秋口から冬~春にかけて出番が多くなるのがフリースなんですが、着心地の良さ、快適性において、これ以上のものには出会ったことがないという程に気持ちの良いのがHOUDINI(フーディニ)のパワーフーディで、このパワーフーディよりも薄手のフリースを採用しているのが、アウトライトフーディです。
商品概要
ブランド | HOUDINI |
商品名 | アウトライトフーディ |
商品説明 | Power Houdiと同じ素材を使いつつも、幅広い用途に使えるようPower Houdiの2/3ほどの薄さに仕上げてあります。 |
価格 | ¥26,400 (税込) |
重量 | 395g |
素材 | Polartec® Power Stretch® Pro Light 59% Polyester, 33% Polyamide, 8% Elastane |
管理人の評価・レビュー
総合評価 | ★★★★☆ |
快適性 | ★★★★★ |
軽量性 | ★★★★☆ |
コンパクト性 | ★★★☆☆ |
コストパフォーマンス | ★★★★☆ |
HOUDINIとは
90年代初頭、先鋭的な登攀テクニックで知られていたスウェーデン人の女性クライマーのロッタは、クライミングの最中に危機的な状況に直面しました。進むことも退くこともできず、もはや為す術がなくなったときに彼女の口をついて出たのが、脱出マジックを得意とする伝説のマジシャン“ ハリー・フーディニ” の名前でした。するとたちまち奇跡が起きて、ロッタは、無事生還を果たすことができたのです。この不思議な体験から、いかなる過酷な状況にも耐え得る高い性能と魔法のような着心地の良さを兼ね備えたアウトドアウェア[フーディニ/HOUDINI]が生まれました。
フーディニ アウトライトフーディの生地
素材にはポーラテックのパワーストレッチプロライトを使用しています。この素材は汗をかいても透湿性が優れているので皮膚をドライに保ってくれます。内側のソフトな素材で湿気を吸収して外に逃がしてくれ、それでいて暖かい。アクティビティ中、例えば登山でハイクアップをしていたり、稜線の風が強いところでトレイルランをする際にも、しっかりと体を温めてくれながら、余分な湿気を外に逃がしてくれます。
フーディニのパワーフーディもアウトライトフーディも冷気が体の中に入ってこないようにする為の、高めの襟が特徴なんですが、行動中暑くなってきたら、まずはこの襟もとのジッパーを下げて冷気を取り込んでます。これで結構涼しくなるんですが、それでも暑ければ、ダブルジッパーなので、ベンチレーションのように下からジッパーを開けて前身頃の上からも下からも冷気を取り込んで、汗を抑えることができます。
首を温めるということが、体を温めることにつながるということがよく解ります。パワーフーディやアウトライトフーディの冷気の侵入を防ぐ高めの襟は、山で体を冷やすことのリスクを重んじて作られたんじゃないかと思います。
フーディニ アウトライトフーディの着心地の良さの秘密
ポーラテックのパワーストレッチプロを採用したウェアは他にもあるんですが、フーディニのアウトライトフーディのこの着心地の良さは何が原因なのか?僕はアウトライトフーディの着心地の良さにおける特徴が3つあると思っていて、それはストレッチ性と軽量性と人体の構造に基づいた立体的な作りだと感じてます。
フーディニ アウトライトフーディのストレッチ性
ストレッチ性においてはポーラテックのパワーストレッチプロライトの、体を包み込むように4方向にストレッチする特徴の凄さで、アウトドアアクティビティにおいて、大きな動きを妨げない良さがあります。ストレッチといっても様々で、僕がフーディニのアウトライトフーディを着ていて思うのは、伸びた後に元に戻ろうとする力が程よいんです。身体が自然に元に戻るスピードと同じくらいという、漠然ですがそんな動きを妨げない良さを感じます。
フーディニ アウトライトフーディの軽量性
軽量性においてはアウトライトフーディの重量360グラムで非常に軽いです。実際に着てみて解ると思いますが、軽いマントを羽織っているような、全く重さが気にならない良さがあるんです。ずっと着ていたい心地よさを感じます。
フーディニ アウトライトフーディの立体裁断
立体的な作りは随所に見ることができます。細かく見てみると、体の可動部位を避けて縫製されているんです。また手の甲側を長めにした袖口のカッティングなども非常によく考えられていて、気持ちよく過ごすことができます。襟もとを一番上までジップアップしても全く苦しくないんです。柔らかく気持ちの良いマフラーをまとっているような感覚に近いです。
フーディニのカラーバリエーションも好きで、彩色が派手でなく、アースカラーが多いんです。だからタウンユースにも最適で、アウトドアだけで着るのはもったいないから、家でも外出時にも、とにかく出番が多いです。
アウトライトフーディはパワーフーディよりも生地が薄いので、タウンユースでは活用幅が広いんです。アウトライトフーディを中心に考えるとレイヤリングが簡単なんです。寒さが厳しければインナーを長袖にして、上にアウターを重ねてアウトライトフーディをミドルとして活用すると、汎用性の高さもいいところです。