様々なシーンで応用幅の広いカトラリーとして最近気に入っているのはForpoon(フォープーン)。これフォーク、スプーン、ナイフ、そしてトングという4種類の機能を合わせもった例がない日本製のカトラリーです。
ロボットのような見た目は、手元のスナップロックと呼ばれる部分を回したり、はめたりすることで4つのカトラリーに変身してくれます。
カトラリーに求めるものは丈夫、そして食事をしやすいということで、しゃもじのようにお米をすくおうとしたら、カトラリーがポキッと折れてしまった、なんてことがないような安心感を求めています。
Forpoon(フォープーン)が採用している素材
Forpoon(フォープーン)が採用している素材は樹脂の中でも強度と耐熱性に優れた66ナイロンを使用しているので、安心して使える良さがあります。組み立てたり分解するような事ができるForpoon(フォープーン)においてポキッと折れる心配がないのは大事なことです。また24グラムという軽さも魅力の1つです。
Forpoon(フォープーン)スプーンからフォークへ
食事をする時に一番出番が多いのは、僕の場合スプーン、次にフォークだろうか。山での食事は満腹感を持続させたいこともあってお米を持ち歩くことが多いです。これを山の上の美味しいお水を使って炊くというのが、僕なりの贅沢な時間です。この時にホクホクのお米をスプーンを使って頬張る、おかずにはお肉だったり、その時々で変わるのだけど、おかずを食べる時にはフォークの出番が多くなります。
そんな時にForpoon(フォープーン)であれば、手元のスナップロックをくるりと反転させて、「カチッ」と音が鳴ればフォークに早変わり。これを片手で切り替えられるというのもForpoon(フォープーン)の魅力の1つです。
また長い縦走だと、お米と麺類を交互に、食事に取り入れて楽しむことが多いので、Forpoon(フォープーン)という選択肢は抜群です。
スプーンとフォークが対になったスポークも好きなカトラリーの1つだけど、液体状のものが献立に入ると途端に手がベトベトになりがちで、ここにストレスを感じる事もしばしばでした。しかしながらForpoon(フォープーン)は持ち手はずっと持ち手のままで、ベタベタするという事が皆無です。
使い勝手のよいフォープーンのトングとナイフ
ちょっと贅沢な食事や、仲間といく山行でベースキャンプを楽しむ時に本領を発揮するのがForpoon(フォープーン)です。それはナイフに変わるんじゃなくてナイフとトングに分離するという点です。トングと聞くと野菜を掴んだり、麺類を掴んだりして仲間と分けっこするためのツールというイメージが強いと思います。もちろんそういう使い方も出来るんですが、トングを小さなマイ箸的に使えば、立派なカトラリーとして使用できるんです。
鶏もも肉のソテーや、ステーキを焼いて各自のお皿にのせる。「さあ、戴きましょう」なんていう時に、周りではかぶりつく。これはこれで野人的で嫌いではないのだけれど、Forpoon(フォープーン)をナイフとトングに分離させれば上品に食事を楽しむことができるんです。
そして使ってみるとよくわかるんですが、このトングが非常に使いやすい。テーブルがないようなシチュエーションにおいて、(例えば僕の場合は渓流域で野営をするときに)食材を切る時には安定感がないので、食材を抑えておくのにトングというのが非常に便利なんです。
衛生面でも安心なForpoon(フォープーン)
こうして使い終わったら、スナップロック、トング、ナイフと全てをばらばらにできるので隅々まで綺麗に洗えて便利です。