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熊野古道小辺路ファストハイク-1泊2日のギアリスト」

熊野古道小辺路ファストハイク-1泊2日のギアリスト」

熊野古道小辺路とは

古道といえば・・・どんな道を思い浮かべますか?

古い時代の交通路で、石畳みの道、山あり、谷あり、茶屋もあって、休憩しながら歩く、そんなイメージではないでしょうか。

日本で一番有名なのは、世界遺産の「熊野古道」だと思います。

今回、私が歩いたのは、「熊野参詣道小辺路」というルートで、真言密教の総本山・高野山と熊野本宮という二大聖地を、最短距離で結ぶ参詣道です。

伯母子峠、三浦峠、果無峠など標高1,000m級の峠を超え、距離約70Kmのロングトレイルとなります。

2泊〜3泊で歩くのが一般的ですが、少しでも早く走るために装備を軽くしました。そんな軽めの装備を紹介します。

ギア選び

小辺路を踏破するためには、装備の軽量化は必須ですので、必要最小限の装備としました。

そして楽をするためにトレッキングポール、雨を快適に歩くために、レインウエアと傘の組み合わせにしました。

主なギアは次のとおりです。ベースウエイトは約3.65Kg(トレッキングポール含む)でした。

主なギア一覧

就寝用具

最低気温5℃想定。ダウンハガー#5、エスケープライトヴィヴィ、ULpad15+、X-pillowを持っていきました。合計で771g。

ちなみに、この日の最低気温は約13℃でした。

飲食用具

必要最小限の装備にしています。400FD、マルチディッシュ、チタニウムストーブ、チタニウムウィンドスクリーン、フォールダーカップ、固形燃料ケース。合計で119g。

スイングライトフレックスアンブレラ

2日目は、雨予報で樹林帯歩きということもあり、レインウエアと傘を持っていきました。私は眼鏡をかけていて、雨の山歩きはレンズに水滴がつくので本当に憂鬱です。

傘は、EuroSCHIRM(ユーロシルム)のスイングライトフレックスアンブレラを使っていて、64cm、221gです。持ち手は必要最小限ですが、握りやすくて、長時間持っていても疲れませんでした。少し重くなりますが、傘のおかげで雨の小辺路を気持ちよく歩けました。青の縁取りも気に入っていて、街でも普通に使っています。

ちなみに、バックパックが濡れないように後ろが長く、グリップをショルダーハーネスに固定できる傘もあります。EuroSCHIRMのスイングバックアップハンズフリーという商品で、とても気になります。

▲必要最小限なグリップ。端部の膨らみや凹凸が絶妙に握りやすい。

▲傘の大きさも必要最小限。ザックは割と濡れます。

▲スイングバックアップハンズフリー。傘はバックパックを濡らしてしまうことが欠点ですが、それをカバーしたデザイン。両手が空くのも良い。

トレイルコルク

脚の負担を軽くするためにトレッキングポールを使って歩きました。長さを調節できるBlackDiamondのトレイルコルクは、下りでちょうどいい長さに伸ばせるのが良かったです。長さは最大で125cmあれば十分なのでWsを使用。ワンポールテントにもちょうどよく、コスパが良いトレッキングポールだと思います。コルクの質感や握りやすさも好きです。重さは486g(2本)と軽量ではありませんが、振りやすさ、汎用性(付属品にスノーバスケットも!)、コストを考えるとバランスの良いトレッキングポールです。

ザックのminiにも収まりが良く、取付け、取り外しが簡単だったので、相性が良いと思いました。

▲miniへのトレッキングポールの取付けも良い感じ。

小辺路を歩く

▲11月は紅葉が美しい。

▲ススキも美しい。

▲杉林を歩く。

▲杉の防風林

sdr

▲中毒的に美味な山歩き中のコーラ。

▲伯母子峠にある小屋。野営できそうな平場や小屋は多い。

▲とても良い雰囲気の薪がある小屋。

▲11時間歩いた三浦峠の東屋の下で野営、ベンチ付き。

▲2日目の雲海な朝。

▲十津川ブルー

▲雨の石畳み

▲水場は多め。

▲2日目の15時頃に熊野本宮大社に到着

▲雨の大斎原大鳥居

▲小辺路と同じくらい魅力的な湯の峰温泉がゴール!

 

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