったら、余計なクリームを拭き取ると共に、全体にクリームを馴染ませ布で磨いていきます。布で磨いていくと少しづつ光沢も出てきます。
Step4:最後に再度ブラッシング
十分な磨きを終えたら、最後のお手入れとしてブラッシングをしていきます。最初に泥や砂を取り除いたブラシで磨いてしまうと、クリームの上から汚れを付着させてしまう事になるので、ブラシは使い分けるようにしています。
お手入れ後の違い
どうでしょう?左がお手入れ前、右がお手入れ後の登山靴です。歴然とした光沢の違いがわかるかと思います。
同じ事を、もう片方の登山靴にも施してあげて完成です。 あとは出番まで、通気性のよい靴箱にしまって寝かせておきます。