長い距離のトレイルランを楽しむときに気を付けて持ち歩いている栄養補給食があります。大きく分けてジェル類、サプリメント、低GI糖液、エネルギー補給食といったものです。これらはお腹を満たす為ではなくて、例えばここ一番に勝負をかけたいとか、力を出したいときの栄養補給、スタミナアップの為に飲んだり、痙攣や足のつりなどを極力抑える為のミネラル補給の為に持続的に飲んだりと、楽しく気持ちよく走る為の栄養補給食です。
色々試していきついた栄養補給食というわけではなく、時と場合によりジェルの種類を変えたりしていますが、今回はその中でもよく持ち歩いているものを紹介します。
エナジージェルはショッツ、パワージェル、スティンガーで、味が美味しいというので選びました。ショッツのエナジージェルはカプチーの味でカフェイン入りです。カフェインが入っていることで、脂肪燃焼の促進と筋肉痛の軽減、集中力の向上、脳疲労の軽減といったメリットがあり、『ここで力を出したい』と思った時に補給するエナジージェルです。
パワージェルは梅味が好きで選ぶことが多いです。梅味以外にも色々な味がある中、梅味のみクエン酸が含まれているので、疲労回復にいいと思ってます。パワージェルはナトリウムの含有量が多いので、筋肉の痙攣や、足のつりの原因にもなる、汗で失ったナトリウム補給にも良いので、トレイルランの中盤あたりで摂取することが多いジェルです。
スティンガーはオーガニックはちみつをベースにクエン酸やミネラルが入ったフルーツスムージー味のジェルです。パワージェルの前に摂取することが多く、同じような効果が見込めます。
ミネラルを補給するためのサプリメント
塩熱サプリはトレイルランをする時には必須の栄養補給サプリとして持ち歩いてます。これは電解質を素早く補給できるサプリメントでパフォーマンス維持に役立ちます。汗をかくことでビタミンCとBが失われやすいんですが、これらを多く配合しており、さらに、水分吸収を高めるブドウ糖とクエン酸も配合しているから、足のつりがしにくくなると思ってます。またパフォーマンスが落ちて疲れやすい身体になりにくく、お守りのように飲むようにしています。
ベスパハイパーは見た目と名前の通り、ここ一番に力を漲らせたいときの最終手段的に飲んでいます。はちみつ、ローヤルゼリー、プロポリス、スズメバチ抽出液、ビタミンC、クエン酸が原材料で、いかにもハイパーになれそうですが、その通りで「もう無理~!」という弱気が吹っ飛びます。
何度も飲み続けていて同じパフォーマンスを感じるかというとちょっと違って、やっぱり最初に久しぶりに摂取した時の方が、インパクトが強いように感じます。これは人ぞれぞれ違いがあると思います。
りんご果汁を濃縮したのち、細密フィルターで糖分以外を極限まで濾過して作ったというアップルハニーは低GIで血糖値を上げにくい食品なので、インシュリンの大量分泌を抑えることができます。いわゆる安定したパフォーマンスの発揮や生活習慣病のリスクを低減できるので、普段からも気にしているといいと思います。
マグオンはマグネシウムを補いたい時に飲んでいます。汗をかくことで奪われる必須ミネラルのうちのマグネシウムを、効果的に補うサプリメントです。素早く溶けて急速チャージが可能なので、例えば筋肉疲労や足のつりなどの軽減に役立つと感じてます。
井村屋はようかんで有名なメーカーですが、ここから発売されているスポーツようかんはワンハンドで手軽にエネルギーと塩分を補給できる優れものです。1つ税抜き100円というお手頃さも大好きです。
これ1本で171キロカロリー=ごはん約一杯分のエネルギー補給が可能で、トレイルランに限らず登山にもよく持ち歩いてます。