2023年28日目の山行は近畿最高峰の八経ヶ岳、弥山へ。
初心者の頃登った時はきつめの雨が降っていたこともあり、しんどい記憶しかなくて、それ以来避けてきたけど、今回はどうなるのか。
ルート
行者還トンネル西~弁天ノ森~聖宝ノ宿跡~弥山小屋~弥山~八経ヶ岳ピストン
- 距離…10.5㎞
- 累積標高差…
1,125m
1,125m
- お手洗い…駐車場、弥山小屋前
- 気温…終始曇り、ガスで涼しい。下山は回復してきて蒸し暑かった
- 風速…微風、山頂は風強し。
ウェア
- インナー…無し
- ベース…ティートンブロスポリウール
- アウター…アクシーズクインエレメンツソフトシェルのバンドカラーシャツ
- パンツ…ARC’TERYXガンマLTショートパンツ
- グローブ…アクシーズクインメッシュグローブ
- 帽子…クレジェットキャップ
- 靴…VIVOBAREFOOTマグナライトSG
- 防寒着…無し
- レイン…サロモン
体験レポート
約10年前に登った時はアクセスから苦労した。
行者還トンネル西側の駐車場に最短でアクセスする309号線(みたらい渓谷から続く道)が通行止めで、東側(大台ヶ原に行く時に使う169号線)からアクセス。
しかも真っ暗の中、道路に落石が多数あって、下車して落石をどける等、道も細くかなりスリリングな道。
そして終始雨強くしんどかった記憶しかないため、大峰にはちょくちょく行くけど八経ヶ岳は久しぶり。
八経ヶ岳への苦手意識を克服したい。
そして、数日前にデビューしたVIVOのマグナライトSGを今回もチョイス。初回(稲村ヶ岳~山上ヶ岳周回)は距離が長く、スピードも早かったこともあり膝がかなり痛くなったから(普段は痛くならない)、それも今回の課題。
駐車場へはスムーズにアクセス出来たけど、お手洗い等の準備していたら霧雨が。天気予報は昼から回復傾向。
それを信じレインウェアを着用せず山行開始。樹林帯なので雨は問題なし。
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初っぱなからきつい登りやった記憶やけど、よく整備されていてとても歩きやすい。靴の感触を確かめるようにゆっくり、でも一定の早さを意識して。
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弁天ノ森、聖宝ノ宿跡等、随所に休憩スポットがあるため、適宜行動食や水分補給しながらザックを下ろすような休憩はせずにマイペースにゆっくり。
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満開のバイケイソウ、広葉樹の樹林帯、苔を堪能し、木の階段を越えれば弥山小屋到着。
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ここまで、え、こんな楽な山やっけ?っていうくらい順調に進んでこられた。
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とりあえず弥山山頂まで行き、そのまま八経ヶ岳へ。
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八経ヶ岳までは一旦70m下って100m登り返し。それの往復。
そうや!その往復がしんどいんや!と油断せずにゆっくりと歩く。
途中、オオヤマレンゲの群生地となるけど見つけられなかった。
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そうこうしているうちに、コル、八経ヶ岳山頂とあっという間に到着。やっぱりしんどくない。
山頂は見事にガスで強風と雨もあって展望無し。すぐに冷えて寒くなるので弥山に戻る。
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弥山小屋へもあっという間に戻ってこられた。小屋付近にはテント泊、日帰り等様々な人がたくさんいて三連休初日であることを思い出した。
ゆっくりと昼食休憩。
1枚シャツを羽織れば寒くなかった。
下山開始。
ここまでくればさすがにしんどい山、から楽しい山に記憶を更新できそう。
あとはマグナライトSGに慣れることを目標にしよう。
雨やガスの影響で地面は濡れている。
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テキトーな足捌きをしているとやはり滑る。特に木の根っこ等。
でも、足にしっかり意識を集中し、指を地面に刺すようなイメージで歩けば滑りやすいであろう場面でもグリップ抜群なことを知ることが出来た。
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途中、めちゃくちゃカッコいいザックを背負った人が登ってくる。一瞬でブラマンキのブロン(60L弱)であることに気付いた。
これまで出会ったどのザックよりも楽に背負うことが出来て、かっこよくて、作り手の想いが伝わるザック。
お声がけさせていただき少し語り合った。写真も撮らせていただいた。
年末に予定しているキャトル(40L)が更に楽しみになった。
下るほどに天気は回復し青空が見られる瞬間も。気温も上がりかなりムシムシしてくる。
初めから天気良かったら暑くて堪えてたかも。
一番の問題である膝も痛くなること無く無事下山。
ゆっくり一定の早さで歩いたことで足への普段は小さく抑えられたと実感。
3日前にもお世話になった天ノ川温泉木木の湯でさっぱりして帰阪。
苦手な山から楽しい山に記憶も更新できて嬉しかったし、次は別ルート(双門の滝ルート?!)にもチャレンジしたい。