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南アルプスを一望する眺望が魅力の高峰-南駒ヶ岳の初心者向けから中級者向けの難易度別登山ルート紹介

南アルプスを一望する眺望が魅力の高峰-南駒ヶ岳の初心者向けから中級者向けの難易度別登山ルート紹介

中央アルプスに位置する南駒ヶ岳は百名山から惜しくももれたという逸話が残っている魅力を持つ山です。山頂からは中央アルプス随一ともいえる素晴らしい展望が広がっています。高山植物も豊富で、登山者の目を楽しませてくれます。今回は南駒ヶ岳の3つの難易度別登山コースと、アクセス、駐車場情報を紹介します。

南駒ヶ岳の基本情報と魅力

南駒ヶ岳稜線

南駒ヶ岳は標高2841mで中央アルプスに位置し、長野県に属しています。擂鉢カールという地形があり、独特の景観を作っています。春に「五人坊主」と呼ばれる雪形が現れ、農作業開始の目安となっていたことも知られています。

特に夏は高山植物で埋め尽くされ、登山客の目を楽しませてくれます。山頂からの眺めも素晴らしく、中央アルプスはもとより、南アルプス、北アルプスの山々、八ヶ岳も見ることができます。

秋には山頂直下のカール「擂鉢窪」で、ナナカマドなどの美しい紅葉を見ることができます。紅葉の見頃は9月下旬から10月上旬です。

山の名前南駒ケ岳(みなみこまがたけ)
標高2841m
都道府県長野県
エリア中央アルプス
詳細情報南駒ヶ岳の詳細

魅力その①山頂からの眺め

南駒ヶ岳山頂

南駒ヶ岳の山頂からは遮るもののない360度の大展望が広がっています。中央アルプス、南アルプス、槍ヶ岳や穂高連峰などの北アルプスの山々も目にすることができます。

魅力その②カール地形「摺鉢窪」

「摺鉢窪」のカール地形

山頂直下に「擂鉢窪」と呼ばれるカール地形があり、独特の景観を作っています。

魅力その③高山植物

ハクサンイチゲの花

擂鉢窪に高山植物の大群落があります。シナノキンバイ、ハクサンイチゲなどの高山植物が咲き乱れています。高山植物の見頃は7月、8月です。

南駒ヶ岳のおすすめ登山コース

【爽快な稜線歩きが魅力の初心者向けコース】駒ヶ根高原~空木岳~南駒ケ岳ピストンコース

1日目
駒ヶ根高原→1時間20分→池山林道終点→1時間→池山小屋分岐→2時間→大地獄→1時間50分→分岐点→1時間→駒峰ヒュッテ

2日目
駒峰ヒュッテ→15分→空木岳→1時間30分→摺鉢窪分岐→30分→南駒ヶ岳→20分→摺鉢窪分岐→1時間50分→空木岳→10分→駒峰ヒュッテ→45分→分岐点→1時間→大地獄→1時間20分→池山小屋分岐→50分→池山林道終点→1時間→駒ヶ根高原

必要日数1泊2日
総コースタイム※16時間40分
休憩時間目安4時間10分
累積標高2554m
難易度★★☆☆☆

※総コースタイムは休憩時間を含めない時間。

歩きやすい初心者向けのコースです。空木岳から南駒ヶ岳の間は、眺望のよい爽快な稜線歩きが楽しめます。

駒ヶ根高原

標高850mの菅の台バスセンター駐車場に350台の駐車スペースがあります。料金は一日500円。トイレ観光案内所も備えられています。登山ポストは空木岳登山口まで行くとあります。

登山コース紹介

1日目

駒ヶ根高原を出発して、林道を進みます。

池山尾根登山口の標識

新池山小屋には水場があるので、水を補給していくとよいでしょう。

尾根に出ると、「大地獄」「小地獄」という細い箇所が現れます。鎖や階段が整備されているので難易度は高くありません。

分岐点を右に進むと、花崗岩の巨石「駒石」が現れます。花崗岩の巨石群が作る景観は空木岳の魅力のひとつです。

駒石

さらに進むと宿泊地の空木岳駒峰ヒュッテに到着です。

空木岳駒峰ヒュッテ

空木岳駒峰ヒュッテは素泊まりのみで食事の提供はありません。食事は各自で持参する必要があります。料金は一人6000円。

2日目

駒峰ヒュッテを出発して、空木岳山頂へ向かいます。

15分ほどで山頂です。山頂からは素晴らしい眺めが広がっています。

空木岳山頂

空木岳を下り、南駒ヶ岳方面に向かいます。眺めのよい爽快な稜線歩きを楽しめます。鎖場が出てくるので注意深く進みましょう。

眼下に摺鉢窪カールが見えます。夏なら高山植物で埋め尽くされ、美しい光景を作っています。

やがて南駒ヶ岳山頂に到着です。遮るもののない360度の大展望が広がっています。中央アルプス、南アルプス、北アルプス、八ヶ岳などの姿を見ることができます。

山頂を出て、空木岳方面に下ります。あとは往路を通って駒ヶ根高原に下ります。

【3つのピークを踏む充実のコース】伊那川ダム~越百山~南駒ヶ岳周回コース