秋から冬にかけての肌寒い季節に登山やハイキングに出かける際、出番が多くなるのはマウンテンハードウェアのインディアンリッジパンツです。
冬用のパンツは、どうしても厚手で重量が気になっていたんですが、これは300グラム程と軽量でとにかく歩きやすいことが特徴です。
重量以外にも歩きやすさという点において非常に考えられた作りが施されており、その1つにストレッチ性が挙げられます。クライミング用パンツとしても使えることから、足を上げたり曲げたりのハードな動きにもストレッチでカバーしストレスなく履いていられる良さがあります。
マウンテンハードウェアの機能美
もう1つは『エクストリームプレカーブ』という超立体パンツであることです。実はこれが汎用性の高さにもつながっているんです。というのも、このパンツは結構細身なんです。
だからこそ括弧よく履ける良さがあるんですが、細身だと幾らストレッチ性が高いとは言え、足曲げ時の干渉が気になりがちです。だけどこの超立体パンツは脚の形に合った立体構造を造りだすために、グローブの構造技術をパンツに応用しているんです。だからフィット感がありながらも、スゥーと足を曲げられる。
そうして普段着としても全く違和感なく履けるのは、細身でありながらも見た目もテクニカルな感じがなく余計なポケットもないシンプルな作りだからだと思います。
マウンテンハードウェアのインディアンリッジパンツのポケット
最後にサイドとバックにあるポケットなんですが、すべてにジッパーが付いているんです。クライミング時に激しい動きにもポケットの中のものが外に出ないようにした作りなんだと思いますが、これが結構色々なシーンで有効活用できるんです。
僕は右利きなので、右サイドのポケットは財布にしてしまいます。そうすると財布は必要なくなるんですね。左サイドのポケットはゴミ箱です。行動食などで出た袋などのゴミは全てポケットに仕舞っておきます。
ポケットではない前の部分のジッパーは下からも開くようになっていて、用を足しやすいのも魅力的です。